5/4(火)

スポット→「相田みつを美術館」(東京国際フォーラム内B1)<千代田区丸の内3−5−1>


 さて、私は2004年のGWに、東京千代田区の国際フォーラム内に移転した「相田みつを美術館」へ行ってきた。
2004年現在、この美術館では「相田みつを生誕80周年」の特別企画展をやっているのだ。

 まずは、美術館の情報を。

 開館時間:午前10時〜午後5時30分
        (※入館は午後5時まで)
 休館日:月曜日(祝祭日は開館)
 入館料:一般・大学生800円
     :中・高校生500円
     :小学生200円(税込)
 ※ミュージアムショップは入場無料
 ※幼稚園以下・身体障害者及び付き添いの方は無料、70歳以上の方は500円、団体割引あり

 それと、私が見てきた特別企画展の日程は、
 前期:2004年3/2〜5/9
 後期:2004年5/11〜7/4


 場所は、山手線「有楽町駅」を下車。駅の斜め向かいにある「東京国際フォーラム」のガラス棟地下1階である。
 相田みつを美術館のホームページ
 「相田みつを美術館
 URL:http://www.mitsuo.co.jp/



 「東京国際フォーラム」
 東京国際フォーラム


 東京国際フォーラム画像 東京国際フォーラム画像
 左の画像の右側及び、右の画像の左側が「東京国際フォーラム」の「ガラス棟」です。この地下1階に「相田みつを美術館」があります。


相田みつを美術館
東京国際フォーラムガラス棟地下1階フロアー

 ガラス棟に入り、エスカレーターを降りると、この地下1階フロアーに出る。この画面の奥に「相田みつを美術館」がある。


 相田みつを生誕八十年「特別企画展」
 ちなみに、ガラス棟エスカレーターの手前にこのような案内板があった。

 相田みつを美術館特別企画展案内
 そうして、地下フロアーを奥に進むと、このような標識がある。この右手側奥に美術館の入り口がある。
 標識の文字は「相田みつを生誕八十年」


 美術館入り口
 これは、美術館の入り口にあった。書いてあるのは、相田みつをの書である。
 「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」


 ちなみに、館内は作品保存のために撮影不可能である。

 パンフ及び割引券など
 これは、美術館でもらったパンフおよび、割引券など。
 この日、見学に来た別の方々が「一緒に入りませんか?」と声をかけてくれた。話を聞くと、団体割引券を持っていたらしく、2人で5人分の割引券を使うのももったいないので一緒に入ろうとのことであった。ありがたく一緒に入らせてもらった(300円割引)。


美術館を回って
 さて、この日美術館を回った。
 館内では「相田みつを」のインタビューを録音したCDを回している箇所もある(約17分間のメッセージ)。
 全体を回るのには1時間もあれば十分である。

 ただし、今回はGWであったためか、企画展内部は人で混雑していた。普段であれば、もっと早く見て回れるだろうし、もっとじっくりと鑑賞できただろう。

 なお、各展示の脇には、英語でもタイトルが併記されている。


 今回は企画展であったため、初公開の作品などもあったようだ。ちなみに、夏には「教科書」に載せられた作品についての展示も行うようである。

 なお、館内にはカフェがあり、休憩もできる。

 さらに、入館料を払わなくても、「ミュージアムショップ」いわゆる売店の利用はできる。相田みつをに関する本であるとか、彼の書を記したタペストリーなどの記念品を売っている。


 さて、回っての感想である。
 相田みつをが書に書いた内容は最もなことだ。その中には「当たり前」だと誰もが思うことが多くある。展示館入り口の「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」などもそうであろう。
 しかし、その当たり前が実行できないのもまた人間であり、だからこその「当たり前」なのだ。「当たり前」は「本音と建前、現実と理想」の表裏一体でもある。人はそれを意識的・無意識的に感じるがゆえに、彼の書に対して何らかの感動を抱かざるをえないのであろう。
 彼は一介の書家であり詩人でもあるが、その素晴らしさは、ともすれば遠い存在である「書」「詩」や彼が信奉した「仏」というものを、誰でも近くに感じられるように表現することを心がけ実践したことであろう。1991年の死後も、老年世代から若年層まで幅広く彼が愛されるのはそういう所以だろうと考える。
 彼の筆使いは非常に優しい。そのやさしさの裏側に彼は何を訴えているのだろうか?
 美術館を回るというのは、一種の精神的側面の勉強でもあるのだが、この展示を回って何かを得るだろうか?
 我々がともすれば見落としがちな、あるいは蓋をしたがる現実とはなんであろうか? また、我々は何がゆえに豊かであり貧困であるのだろうか? そもそも「豊か」とは豊かであり、「貧困」とは貧困であるのだろうか? 彼はそうしたことに対しても鋭敏に反応し、書にしたためている。
 ぜひとも一度見てきて、自分というものを見つめていただきたい。

Travel reportへ戻る

TOPへ戻る