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みなみけ
作者:桜場コハル
ヤンマガKC
講談社
現在5巻まで |
(登場する姉=この娘をチェック!!)
・南ハルカ(1巻〜)
(個性派キャラが盛りだくさん!)
・南カナ(1巻〜)
・南チアキ(1巻〜)
他にもたくさんで書ききれない…………みんな魅力的。時々変態。 |
<追加情報:2007年10/3>
・4巻発売しています。藤岡はやはり羨ましいです。
・テレビ東京にて10月7日(日)深夜25:30〜、TV放映開始!! |
<追加情報:2008年3/31>
・5巻……気持ち悪い保坂先輩が、2コマしか出ていません(しかもセリフなし……)
・ナツキ君が随分出てくる……というか、ハルカ姉様……くっついちゃえ!
・TV版、とうとう終了(涙) |
さて、今日紹介したいコミックは、桜場コハル先生の「みなみけ」です!
南家の3姉妹を中心軸に、各姉妹が通う小中高校のキャラも交えたコミックです。
この本に初めて出会ったのは、2005年でした。
いや、本当に面白い。どういう意味かは、1回8ページでこれほどテンポ良く、かつ奇妙な面白さでおとせるものなのかと…………。
半ば変態なキャラから、正真正銘のバカ。それに普通すぎて被害者になる娘におじさんなど……個性豊かなキャラをかくも巧く描いたコミックです。ぜひとも買って欲しい!!
さて、キャラが多いので、南家三姉妹に焦点を絞ってコミックの雰囲気を紹介したいと思います。
見たらぜひとも買うと良いかなあと。
まずは、南家3女(小学5年生)の、チアキから。
チアキ「いや、
ほんとならお前がどれほどのバカか千の言葉を用いて罵ってやりたいところだよ。
でもいかんせん、私の舌はそんなに早く回らないんだ」
このように、次女カナを毎回『バカ野郎』扱いするのが、三女チアキです。
小学生とは思えない程の弁舌の達者ぶりと、『姫』の異名を持つ妙なプレッシャーを与える娘です。
でも…………
チアキ「うるさいよ、バカ野郎!」
と言われたいんですよね、きっと……我々読者諸氏は……
このドMめ!!
でも……それが……たまらないんでしょ?
次は次女カナ(中学2年)
とにかく、元気で闊達な娘さん。そしてバカ。
カナ「ケイコ。メガネかして」
ケイコ「なんで?」
カナ「考え事するときメガネかけてれば、
頭よさげに見えると思って」
それは正真正銘のバカにしか言えないことだよ…………
さて、こうした姉妹をまとめており、南家の家事・家計の一切を取り仕切っているのが、
長女のハルカ(高校2年生)です。
この方がハルカ姉さま。
美人でスタイル抜群。器量良しで何でもこなせて、2人の姉妹の面倒を見る健気な娘です。
……なんで家に両親いないんだろ?
ハルカ「なんだ、こんなにお客さん来るなら
何か準備しておけばよかったね」
学校から疲れて帰ってきて、最初にこのセリフ。
普通言えませんよ?
面倒見も良い、最高のお姉さんじゃないですか?
私ならば絶対に姉に欲しいですよ!!
しかし!!
南家の長女は、それだけでは務まりません。
下の姉妹2人のケンカを力で抑え込めるだけの力量も持っています。
ちなみに、中学時代は『番長』と恐れられていた伝説あり!
トウマ「あれは……
カナが以前言っていたハルカの必殺技。
アイアンクローフロムキッチン対面式!!」
思わず解説したくなるほどの見事なワザです。
ハルカ「あ、トウマ来てたの」
トウマ「お邪魔してます!」
姉妹2人を抑えて、なおこの余裕。
来訪していきなりコレに遭遇したら、大きな声で上官に敬意をしめすように挨拶せざるを得ないでしょう。強いものに従ってしまうのは、生物としての本能が成させるワザです。
このような魅力的な姉妹3人を中心軸に、毎回思わず何でか分からないけど、本当に何でかわからないけど、奇妙なツボをついてくるマンガです。
コミックの評判も高いようで、書店で結構置いてあります。
一気に全巻揃えて一気読みされてしまうことを、とにかくオススメしてしまいますよ!
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