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サクラ町さいず
作者:松田円
マンガタイムコミックス
芳文社
現在7巻 |
(こんな息子なら欲しい!!)
・春田信一朗(1巻〜)
(こんな若奥様が欲しい!!)
・山崎さん(1巻〜) |
<追加情報:2006年6/5>
・新キャラクターも登場し、ますます面白い第三巻発売中です♪ |
<追加情報:2007年2/13>
・やはり、山崎さんの若奥様は……最高です!! |
<追加情報:2008年4/30>
・5巻発売は、昨年10月のことでしたが、買い損ねていました。追加情報大幅遅れ(汗)
↑中学生達が主人公のコミックなのに、私がいつも見ているのは山崎の若奥様です♪
こんな問いかけをされたら、迷わず奥さんの方を食べますけど……正しいですよね?
↑ちなみに、そう言って最初に出されたのは近所で評判の菓子屋さんのバレンタインチョコ♪
↑奥さんが後ろ手に持っている『残骸?』が、奥さん手作りのバレンタインケーキ……!?
旦那様のこの直後の行動は…………
「やっぱり好きな物は先に食べたいかなー。我慢できないよー」
旦那様……さすがです!!
どんな「残骸」でも、やはり「奥さんの手作り」が優先順位上なのがさすがです。 |
<追加情報2009年2/5>
・5巻に続けて買い遅れました。6巻発売は、昨年11月でした。
・相変わらず、信一朗君たちの学園生活は面白そう。登場人物を全体的に丁寧に扱っている感じがして、変らず好感の持てるコミックです。
ひろえ「でも、手作りのプレゼントって、やっぱりポイント高いよねー…」
こちらは、信一朗君に片思い中のひろえちゃんですが……
なるほど、確かに手作りプレゼントはポイント高いですね!!
……………………
信一朗「モノと人による…と言っておこう」
信一朗君の脳裏に浮かぶのは、お隣の山崎家の若妻、真澄さん。良い笑顔です。
真澄さん……手作り料理……が劇薬に見えます……
私の大好きな真澄さんは、変らず登場頻度が高い!!
そんな真澄さんは、お菓子屋さんでパート中。
笑顔の似合う人なので、お客の評判も上々な感じ。
そんな真澄さんには夢がありますが…………
信一朗「スナイパーになるんですね」
真澄「パティシエです」
真澄さんの料理では……無理ですよ……
日常の中に、温かく楽しい出来事一杯の、サクラ町さいず……オススメです!
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<追加情報:2010年4/2>
・7巻、既に発売中です。2009年7月に発売しておりました。
7巻も、生徒たちの色々な話題から、先生達の話題まで……楽しい中学校ライフ!
面白いところはたくさんあるのですが……
やはり、私が大好きで仕方がない……近所の若奥様である真澄さんを……
今回もお届しなくては!!
料理以外は全てパーフェクトと思える真澄さん……
今までも彼女への愛を語り続けてきました。
そんな彼女にも悩みが…………
真澄「夏休み? そうね大変だけど…」
信一朗君達中学生は夏休み。
信一朗君は自宅では家事の出来ない頼りない養父を養っているので……
夏休みは大変で仕方がない……学校がある時は世話を焼かなくて済むので助かっているのです。
そんな彼が、近所の美人若奥様真澄さんに、子供が夏休みで大変ではないか聞いてみれば
確かに子供が家にいて大変……でも…………
真澄「最近ツトムが料理を覚え始めたの。
夏休みの自由研究にもするんだ! って」
真澄さんの家の人々は、真澄さんにすごく優しいです。
この子供も小さいうちから料理を覚えようとは感心です。
…………ところが…………
真澄「たまご焼きは英語でスクランブルエッグって言うのよ」
料理の苦手な真澄さん……失敗作を作っては……
子供に違う知識を植え込んできました…………
そんな中、子供が料理を学び始めては…………
真澄「我が家の常識が覆される時が来たのね…」
信一朗「常識…?」
真澄さん、自信を持って!!
料理が出来なくたって、真澄さんは世界一素敵な美人若奥様です!
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さて、今日紹介するのは、松田円先生の「サクラ町さいず」です。
中学生の主人公たちの、日常を描いた4コママンガです。
何か強烈な「萌え」という要素もなく、無茶苦茶笑えるというマンガでもありません。
ですが、何気ない日常の描写がとっても共感できて落ち着けるマンガです。
さて、いつものように何人かの登場人物の紹介で、作品の雰囲気も紹介しましょう。
まず、主人公の春田信一朗君。
中学2年生で、母は他界。現在は養父との2人暮らしです。
彼は、中学2年生でありながら、家事に精通しており、その腕は近所の主婦よりも上。
教職員や、近所の人妻山崎さんに料理の手ほどきをすることがあるくらいです。
養父は、そんな彼に半ば「養われて」おります。
……将来的には、こういう子供が欲しいですねえ……。
さて、そんな信一朗君は実は…………
と、バレンタインのときに、クラスメートの田中ひろえちゃんから聞かれます。
彼女は、信一朗君の事が好きな様子。
この問いかけに彼は…………。
信一朗「えっと……となりの人妻から」
マダムキラー!?
そう……彼は実はマダムキラーなのです(笑)
ちなみに、彼がこのとき貰ったチョコの相手は……
お隣の主婦山崎さん。
ちなみに、意外と登場頻度は高いです。
私の好きな人でもあります。
ただ……料理だけは劇的に苦手な方でして……
山崎さん「……今、一瞬ゴミ捨て場のほう見なかった?」
ちなみに、このときのチョコからは、
緑色の粉が大量に飛び散って…………
信一朗君のお父さんのパソコンの調子が悪くなる被害が……。
ちなみに、家庭でも「苦いチョコ」として大不評……。
山崎さん、ガンバ!!
ちなみに、そんな信一朗君の養父(春田信二)は、
職業が物書きです。
信二「…初恋はソースの香り」
ちなみに、いつも締め切りギリギリの小説家……。
追い詰められていると、何でもネタに持っていきます。
作家としては、
センスがちょっと疑われるような文章ですねえ…………。
信二「タコヤキみたいにまんまるで暖かい君の笑顔に僕は…」
これ……女性に「太ってる」って言ってるのと同義な気が…………。
ちなみに友達同士で初詣。
信一朗君は、去年来たのとは別のトコへ行こうと提案します。
真意は、去年願をかけたのに、背が伸びなかったため……。
彼は、異常なまでに背が小さいことを気にしている中学生です。
だから、「たかが願掛け」では済みません。
証拠に、かなり怒っていますよね、信一朗君。
あまりにも気にしているオーラが出ているので、
友人たちも気がつくぐらいです…………。
ちなみに、1名だけ、
「?」
となって、気がついていない娘がいます。
それがこの鳴瀬はつみちゃん。
彼女のセリフだけは、
何故か全てひらがなです…………
成績は学年トップクラスですが……
それでもセリフは全てひらがな!!
見ての通りの超天然娘です。
果たして、こんな英語は通じるのだろうか?
「あんじゅー?」って…………
敵意がないことは確かに伝わってきますねえ……。
とまあ、こんな中学生たちの学園ライフや、信一朗君の家庭での話がメインです。
他にも、魅力的なキャラが何人か出てきます。
日常を扱う4コマですから、雰囲気からも分かるように、ややスローテンポなトコがあります。
なので、劇的に笑える点は少ないです。
が、日常の話に沿って展開されているので、身近に感じることのできる4コマです。
ムリに「萌え」とかの要素を出さない辺り、好感が強く持てる作品です。
ぜひ、書店で手にとってくださいな♪
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