かりん かりん

作者:影崎由那

角川コミックスドラゴンJr

角川書店

現在11巻
(この娘に萌えろ!!)
真紅果林(まあか・かりん)(1巻〜)
<追加情報:2005年3/2>
・2月末に、5巻が発売されました♪ みなさん読みましょう♪
<追加情報:2005年7/7>
・かりんの6巻発売です!! しかも、アニメ化するらしいです!!
・6巻は、かりんと雨水君の関係が劇的に……あのお母さんの過去も……
<追加情報:2005年10/31>
・7巻発売。雨水君が、果林を抱きしめました押し倒しました(爆)
<追加情報:2006年7/17>
・8巻発売しました!!
・かりんの友人である、時任麻希とかりんの昔の話も収録されています。
<追加情報:2006年9/11>
・9巻発売しました!!
・かりんと雨水君がとうとうカップルになりました!! ……でも、かりん達の身辺を調査するヤツが……
<追加情報:2007年1/1>
・10巻発売!
・かりんのおばあちゃんが…………。
<追加情報2007年4/9>
・11巻発売!!
・今回の主役は妹の杏樹です。とうとう彼女も…………
・杏樹が初めて涙を見せました。 冷静な彼女にもやはり、心の葛藤が……

 ↑『「おめでとう」か……姉想いなこの娘には、つらすぎるひと言だ……』
   パパのこの言葉が、11巻を一番体現していると思います。

 えっと、この話は「在日吸血鬼一家」の真紅家の長女「果林」(女子高生)と、転入生の「雨水健太」「学園ラブコメ」です。
 ただ、
ヒロインの果林は「血を吸う吸血鬼一家」に生まれながら、「血が増える増血鬼」という……吸血鬼としては落ちこぼれ。太陽は平気で、水も大丈夫。ニンニクだって問題ない彼女は、人間社会に溶け込みつつも、吸血鬼の一族として「血に惹かれる」という難しい存在。
 吸血鬼は血を吸った相手の記憶を消すのが慣例らしいのですが、雨水と果林の特別な関係を知った、果林の家族は、雨水君に脅しをかけつつ、状況の推移を見守る模様。
 さて、この「増血鬼」と「果林」と貧乏学生「雨水」との関係はどうなる?
 って感じの学園ラブコメです。





 私がこの「学園ラブコメ」を購入した動機は何かと言いますと……。
 元々ラブコメは好きなので、それに惹かれたのもありますが……後、絵がカワイイのも……
 それ以上に、
裏表紙のコレに惹かれました。




 かりん裏表紙……壊れた人形!?

 この「壊れ人形っぷり」がなんとも言えなかったので……




 と、本来「吸血鬼」ならば、相手の血を「吸う」はず……
 しかし、このヒロインは何故か「血が増える体質」。
 相手の血を吸うのではなく、逆に噛み付いて血を分けないとならない……
 しかも、自分の好みの「血」を持つ人間が側にいるだけで、体内の血が増える難儀な体質。
 相手方の雨水健太がそんな血の持ち主だから、さあ大変……





 真紅……鼻血ブー!!

 血が増えすぎると、こんな風に血を噴出してしまう……

 しかも、吸血鬼として落ちこぼれの彼女は、周囲の人間の記憶を操作することもできず、彼女がこのような「不祥事」をするたびに、家族(とりわけ妹の杏樹)に助けてもらう始末。


 本来なら、雨水君も記憶を操作されるべきなのですが、彼は「果林の秘密は守る」と宣言。真紅一家も、色々思惑があって見守る方向に。


 そんな秘密を共有する2人の間に、

 ラブコメ展開が始まるのは必定!!




 真紅果林……ラブコメ否定!!

 そんな展開になるのを、ヒロイン自覚……

 そして現実からの逃避!!

 なんだか可愛いぞ!! 果林ちゃん♪




 そんな彼女も高校生。
 成績の悪い彼女は、成績優秀な雨水君に、弁当と引き換えに勉強を教えてもらうことに。
 ああ、雨水君の家庭は貧しいので、彼は昼飯持ってないんですね。
 
それで、勉強教えてもらって手製のお弁当を手渡す…………




 真紅果林・雨水健太……ラブコメ展開王道驀進

 これって十分ラブコメ!!

 ふふ……果林ちゃんはラブコメを否定しつつも、

 自分からどっぷり浸かっていますなあ……ふふふ。

 弁当渡すとき、互いに視線をそらすのも、

 ラブコメの王道ですよ♪




 真紅果林……クラスメイトにラブコメ否定!!

 で、クラスメイトの時任麻希(ときとうまき)にまで見られる始末!!

 これ……まさに学園ラブコメの真髄なり!!




 真紅果林……状況説明中

 ヒロインが騒ぎ立てるクラスメイトを、

 捕まえて、

 必死で状況説明を試み、ラブラブを否定するあたりも……


 見事にラブコメの王道さ♪




 と、このコミックは、ラブコメと最初から割り切って読めるので、疲れないで読めるのが助かりますね。
 ラブコメでも、なんかよくわからない関係をたくさん作って、読者を疲れさせるのがありますが……ラブコメならそれで割り切って疲れないようにしてくれるほうが、私個人としては好感が持てます。
 だから、そういう意味でも、このコミックは「学園ラブコメ」としてお勧め♪



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