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ラブやん
作者:田丸浩二(たまるひろし)
アフタヌーンKC
講談社
現在5巻 |
(この男のダメぶりを見よ!!)
・大森カズフサ(1巻〜) |
<追加情報:2005年7/7>
・とうとう5巻が発売です♪
・カズフサ……とうとう28歳に……
・ラブやんが……カズフサの元から離れる日が……!? |
とりあえず、説明の必要もないくらいに「ロリ、オタ、プー」のダメ男「大森カズフサ」(25歳……途中から26歳そして27歳と年を重ねている……そこがさらに痛さを倍増)に彼女を作らせるべく、キューピッドの「ラブやん」が悪戦苦闘するお話。途中から、ラブやんもカズフサに感化されたのか、ダメな天使になってきた気がする……。とりあえず痛い!! ここまで欲望丸出しの漫画はすごいと思う……そんな内容。
……自分で何を書いているか分からなくなってきたよう……。
2巻の最後で、UFOが全世界に出現。
宇宙人が侵略してきたというお話がありまして……宇宙人側は、地球の代表者と宇宙人側の代表者が一対一で対決して、それで地球側が勝ったら引き上げるが、宇宙人側が勝ったら地球を滅ぼすと宣告。
宇宙人がコンピューターで地球側代表をランダム選択した結果、地球側代表者がカズフサに決定(何故!?)
宇宙側の代表(女の子なんですけどね)が、「勝負の方法はなんでもオッケーじゃ。好きなのを言え!」と、ある意味大チャンスをくれる。そのとき、カズフサが考えた対決方法は……。
大森カズフサ「では、お医者さんゴッコで!!!」
世界の存続を賭けてなお、
ロリに走るのかよ!?
サヨナラ地球……!!!
他にもイタイ人……イタイ世界観があふれ出ます。
例えば、
「アメリカン食堂 本場アメリカン」
とかいう、怪しい名前の飲食店が出てきます。
経営者の名前は、
蛇文字(ジャモジ)さん
ジャモジ?
ジャムオジ…………ジャムオジサ……
いけない……なんだか、
「愛と勇気しか友達のいない正義のヒーロー」
を操っている鼻のデカイ人を思い浮かべそうだ………
ともかく、その食堂……
とにかく、
牛を丸ごと一頭叩き殺した血まみれの「アメリカン牛たたき」(700円)など、チャレンジャブルなメニューしか置いていない(そして保険所の立入りでしばらく営業停止になってた……)。
牛などの材料はどうやら盗み出しているらしく、警察のご厄介にもなった(よく考えてみれば、牛一頭700円で出してるんだもんなあ……)。
そんな彼の料理の仕込み風景…………
……女王様の格好で、牛をサーブですか?
ちゃんと、直後に説明してくれます。
彼は親切だ……
ジャモジさん「女王様のカッコでサーブするのは、
アメリカのごく一般的な食卓風景でもあるんだよ!!」
………国際問題に発展しかねない発言は控えていただきたい……
ジャモジさん……
あんたの方が、よっぽどアメリカ人に失礼なのだが?
ああ、ちなみにコレ?
この料理といえない料理……
「牛のタタキ」を二人で作り上げた合作らしいです……
どこの国を探しても無いと思いますけど……こんな料理……
まあ、総評としては、とりあえず……「痛いマンガ!!」これに尽きます。
絵は、劇画タッチからキレイな絵まで多彩に使われます。出てくる女の子とかも可愛いですし……。ああ、私はロリじゃないですので……ラブやんとかが見方によっては可愛いってだけでして……(でも、天使長メテ・ルーも可愛いんだよなあ……少女だけど……)。
全体的に痛いギャグマンガです。
これ見てると……なんつーか……自分がこのダメ男なんじゃないの? って鏡写しになってるみたいでイヤ……。
アフタヌーンですから、下ネタも入ってきます(むしろ、下ネタばっか……)が、そっちのシーンは基本的にないのでお子様でもご安心です。でも、お子様は保護者同伴の上で読んでください。多分……保護者が止めることうけあいですから(笑)
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