光一「ふふ、負けはせんよ!!
先輩としてのプライドがあるからね♪」
男として、先輩としてのプライドを賭けての勝負をしました。
光一です。
うん。後輩の女の子とね♪
それは水曜日の昼下がり…………
専攻会の後輩3人と昼ごはんを食べた後の話でした。
私が専攻会室にあったオセロを取り出し、
学部3年生の後輩M君と、
同じく2年生の後輩Kさんの二人を勝負させたのです。
光一「M君。
ここでKさんに負けるワケには行かないだろ?
先輩としての威厳がかかっているからね」
後輩M君「もう、任せておいてくださいよ」
と、私が言ったか否かはわかりませんが、
後輩M君はKさんに圧勝しました。
その画像があります。
とにかく、すごいから見てみてYO!!
光一「スゲー!! 芸術的だよ!!
横一列のみ白での惨敗!?」
後輩M君「もう、してやったりみたいな?」
後輩Kさん「うおー、スゲー!!」
後輩Kさんは、白。
M君は黒です。
この見事なまでの配列!!
M君は先輩としての威厳を保つのに成功し、
負けたとはいえKさんも、
美しい負け方という点では賞賛されました。
ところで、オセロってゲームは、
茨城県水戸市発祥ですよ♪
うふふふふ…………
私たちはご当地でオセロを堪能する風流人ですYO!!
ちなみに、オセロの名前の由来は、
シェークスピアの「オセロウ」です。
黒はオセロウ(男性)
白はヒロインの女性を指します。
だから、
M君=黒、Kさん=白は、由来にも適っているのです。
ふふ♪
我々は風流人なので、そこら辺も抜かりないのです♪
さて、
後輩M君に負けたKさん。
そのKさんに私は、
光一「ふふ、Kさん。
今度は私とオセロで勝負だ!!
私も先輩としての威厳を見せなくてはね♪
もし君に私が負ければ、
私はM君に大しても
メンツを失うということだがね
まあ、勝ってみせるよ♪」
<結果>
光一「ふふ、負けはせんよ!!
先輩としてのプライドがあるからね♪」
ご覧のように、
またもや黒が大差で勝ちましたYO!!
この直後に将棋での勝負も行い、
その結果、
このような内容の「誓約書」が書かれたのです。
誓約書
▼わたくし光一は、
Kさん(学部2年生)に対して、
オセロ・将棋ともに大敗北を喫したので、
御飯をおごることを誓約します。(大学院1年:光一) |
……………………
圧倒的大差で…………
負けましたYO!!
先輩の威厳が……威厳が……。
黒=男性、白=女性の配役が正しいのに、
それすら間違って大・惨・敗!!
これはつまり、
Kさんを圧倒的大差で打ち負かした、
学部3年のM君にも私が勝てないことを意味しているワケ?
そ、そんなの……
先輩としての…………
大学院生としての意地が許さないわ!!
せ、雪辱戦よ!!
こ、小娘!!
たった一度の勝利で全てが決まると思うなよ!!
小娘ごとき…………
古来より慣れ親しんできた将棋で、
けちょんけちょんに打ち負かしてくれるわぁ!!
……ふふ、泣きべそかいても知らんぞ、小娘……
私を本気にさせたことを悔やむが良い!!
光一「そんな!?
飛車角落ちのハンデで大惨敗!?」
誰が誰にハンデかって?
そりゃあ、私が飛車角落として勝負…………
それで負けたなら言い訳できたのに…………
現実は過酷ですね…………。
私が彼女に、
飛車角落ちの大ハンデを貰いながら、
大・惨・敗!!
ここ、これはね、
私が先輩として…………
威厳がないという意味ではないよね!?
だって、オセロや将棋ごときで、
その人の知性は測れないですよね♪
ましてや彼女は「元・囲碁将棋部」だったらしいですし、
私の敗北は決定されていたようなものじゃないですかっ♪
しかもですよ、
私はその直前にチョコパフェを食べていたから!!
だ、だからですね…………
甘いものを食べると幸福になるじゃないですかぁ!!
その幸福感ゆえ、
まともな思考回路が働かずに惨敗しただけなのですYO!!
その場にいた別の後輩F君が、
こうのたまいました。
後輩F君「光一さん、
それ理由になってませんぜ」
光一「うるせえ、余計なトコに気づくな!!
わ、私はパフェ食べたせいで負けたんだYO!!」
ふ、ふふ…………
本来の実力を発揮すれば、
この4歳程の年の差……その威厳と経験の差……
私のKさんに対する圧倒的勝利は明白だったのですYO!!
ふふ、Kさん……
次こそは先輩としての私の威厳に屈すると良いよ?
むしろ、次は完膚なきまでに負かして、
土下座すらさせて見せるよ♪
見ていな、Kさん!!
…………ゴメンナサイ…………
ほ、ほら!! Kさん♪
御飯にパフェもつけておごるからさぁ……
次は負けて? ね、ね?
せ、先輩としての威厳を、
たくさんの面子がいるトコで回復させてくれれば……
もっと色々おごっちゃう? みたいな?
ふふ…………
20歳になるかならないかの乙女を操るなど、
パフェの誘惑をもってすれば造作もないことなのですよ♪
あ、ちなみにですね。
誓約書
▼わたくし光一は、
Kさん(学部2年生)に対して、
オセロ・将棋ともに大敗北を喫したので、
御飯をおごることを誓約します。(大学院1年:光一) |
この誓約書…………
その場にいた後輩F君に、
後輩F君「それって、
Kさんが3年生になったら
おごらないって意味じゃないですか?」
後輩Kさん「えー!!」
(なんか不満げなKさん)
光一「いや、おごるさ♪
(ちょっと動揺した……)
でも、まあ……
もう2月になるし、学校来なくなるしねえ……
3月は私が日本にいないから……
あ、Kさんにまた会うとしたら3年生かぁ!!」
後輩F君「うわ、逃げるつもりだよ」
後輩Kさん「えー!!」
光一「くっそー!!
おごるしかねえのか…………」
余計なところで誓約書の中身を吟味されてしまいました。
みなさんも、書かれているものはきっちり読みましょう♪
わ、私は騙すつもりなんてなかったのよ!! |