11/16(日)
出来事→バイト
特記→鯉ヘルペス
さて、今日もバイトでした光一です。
いつもバイトの帰りには行きつけの軽食屋に寄ってご飯を食べていくのが日曜の慣わし。
すなわち習慣なわけです。
いつものように店に行くと、ママさんが聞いてくるわけです。
ママ「死んだ鯉を湖に浮かべたままで湖汚れないんですかね?」
と。
基本的には「鯉ヘルペス」の話なんです。
各地の問題では、霞ヶ浦から鯉が行っていたということですが……
どこまで本当なのか私にはわからないので言及はしません。
ただ、その鯉が原因究明するまで回収されていないとか……
相当量の鯉らしいですけど。
鯉が腐って湖に還っていかなければ汚れることはないでしょう。
ただ、分解が始まれば徐々に湖の栄養塩類となっていくだけです。
それがどれだけの影響量かは微妙なとこではないでしょうか。
鯉は昔は重要な蛋白源でしたが、
今では食文化の変容などのため、かつてのように需要が高いわけではありません。
ただ、それでも霞ヶ浦周辺での鯉の年間養殖量は5000トン程度にのぼり、
全国トップクラスです。
これらの鯉は網生簀の中で高度に密集させて高い生産性を持っているわけですが、
聞きかじっている鯉ヘルペスの感染力の限りでは、
そういった密集空間の鯉は大打撃を蒙るのは間違いないでしょうね。
こういう話は時事問題で取り扱うべきなんでしょうけど、
鯉ヘルペスに関する私の知識が絶対的に不足しているのでそこまでは書けないです。
ちなみに、霞ヶ浦で取れた「シラウオ」や「ワカサギ」などはかなり美味です。
霞ヶ浦というと汚れている湖としての知名度が今や高いかもしれませんが、
ほんの三十年前までは湖水浴場で賑わっていた所なのです。
東京からも観光バスが大量に動員されていたそうです。
霞ヶ浦での漁獲量は今では激減しており、
とれたての「シラウオ」などはもはや滅多に口にできない高級魚になってしまいました。
ちなみに、シラウオは泳いでいるところを見つけるのは困難です。
生きているときはほとんど透明に近いので、視認するのが難しいのです。
古老から話を聞くと、昔は湖に降りて好きなときに取って食べていたと聞きます。
経済的にも貧しかった人たちにとっては非常に重要な蛋白源として、
霞ヶ浦の魚がいたのでしょう。
私は漁業関係者などから貰って何度か食べましたが、
ほんのりした甘みがあってかなりの美味なんです。
なんであれ、地域に住んでいる身としては霞ヶ浦の水質改善が進むことを願わざるを得ません。
ましてや、霞ヶ浦の水は茨城だけでなく、東京にも給水されているのですから、
事は水道水の水質問題にも係わることですし。
と、たまには真面目な記事もいいでしょう♪