6/11(水)
出来事→研究授業
特記→家庭科で
どうも、教育実習三週間目の三日目から帰還した光一です。
さて、今日は研究授業なるものがありました。
教育実習生は、授業を何回もやりますが、
その中で、多くの先生方が参観されて、評価をつけられる特別授業が一回あります。
それが研究授業です。
みなさんも経験ありません?
いつもよりも緊張した実習生が来て、
なんかいつもは用意しない椅子とかプリントを用意して、
それでいつの間にか、
先生が何人も押しかけてくる授業を。
実習生は汗をかきながら、
しどろもどろに何か言ってる。
ちゃんと準備しなって実習生!!
私は余裕ぶってる分、
きっちり予習してますよ。
一時間に対し10〜16時間は最低でも。
さて、何気に生徒の前で話すことに抵抗のない私は、
授業でまったく緊張しないのです。
先生いるのに、
平気で軽口をいっている自分。
たとえば、
「つまり、倭の五王は、中国の皇帝に朝貢したわけですが」
ここまでは普通の説明ですが、
「朝貢……中国皇帝の政府=朝廷なわけで、その「朝」に貢ぐの「貢」がついて、
意味としては中国皇帝に貢物をしたというわけですが」
ここまでも普通。
「貢……男、よ〜く聞け!!」
「大人になったら貢ぐのはほどほどに!!」
「女の子!!
男が貢ぐ目的は一つしかないぞ!! 気をつけろ!!」
「さて、倭王が貢いだのは女の子が目的じゃなくてね」
とかね、
「つまり、朝鮮半島での戦いで、倭(日本)は騎馬技術を導入したわけです」
これも普通。
「馬の技術……といっても、
お父さんが少ない小遣いから、お馬さんに賭けている競馬ではないですよ」
な〜んて、先生がいても平気で口走ってるんです、私。
だって、授業聞くのは生徒ですし、
つまらない授業なんてしたくないですから、
笑えるところは笑って、
やることもきっちりやればいいわけで。
ちなみに、私は声が大きいです。
教室のある階とその上下の階にも声が聞こえるらしいので、
しかも、
身振り手振りがかなりオーバーアクションしています。
まさに、
教壇に舞う蝶のごとく
……
まあ、そんな優雅じゃなくて、
多分、
うるさいのかな?
アクションの大きさも含めると、
象が舞ってるかのよう
かも……
ちなみに、私はどっちかっていいますと、
やせています。
あ、それでですね、
案の定、
来ていた先生方の評判は上々でした。
さて、その後の暇な時間で、他の実習生の授業も見ていました。
家庭科の授業を見ていたら、
食生活についての授業だったんですね。
で、後ろにいた家庭科の指導教官に、
「あ、忙しいかもしれないけど、いい?」
といわれ、
何故か、
次の時間の家庭科で、
教壇に立っていました。
あの〜、
私は日本史の実習生なんですが……
家庭科やるんですか?
やるのんか?
ええんか?
ええのんか?
他の教科の授業によばれて、
ぶっつけ本番で話をしたのは私ぐらいでは?
まあ、十分ぐらいですが、
栄養とか食生活の話をしていたので、
私は大学生の食生活や、
友人たちも引き合いに出して、
家庭科の授業をしていました。
なんか、私はつまらない座学は嫌いなので、
要点はいいながら、
生徒を笑わせる授業を展開していました。
だって、
私は高校時代は、
世界史の授業以外は寝ていましたし、
高校=睡眠学習の場でした。
そいつが教壇に立ってるんですから
まあ、何があるかはわかりませんねえ。
生徒の授業が面白くない気持ちとか、色々わかるので、
まあ、授業は大変だけど面白いね♪
生徒笑わせている自分が一番楽しいので♪
生徒笑わすのには、
十分準備していけば、
結構うまくできるもんですよ。
さ〜て、あとは文化祭を残すのみだ。がんばろう♪