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光一
「『ヒゲカーニバル』管理人、白髭狂信者さんより♪
4コママンガ第四作目です!!
タイトルは『下剋上T』『下剋上U』」 |
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鳴島
「ウェブ4コマ、今回もありがとうございますぅ♪」 |
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光一
「まったく……恐ろしい娘だよ、君は……」 |
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鳴島
「何故ですかぁ!?」 |
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光一
「お金をくれ! って言っただけなのに……」 |
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鳴島
「その前に私の給料を上げてくださいよぉ!
経営者が被雇用者にお金要求するなんて、聞いたこともないですぅ!」 |
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光一
「というか、料理も出来ない…………
接客もミスの多い君が、
店を私から買い取ってどうするの?」 |
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鳴島
「だってぇ……経営者になればぁ、給料とか決められるから、
私の給料増やせるじゃないですかぁ」 |
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光一
「その前に、店が経営不振になって潰れないかねえ……」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「でも、なんだか見下すような視線が良いねえ♪
こういうゾクっとくるような視線は嫌いじゃない、私」 |
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鳴島
「ふえっ!?」 |
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光一
「仕事が出来ない君とは対照的に、
君の妹……仕事出来るんだけど……
まだバイトとして雇って一ヶ月も経ってないのに」 |
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鳴島
「だって……清香……器用なんですもん」 |
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清香
「何? 私の話ですか?」 |
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光一
「君達姉妹の話というべきかねえ」 |
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清香
「あー…………」 |
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鳴島
「何? 『あー?』って!?」 |
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清香
「まあ、お姉ちゃんももう26歳だからねえ。
アラサーのお姉ちゃんと、華の女子高生の私じゃあ……
そんなに時間が経たないうちに、看板娘は私になっちゃうよねえ?」 |
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鳴島
「そんな事ないぃぃぃ!!」 |
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光一
「……10年後には綾香君は36歳…………
そろそろ痛い年になるけど、清香君は25歳だからねえ……」 |
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鳴島
「むうぅぅぅぅぅ!!」 |
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光一
「年齢を重ねるとは恐ろしい事だねえ。
アラサーの綾香君?」 |
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鳴島
「マスターだって、10年後には40歳でしょうよぉ!
それに私は清香と違って、店の開店から閉店まで勤務ですぅ。
清香は学校終わってからの3時間程度しかいないじゃないですかぁ。
看板娘になるにはちょっとアレですよぉ?」 |
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清香
「まあ、そりゃそうだー。私、高校生だもん」 |
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光一
「そうだねえ…………」 |
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光一&清香
『あと何年かはそうかなー?』 |
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鳴島
「何でハモってるの!?」 |