
光一 
「さて、ころすきんさんに頂いた、
2枚目のデッサンになります。
ありがとうございます!」鳴島 
「やはり、昨年12月25日に頂きながら」清香 
「マスターのサボリにより、
公開が2013年2月となってしまったものです」光一 
「ホント君達、今日は私を責めるね?」鳴島 
「で、こちらのオジサンは誰ですかぁ?」光一 
「…………ころすきんさん本人」鳴島 
「へぇー」清香 
「いやいや、
メールには『2枚目は、私です。(笑)』ってありますよね」光一 
「まあ、冗談は置いておいて、綾香君、
1枚目の『ジョン・レノン』も知らないって言ったよね。
…………この人、『小説の神様』だよ」鳴島 
「へぇー、神様ってこんな感じなんだぁ」光一 
「……………………」清香 
「……………………
いや、お姉ちゃん……実際の神様じゃなくて」光一 
「志賀直哉に付けられた呼び名なんだけど」鳴島 
「しがなおや?」光一 
「うわ、この人……ジョン・レノンどころか、
志賀直哉も知らないときた!」清香 
「中学・高校の国語で習ったよね?
『暗夜行路』とか知らない?」鳴島 
「あんやこうろ?」光一 
「うわ……さすが……常に評定ギリギリだった女」鳴島 
「ちょっと、なんですか、失礼ですねぇ!」清香 
「いや……さすがに名前ぐらいは知っていても」鳴島 
「清香まで!?」光一「他には『水彩画』もいただいています」