9/3(水)
ちょうど一ヶ月ですぅ♪
前回の続きですぅ♪
鳴島「ええっ、やっぱりそれってプロポーズですよね?
ねえ?」
光一「店を任せるとは言ったが……
どこをどう取ればプロポーズになるんだ?」
鳴島「だってぇ、
マスターのお店を私が運営する
↓
これまで住み込みで働いていた私がオーナーになる
↓
マスターが経営者じゃなくなる
↓
マスターと私の立場が逆転する
↓
マスターは私の言うことを聞かないといけなくなる
↓
……
どう考えてもマスターが私を口説いているようにしか取れないんですけどぉ」
光一「とことん都合よくできてる頭だな……
まだわからない?」
鳴島「ふえ?」
光一「君がこの日記を公開しだしてちょうど今日で一ヶ月」
鳴島「え? あ、本当ですぅ!!」
光一「散々オバカな記事を書いているようだけど、
これをお客様に公開する作業は私がしてるんだぞ」
鳴島「あ、それで日記に書いていた私のスリーサイズを知ってたんですね!!」
光一「書いてあったか?
別に書いてなくても、洗濯だって私がしてるんだ……
君のスリーサイズなどいくらでも類推できるだろうが」
鳴島「やっぱりエッチですねえ……」
光一「そう、それだ!!」
鳴島「?」
光一「こういうオバカな記事しか載せてないだろう?
もっと店に貢献する記事を載せるようにしたまえ
君が運営するというのは、そういう意味だ
私と君で回していくしかないんだよ、この店」
鳴島「でもですよぉ〜」
光一「ん?」
鳴島「マスターと私の日常書いたこの日記って、
下手すると、マスターの日記よりも人気ありません?」
光一「……よし。わかった
そこまで言われては、私にもマスターとしての意地がある
こうしよう」
鳴島「どうするんですかぁ?」
光一「明日のお客様の声を聞いて、
君のこの日記が店に貢献しているかを証明する
もし、この日記が店に貢献していないとわかったら、
君の日記をどうするか考えざるを得ないな」
鳴島「う〜
マスターのいじわる!!」
ざくっ
ざくっ
ざしゅっ!!
……どさ