宿屋などの行動以外、とりわけ昼飯は各自で探すことになっていたので、私の車に乗っていた後輩たちとこの日は「海ぼうず」という店に入った。
ここは、銚子魚市場の目の前であり、魚の直売店、そして直売店が経営する魚料理店が多く、どこに入るかは迷うところであった。
さて、この店は２階構成であり、下はカウンター・テーブル席でなっており確か２０席近く。２階は座敷でこれも２０人少々が入れた。私は２階の座敷で食べた。
その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類がいつでも味わえるというのは、漁港が目の前にある利点であろう。店の人もそのことを盛んに言っていたくらいであるから。イワシ、キンメダイ、カツオなどの魚を中心に、地魚を味わえる。店の人が勧めてきたが、名物は銚子沖で獲れる銀ダラの仲間「あぶらぼうず」というもの。「白身のトロ」というくらいに脂がのっているらしい。定番は照焼とのことで、食べた仲間から聞いたところ「とてもおいしかった」とのことだった。
光とカメラの具合でよく写っていないが、海鮮丼と海老の入った味噌汁。確か、両方あわせて２０００円ほどだった記憶がある。
さすが日本有数の漁港前。魚料理はおいしい。