呼び方ですよ
小学校3年時
さて、このサイトを見てくださっている方々は、
様々な年齢の方でしょう。
しかし、
誰もが学校に通った経験があるかと思います。
で、
小学校にせよ、中学にせよ、はてまた高校にせよ、
先生の呼び方ってありましたよね?
ぶっちゃけあだ名とかですけど……
私もその当時は例に漏れず、
先生たちにあだ名をつけていました。
しかし、
人の呼び方っていうのは、
間違いも発生するわけですよね?
当時、小学校低学年だった私は、
私の人生史に残る、
最大級の間違いを犯してしまったのです……
それは、
小学校の昼にあった掃除の時間の出来事でした。
先生に聞くことがあって、私は先生を呼ぼうとしました。
先生の周りには、クラスの友達などもおります。
私は先生のところへ行って、こう呼びました。
光一「お母さん!!」
周囲の友達「!!」
(一斉に図ったように私を凝視)
先生(女)「な〜に、光一君」
(にこやかでした……)
しまったと思い、焦りと恥ずかしさのあまり……
何を聞こうと思ったか忘れ、
光一「あ、えっと、その……何でもないです」
先生「あ、そうなの?」
光一「はい」
(もはや、蚊の鳴くような声なのです)
180度回れ右をして、早く教室から出ようと思いました。
このままでは……
このままでは、
先生を「お母さん」と呼んだことでバカにされる……
それ以上に、
私が恥ずかしくてこの場にいられない……
即座に教室を出ようと思い、
180度回れ右をしました。
目指すは、教室の外の友達がいる安全地帯。
光一「!!」
あろうことか、
私の声は意外に大きかったらしく、
先生の周りの子達だけでなく、
廊下の方とかにいたみんなにも聞こえていた様子……
全方位360度どこを見ても、
私への好奇の視線が外れないのです。
安全地帯……非戦闘地域はどこにもないのです(涙)
あれに勝る屈辱……
それは未だに未経験なのです……
み、みなさんも……
間違えませんでした?