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ギリギリセーフ
どうも、光一です。
さて、今日のお題はギリギリセーフ?
なんのことだかわからないけど、ギリギリ……
光一の卒業論文も詰まり気味でギリギリ……
睡眠時間も減少中でギリギリ……
ジーンズに穴が開いて、パンツがギリギリ……いや、ちょっと露出。
さて、
そんなわけで追い詰められた光一は、
昼も終わった午後2時過ぎに昼飯へ出かけたわけです。
さて、空き地に停めてある我が愛車という事に決定している、
トゥデイとかいう小さくて赤い車が私を待ち焦がれて、
待ち焦がれた末に、
まさに恋煩い……
車体が赤くなっておりました。
そもそも購入したときからワインレッドカラーだったという話です。
即決です。
ワインレッドは情熱の赤。
激しくラテン系日本人の血を引いている私は情熱の赤。
光一「さあ、今日も爽快に走ろうぜ、マイハニー!!」
まさに蝶のごとく舞い、
冬だけどそこだけ春満開。
くるりと回転してドアを開けようとしたそのときです。
光一「い、いやー!!」
そう、
まさに舞ったその私の足元に待ったなしで設置してあるんですよ。
MINEが……
マイン……日本チックに言い換えると地雷が
ぶっちゃけ「フン」が……
私は慌てましたよ、
空中で舞った姿勢の私には一刻の猶予もありません。
地球には重力があるので、
私の身体は自由落下をはじめていたのです。
発揮しましたよ、力を……
人間が潜在的に秘めている力を……
空中を舞っていた私の身体の周囲に上昇気流が発生したわけです。
それによって私の着地位置はわずかにフンの位置を外れたわけなんですよ。
さて、そんな奇跡的嘘八百を述べてみたわけですが、
これは私が趣味の食べ歩きから帰宅したときに起きたんですよ。
上の話なんてただの序章だったんです。
光一「マイハニー!! 今日も私を乗せてくれてありがとう♪」
情熱的ラテン系のワインレッドカラーの相棒に、
思わず口付けをしそうになるくらいの愛おしさで御礼を言って、
颯爽と車から降りれば……
光一「ま、まだ私の着地点におったかー!!」
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