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女の涙


どうも、光一です。

あ、久々に「痛笑過去」にテキストアップしました♪

題名は「入学式」です。

懐かしい……



今日は大学だったわけですよ。

誰がなんと言おうと大学へ行ってきたわけですよ。




そんなわけで、今日は女の子とお食事だったわけです。

女の子とお食事といったら、

これはかなり萌え萌えなワケです。




と、女の子を夜のレストランへ連れて行ったわけですよ。

マイ車で。

私のカーで。




そうして入った店はハンバーグがメインの店なわけです。

さりげに紹介もしております。




そうして、まずは注文をするわけですよ。

もはや当然オゴリ。

女の子と来るからにはオゴリがベスト。

というか当然なわけですよ。

オゴリというとちょっとクールガイなわけです。

別に冷えているわけでもなく……。




そして注文をして、

女の子が席を立ったそのとき、

私は確認をしたんですよ。

漏れそうになるほどビビリながら確認ですよ。





何って決まってますよ。

オゴリに誘ったヤングメンの大半が行う作業ですよ。

恐らく……いやきっと。




震える手でカバンを開けるわけですよ。

当然、

財布のチェックですよ。

お金は足りるのか!?

足りなければ地獄ですよ。

だって女の子300円しかないっていうもの……

その場合は女の子を店に置いていくしか……




というのも、

光一は以前飲食店で飯を平らげて、








財布がないわ♪



をヤっちゃった男ですよ。

まさにヤッターマンですよ。

マクドナルドの恒例罰ゲーム、

「スマイルひとつに君をテイクアウト」

よりも痛々しい失態ですよ。

涙ぐましい弁明を伴う失態ですよ。





さて、今回はあんな痛い思いをしてはかなわないわけですよ。

むしろ女の子の手前恥ずかしすぎるんですよ。











<中略>








さて、食事ですよ。

楽しいディナータイムですよ。

忘れるべきことは忘れるべきなんですよ。

今が楽しければそれで良し!!

そう思わざるを得ないんですよ。

思うべきなんですよ。

思うべきだと思うことに没頭することも重要なんですよ。






さて、私の眼前に目を転じれば、

ハンバーグを口にした女の子が手で口を押さえているわけです。

苦しそう……

泣きそう……あ、涙目……

泣いて泣いて♪

泣いてる女の子大好き♪




待て……

まさか……






つわり!?




むろん紳士な私は声をかけるわけですよ。

「大丈夫?」



女の子は涙目でいうわけですよ。

「熱かったの」




これは、かなり……

ヤバイくらいに……

萌えですよ。

女の子の涙目がこんなに萌えとは。

熱いものを口に入れて、

熱がっている……

もはや、光一の心の中だけでは収まりません。

女の子に萌えの塊をぶつけてみたんですよ。

挙句の果てには熱核暴走……

子供につける予定の名前を言ったりなど、

将来設計を話してみたわけですよ。

流れるような口調で。

魂の叫びで。





言われたわけですよ。

「光一ちゃんは変態だー」



こんな好青年なのに言われちゃったんですよ。

萌え萌え娘に言われちゃったんですよ。

ハンバーグで涙目になる娘に言われちゃったんですよ。




しかし、これらの萌えの塊をぶつけきって店を出たわけですよ。





店を出るときの、

子供づれの家族の視線が痛かった……








財布?




……


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