手打ち蕎麦『一久』(2011年11/27撮影)
 こちらが水戸市河和田町にある蕎麦屋『一久』です。
 店主が毎日、入口近くにある石臼で蕎麦を自家製粉し、手打ち蕎麦を出しています。


 そうした店なので、蕎麦は売り切れ御免となっています(私も振られた経験があります(苦笑))。

 蕎麦屋に見えない、高原地帯のレストランみたいなログハウス風のお店です。
 アクセスは非常に簡単です。
 国道50号「河和田町南」交差点(※「レッドロブスター」「大阪王将」がある交差点)を、北に折れます(※岩間街道・赤塚駅方面)。
 折れて約300メートル先の左手側にあります。
 蕎麦屋とは思えない外観ですが、内装も同様。靴を脱いで素足で上がれるのでくつろげます。
 ログハウス風の店内は、半円形の変わった形。外周に沿ってテーブル席が並びます。
 床にはホットカーペットが敷いてあり、冬でもあったかぬくぬくした感じで食べられます。


 奥の入口付近のガラス越しに石臼が見えます。
 まず、あったかいお茶を出してくれました。
 こちら、私のオススメです。
 「天ざる」(1400円)です。
 天ぷらも衣がカリカリサクサク。美味しいですよ。
 蕎麦汁も上品で蕎麦との相性をよく考えて作られています。
 このお店の蕎麦は、独特の透明感があるのが特徴です。
 香りも味わいも美味しくて、私のお気に入りです。
 粗挽きの細打ちの蕎麦です。


 基本的には常陸秋そばです。ただ時期によって北海道の蕎麦を出しています。
 この時は、常陸秋そばが入荷する直前だったらしく、北海道産の蕎麦でした。


 昨年、常陸秋そばが入荷した時に食べに来た時は、蕎麦が翡翠色がかっていました。
 こちらは嫁が頼んだ「つけ鴨南蛮」(1400円)です。
 こちらの蕎麦も美味しいですね。
 鴨肉がコリコリと美味しかったです。
 こちら「信州おやき」です。1個350円。
 野沢菜、山野菜、かぼちゃ、なすがあります。
 今回は野沢菜を頼みました。
 こちらも独特のほのかな甘みがあって、そして野沢菜の塩気があって美味しいですね。
 最後は蕎麦汁で締めました。

 柔和でおだやかな女将さんの対応も気持ちの良いお店です。
 
 蕎麦好きな方にも、蕎麦がお好きでない方にも足を運んでいただきたいお店です。

「一久」紹介

地図<一久>

Explorationに戻る

TOPへ戻る