ふぐ・あんこう料理専門店『喜作』(2008年1/13撮影) これが土浦市神立にある割烹『喜作』です。
外観はシックでモダンな店です。
神立駅すぐ近くの裏路地にあります。裏路地に突然良い感じの建物が現れるのでビックリです。2Fから1Fを見ました。
吹き抜けの構造となっているだけでなく、廊下にも開放感が与えられています。しかも、上から光が差し込むので、清々しさもあります。壁紙には和紙が使われていて、柔らかい感じがします。 吹き抜け構造といい、個室の中にある小空間といい、基本的に屋外とのつながりを感じさせる造りになっています。 多数の個室があって、接待等にも使われているようです。各個室のプライバシーはきっちり確立されています。
表情豊かな質感を、間接光で浮かばせています。造りが巧いです。ちょっとした敷物から箸まで、しっかり雰囲気がありますね。 私はこの日『あんこう御膳』(2200円)を頼みました。
コンロが来ていますね。こちら、「おしんこ」になります。
漬物がしっかり漬かっています。
さりげにかけてあるミカンの皮が良い感じです。鍋がセットされました。
蒸気が出たら食べごろなので、フタをとりましょう。「茶碗蒸し」と「あんこうの唐揚げ」が来ています。 「あんこうの唐揚げ」。これが絶品です。とにかく美味い。私がこの店で一番気に入った一品です。
衣がカリカリで、中身はふっくら。この衣の香ばしさが、とにかく食欲をそそります。こちらは『小鉢』の「茶碗蒸し」。
中には、鶏肉・かまぼこ・エビ・ぎんなんが入っていました。
ダシも上品で、良い味です。メインの「あんこう小鍋」です。
あんこう・白菜・春菊・ねぎ・にんじん・しらたき・かまぼこなどが入っています。
汁は、あんこう肝を溶かした味噌スープです。あつあつで、身体があたたまります。
スープは美味いですねえ。『御膳』についてくるのは普通のご飯のはずが……何故か、「筑波地鶏とハスのまぜご飯」が付いてきました。
この日宴会が行われていて、店の方が何度も「遅くなって申し訳ありません」とか「少々騒がしいかと思いますが」と、色々気を遣ってくれていた(却って申し訳ないくらいに)。もしかしたら、それで混ぜご飯? 甘みがある混ぜご飯です。美味しかったので、スープも含めて完食しました!! こちらは食後のデザートになります。 開けてみると「杏仁豆腐」です。
これまた、口でとろける柔らかさ。上品な甘さでさっぱり。のど越しも良いです。食後に最高。こちらは何かと言うと…… 上蓋を外すと…… 食後に「中国茶」です。