『レストラン中台』(in土浦市)外観 (店名)レストラン中台

(ジャンル)レストラン

(住所)茨城県土浦市桜町2-12-3
     (マップコード:65 879 009*11)

地図<レストラン中台>     画像<レストラン中台>
<営業時間>
【ランチタイム】
11:30AM〜
2:30PM
(L.O. 2:00PM)

【ディナータイム】
6:00PM〜
10:00PM
(L.O.9:00PM)



定休日
月曜



席数
テーブル:14席
座敷:16席
※座敷は個室で2部屋




駐車場
店の1Fと真向かい
合計20台

初回調査記事<2012年1/28>

※2012年2/12に、リッキーさんより投稿いただきました。ありがとうございます。
  定休日・創業年を間違えていたので訂正しました。申し訳ありません。
  また、「牛肉料理が1番のお勧め」で「しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキがいちおし」との事。
(特色)路地裏に隠れた、土浦洋食最古参1939年創業のレストラン!!
<オススメ目安=最良☆5個(100点) 標準☆2.5個(50点) 最低☆0.5個(10点)>
店の雰囲気 50点 カップル・夫婦で来店 50点
女性のみで来店 50点 子供連れで来店 70点
男性のみで来店 70点 70点
値段 50点 入店の気楽さ 50点
バリアフリー状況 ※店は2Fのため、階段利用
予算 ランチタイム:900〜1300円
ディナー:2000〜4000円


<日記風味調査記事>


 この日、私は茨城県の県央から県南各所で3か所の医者巡り。
 土浦に着いたのが午後1時前位だったので、土浦で1年半ぶり位にご飯を食べる事にした。
 
前々から行こうと目を付けていたのが『レストラン中台』。
 土浦市桜町にある、老舗レストランだ。


 アクセス方法は簡単なのだが……裏路地(しかも一方通行)にあるため、曲がるべき交差点を間違えるとたどり着けない。
 
土浦駅前の北面南面の目抜き通りの内、バスターミナルのある南通りを直進する。
 3つ目の信号機付交差点を左折すると、その道沿い右手側のビル2Fに『中台』がある。
 最も覚えやすい方法は、この南の目抜き通りには「常陽銀行桜町支店」がある。その1つ駅側手前の交差点を曲がると覚える。


 非常に長い老舗で、私が食べに来た2012年は創業74年目にあたる。
 そういうわけで、色々な歴史や有名人来店の歴史もあり、TVで取り上げられる事もあるお店。以下、ちょっと書いてみる。


 初代は帝国ホテルで修業し、霞ヶ浦航空隊の通訳として土浦へ。1940年に店を開業。そして本格的な洋食の店を初めて土浦で開いた人。
 2代目はその洋食を受け継ぎつつ、しゃぶしゃぶ等も初め、店のバリエーションを広げた。その彼は、現在各地のフレンチ・イタリアンレストランで修業をしてきた3代目とともに店の厨房を切り盛りしている。こうした歴史の中で、親子3代どころか、その前の世代から通い詰める人がいる、土浦では有名な老舗レストラン。


 店の入口にはスポーツ選手の写真やサインが多数(ガッツ石松とか朝青竜などもいました)。相撲を辞めた直後の琴光喜も、茨城を訪れた時に「美味しい店はないですか?」と尋ねて紹介されて来店したほど。2代目の店主は(社)日本調理師会副会長でもあるため、その名誉会長である麻生太郎元首相とのツーショット写真も店の入口に飾ってあった。

 と、こういうお店なので……さぞ格式ばって……一般的な庶民は入りにくい店ではないかと思われかねないが、そんな事は無い。

 店は土浦の桜町の表通りではなく裏路地にひっそりと。目立たない外観。一方通行の道であり、車で通ると店を見逃す可能性もあるくらい(私は一回素通りしてしまったw)。
 
店が2Fにあるため、車の視界では見逃すかもしれないので注意したい。
 一応店の名前の看板などが外にあるが、車の場合注意しないと気が付かないかも。歩きの場合は分かると思う。


 店の1Fは基本的に駐車場。ビルの入口に店のロゴがあるので、そこから入る。2Fに続く階段にはメニュー表が置いてある。2Fに上がると、ドアのガラス越しに店内をのぞける。
 ドアを開けると、中年のホール担当と思われる女性が迎えてくれた。


 午後1時を回る時間であったが、店は忙しそう。ホール担当の女性は2名ほどいたようだが、忙しそうだった。1人である事を告げ、テーブル席へ案内される。

 その後もお客がひっきりなしだった。
 外の道には人通りすら無いのに……どこからこの沢山の人が集まったのだろうと思った。
 最後の頃にはご飯などが無くなってしまったらしく、残念ながら帰って行ったお客もいたようだ(午後1時30分頃)。


 客層は様々。小さな赤ちゃんを抱いた親子。小学生位の子供たちと食事を楽しむ夫婦。親子三代で楽しそうに話しこむテーブルもあれば、70前後と思われる老夫婦が座敷でご飯を食べていた。

 店内は格式ばった感じは無く、店に入るための階段は……どこの雑居ビルにもあるような、ちょっと薄暗い蛍光灯で照らされたもの。店内は明るく活気があるが、お洒落で洗練された感じでは無い。家庭的な感じのお店。
 厨房が店の階段側隅にあり、Lの字型にホールのテーブル席と、上がり口からの座敷が用意されていた。


 ホール担当の女性も気さくな人。町の小さな洋食屋さんが長く続けてくると、こういうアットホームな感じのまま受け継がれていくんだなあと思った。

 ちなみに、「土浦C-1(カレーナンバー1)グランプリ」優勝店でもある。
 土浦市はカレーで町おこしをしているが、この店も土浦市の認定カレー店。


 さて、では以下にメニューを紹介。
 ランチは3種類の日替わりの他、固定の定番メニュー。
 夜は昼でも頼めるようだが……お肉系のメニューが目立ったように思う。
 ワインやお酒も多数揃った感じ。


▼ランチメニュー(900〜1300円)
<<日替わりランチ>>
【本日のおすすめランチ】(1000〜1300円)
A:骨付きチキンのスパイシースープカレー(1100円)
B:チキンソテーデミグラスソース 弓豚の自家製ソーセージ添え(1000円)
C:飯村牛のハンバーグ、野菜のトマト煮のせ モッツァレラチーズ焼(1300円)

【本日の弓豚】(1200円)
「弓豚ロース肉のソテー 洋食屋さん風ポークソテー」

【土浦市認定本日のカレー】(1200円)
「弓豚のロースカツと飯村牛のキーマカレー」

【本日のランチスープ】(300円)
「中台名物ボルシチ」

【本日のランチデザート】(300円)
「エスプレッソコーヒーのクレームブリュレ」「イチゴのロールケーキ」
「イチゴのミルフィーユ」

<<定番ランチメニュー>>(各900円)
「幻の飯村牛のハンバーグ デミグラスソース」
「ズワイガニのクリームコロッケ」「国産若鳥のチキンカツ デミグラスソース」
▼以下、グランドメニュー
▼オードブル・サラダ(630〜950円)
「ミニフルーツトマトのサラダ」(630円)、「ソーセージ盛り合わせ(6本)」(840円)
「イタリア産生ハムのサラダ仕立て」(900円)、「シーフードマリネのサラダ仕立て」(950円)
「本日のおすすめサラダ」(※種類などはスタッフに)
▼カレー(1890円)
「幻の飯村牛とレンコンのビーフシチューカレー」 ※ライス、ミニサラダ付
▼幻の弓豚(950,1560円)
「ヒレカツサンド」(950円 ※テイクアウト可)
「ポークソテー(200g) ※デミグラスソース or 洋食屋さん風」(1560円)
「本日の弓豚」(※種類などはスタッフに)
▼幻の飯村牛のサーロインステーキ(3990,7980,11970円)
  (100g:3990円、200g:7980円、300g:11970円) ※ミニサラダ付
▼幻の飯村牛のしゃぶしゃぶ(1人前2940円 ※2人前から注文)
▼幻の飯村牛のすき焼き(1人前2940円 ※2人前から注文)
▼ビーフシチュー(1680〜3800円)
「幻の飯村牛ホホ肉のシチュー」(1680円)
「幻の飯村牛のメンチカツとビーフシチューのコンビネーション」(1700円)
「幻の飯村牛のとろけるバラシチュー」(1990円)、「極上飯村牛のタンシチュー」(3800円)
▼ビーフシチューコース(3000〜3500円)
「本日のオードブル」「本日のスープ」「メイン ※後述から選択」「本日のデザート」
「パン or ライス」「コーヒー」

※メインは以下から選択
☆飯村牛ホホ肉のビーフシチュー(3000円)
☆飯村牛のメンチカツとビーフシチューのコンビネーション(3300円)
☆飯村牛バラ肉のビーフシチュー(3500円)
▼レディースコース(3990円 ※男性も注文可能)
「本日のオードブル」「幻の飯村牛のしゃぶしゃぶ」「本日のデザート盛り合わせ」「コーヒー」
▼ソフトドリンク(300,350円)
「オレンジジュース」「コカコーラ」「ウーロン茶」(300円)
「グァバジュース」「マンゴージュース」「ブレンドコーヒー」「アイスコーヒー」(350円)
▼アルコールメニュー
【ビール】(400〜580円)
「キリン生(グラス)」(400円)、「キリンフリー」(420円)
「アサヒスーパードライ(中瓶)」(530円)、「キリン生(中ジョッキ)」(580円)
【日本酒】(420,740円)「高清水(からくち)」(シングル:420円 ダブル:740円)
【冷酒】(各1050円)「一品」「桃川」
【焼酎】(2100〜3680円 グラス売は全て500円)
「加那」(25度720ml:2100円 40度720ml:3680円)
「酔神の芋」(25度720ml:3000円 ※中台オリジナル)
「酔神の麦」(25度720ml:3000円 ※中台オリジナル)
【ワイン】(2300〜3500円)
<<赤>>「アルテロ」「ミラマンカベルネソーヴィニョン」(2300円)
     「シュバリエバヤード」(3000円)
<<スパーク>>「トソ スパークリング」(2800円)
<<白>>「ミラマンシャルドネ」(2300円)、「ガヴィ」(3000円)
     「ピーロートブルー」(375ml:2300円、750ml:3500円)
▼本日のデザート(300,380円、セットは630円)
「バニラアイスクリーム」「ユズのシャーベット」(300円)
「イチゴのミルフィーユ」「コーヒー風味のクレームブリュレ」「イチゴのロールケーキ」(380円)
『デザート盛り合わせ』(630円 ※ケーキ2種選択。食事とセットで100円引)
▼その他
「パン or ライス」(210円)、「ミニサラダ」(320円)、「本日のスープ」(370円〜)

 ランチの予算は平均900〜1300円。
 ディナーの予算は平均2000〜4000円。


 メニューを見ると分かるが、つくば山麓で作られた「飯村牛」と、石岡市の「弓豚」を店の主力としてメニューを組んでいる。

 私は日替わりランチ3種の中からBランチ「チキンソテーデミグラスソース 弓豚の自家製ソーセージ添え」(1000円)を選択。
 他に、本日のスープから
「中台名物ボルシチ」(300円)と、本日のランチデザートから「イチゴのロールケーキ」(300円)を選んだ。

 まず運ばれてきた「中台名物ボルシチ」。具材は大きくしっかりしており、肉は口に入れるとスーッと溶けていく……この甘さとスープの程良い酸味が良い感じ。

 ランチメニューとして出てきた「チキンソテーデミグラスソース 弓豚の自家製ソーセージ添え」はボリューム満点。チキンはジューシーで、デミグラスソースがまた美味しく食事が進む。自家製ソーセージもしっかりした味わい。ライスもセットで付いてくる。

 デザートの間にコーヒーが出てきた。
 コーヒーはホットかアイスかを聞かれた。ホットの場合はお替りが自由となっている。


 さて、デザート「イチゴのロールケーキ」。しっかり冷えた大皿に、ロールケーキ。バニラアイスが添えられていた。スポンジはしっかりした感じの固さ。しかし、しっとり感もちゃんとある。

 以前、土浦にいた頃に食べに来ようとしたことがあったのだが……その時は定休日で食べられなかった。もう数年前の事だが……今回、医者に来るタイミングが昼間になり、食べる事が出来て良かった。

 食事後、用事があって実家に戻った時に父に『中台』へ行った事を話したら、「おー、あそこ美味いよな。もう2代目年寄りだから、若い3代目がやってないか?」と言われた。
 父は今から40年以上前の独身時代に桜町に住んでいた事があり、その頃に行ったのが「中台」らしい。父が「中台」に行ったのは30代前半の頃……私も今、31歳。親子で同じ年齢の頃に食べてきたなんて……と思うと、なんだか老舗ってすごいものだなと感慨深くなった。


 お店のホームページもあるので参考に。
 『レストラン中台
 URL:http://www.r-nakadai.com/index.html

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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に


<土浦駅方面より>
1、土浦駅西口より行動。
2、西口前には目抜き通りが2本。駅前ビルの北面と南面にある。このうち、
バスターミナルのある南面の直線道路を直進。
3、
3つ目の信号機付交差点を左折する。
4、左折して次の交差点に出る前、
右手側のビル2Fに『レストラン中台』。駐車場はビル1F空洞部分と、店の真向かい。
曲がる交差点の一番分かりやすい覚え方は、この南側目抜き通りには「常陽銀行桜町支店」がある。この銀行も信号機付交差点に面しているが、この1つ前の交差点を曲がる事。
※また、この「中台」の前は車が一方通行なので注意。