『珈琲工房＆小さなギャラリー「野 no」』（２０１０年２／１４撮影） 石岡市（旧八郷町地区）で一番有名な施設と言えば、「フラワーパーク」でしょう。県内外から観光客が訪れる、有名な花のテーマパーク兼研究施設です。
この「フラワーパーク」の目の前の道、県道１５０号（通称：フルーツライン）沿いに、このような気になる看板があります。
正確な場所は、「フラワーパーク」の北側にある、最初の西に折れる事のできる細い路地の入口です。看板に導かれるままに、約１００メートル進むと、左手に雰囲気ある大きな建物が見えます。 建物はまるで別荘のような趣。
これが『珈琲工房＆小さなギャラリー「野 no」』です。
「フラワーパーク」から車で３分程度の場所です。歩いても１０分程度でしょう。
地図上、ちょうど「フラワーパーク」の真北裏にあたります。
なお、営業日は金・土・日・月の午前１０時から夕方５時までです。レンガ造りのなんとも趣ある感じ。
階段を上ってドアを開けると、一般住宅のような玄関に出ます。玄関から上がって、最初のドアを開けると……なんとも天井が高く広いスペースに出ます。
壁沿いの棚には陶器などの展示がされています。
本当に別荘のような……なんとも綺麗で木がふんだんに使われた空間です。
この画像の雰囲気……撮影した自分が言うのもなんですが、かなり良いと思いませんか！ホールはコの字型となっています。
こちらは、店の一番奥から撮影。
なお、撮影した画像に入っていませんが、この右手側に厨房があって、マスターがネルドリップで珈琲を淹れていました。
あと、画像が切れて見えませんが、暖炉があって薪に点った火が温かいです。
ギャラリーは見ているだけで楽しかったです。
店のご夫婦も物腰柔らかで、気楽に過ごす事ができました。コーヒーとドーナツだけで１時間以上も過ごしていました（笑）テーブルクロスもお洒落。
さすが、ギャラリーを兼ねているだけあります。
お茶菓子を出されたのにはちょっと驚きました。メニューは至ってシンプルです。
コーヒーが６種、紅茶が５種。いずれも４５０円。
他には１個１００円のドーナツが２種類あるだけです。本当に本当の「喫茶店」。久しぶりに訪れましたよ、こういうお店。なかなか無いです。
ちなみにこの色とりどりの綺麗なカップ＆ソーサー……飲み物を頼むと、好きな器で飲む事が出来ます。
たくさんあって迷いますよ（笑）なお、コーヒー豆は自家焙煎。
６種類の豆を販売しておりました。
なお、コーヒーの注文時に「コーヒーの濃さはどうしますか？」と聞かれるのも、非常にレアな経験。他の店では聞かれた事が無い。
コーヒーの濃さを、薄め・普通・濃いの３段階から選べる。さて、こちらは私の頼んだ「グアテマラ」（４５０円）。
器はコーヒーに合わせて、落ち着いた色彩の物を選んでみました。
ちなみに、コーヒーを飲み干すくらいのタイミングで、マスターが２杯目を持ってきてくれます。
つまり……４５０円でコーヒーが２杯飲めます。これはお得！！
ちなみに、コーヒーは美味しかったです。クドさはなく、でも風味と酸味がしっかり出ていました。
スプーンもエッチングされていて、かなりお洒落。こちらは彼女のセレクトした器。
鮮やかな色彩はまるで中東のカップ＆ソーサー見たいですね。ちなみに、コーヒーは当初中東地域で飲まれていた飲み物なので、これはこれで良い組み合わせですかね。
こちらは「野ブレンド」（４５０円）。
コーヒーが苦手で、いつもはミルクと砂糖をガバガバ投入する彼女が……「甘くて美味しい」と言って、１杯目はそのまま飲み干しました。こちらは、掲示板常連で今回初めてお会いした、ぇすさんが頼まれた「マンデリン」です。
こちらのカップ＆ソーサーも、落ち着いた雰囲気が良いですね。勝手なイメージではオーストリアとか中央ヨーロッパのイメージです。
やっぱりネルドリップで淹れたコーヒーは味わいが違います。こちらはメニューに無いので、たまたまサービスをしてくれたのだと思います。
「焼きマシュマロ」。
暖炉の火であぶって出してくれました。
トロトロしていて、クセのない甘み。
ザラつき感がなくて、美味しかったです。こちらはドーナツです。１個１００円。
コーヒーのペーパーフィルターに入っていますね。
コーヒーはネルドリップで出しているので……フィルターはわざわざこのために用意してあるのでしょうか？
こちらは「シナモン」のドーナツ。
後は「キャラメル」のドーナツもありまして、どちらも注文しました。
素朴な味わいで、コーヒーによく合います。
「フラワーパーク」の近くに、看板があったことは私も知っていたのですが……来てみて驚き……こんな良い店が隠れていたなんて……。
「フラワーパーク」を訪れた方々、ぜひ足を運ばれてみてはいかがですか？
花を見た後、美味しいコーヒーを飲みつつ、ギャラリーを眺めるのも良い目の保養になりますよ。
