フレンチレストラン『ミルフルール』外観 (店名)ミルフルール(MILLE FLEUR)

(ジャンル)フレンチレストラン

(住所)茨城県つくば市栗原3893-1

地図<ミルフルール>     画像<ミルフルール>
<営業時間>
<ランチタイム>
11:30AM〜
2:30PM
<ディナータイム>
5:30PM〜
9:00PM



定休日
無休



席数
54席
(1Fテーブル席30席)
(2Fテーブル席14席)
(離れ個室10席?)



駐車場
25台

初回調査記事<2009年7/11>
(特色)本格的なフレンチ!! 閑静なロケーションにお洒落なレストラン!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆ ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 2F席へは階段あり。他は特になし。


<日記風味調査記事>



 この日、つくば市に住む先輩とランチへ。
 行った先は2006年に開業したばかりの
フレンチレストラン『ミルフルール』。
 
閑静な場所にある、お洒落なレストランだ。


 アクセス方法は容易だが、見逃す可能性もあるので注意。
 
一番簡単で、店を見逃さずに済むアクセス方法は、「学園東大通」より訪れる方法である。
 「学園東大通」の「筑波大学北東コーナー」にある
「台坪入口交差点(※給食センターが近くにある交差点)」を東へ折れる。そうすると、約200メートル先右手側に森がある。その森の手前に看板があり、細路地に入るとすぐ目の前に『ミルフルール』がある。
 なお、大通りではなく、国道125号から直進してきたケースだと、森に店が隠れている形となるため、見逃す可能性があるから注意。



 ヨーロッパ風の外観……まるで南フランスにある教会にでも来たかのような趣である。周りには何もないため、ますます日本とはかけ離れた雰囲気だ。


 入口をくぐると、左手側の離れの建物では、結婚式の二次会などをやっているようだった。
 右手側の建物が本館のようであり、入るとスタッフが笑顔で出迎えてくれた。

 入口から正面には階段があり、2Fにもテーブル席があるようだ。
 私達は1Fのホールに通された。午後1時20分頃の来店と、ランチタイムとしては少々遅い時間に来たのだが、それでも1Fホールのテーブル席はまだそれなりに埋まっていた。
 
客層は幅広く、20〜60代まで様々。男女の比率も半々か、やや女性が多いといった感じ。


 薄茶色のレンガ造りの外観から一転、店内は緑と白を基調にした落ち着きある趣。
 スタッフの対応も丁寧で好感が持てる。
 このホールも、パーティーや結婚式等の祝い事に使ったら素敵
だろうと思った。


 さて、席に座るとスタッフがメニュー表とその日のメニューが書かれた黒板を持ってきた。以下にメニューを記す。参考までに。


▼ランチメニュー
『カモミール』(1890円)
「サラダと本日のスープ」「メイン料理(※黒板より1品選択)」
「プチデザート」(or 「デザート(※黒板より1品選択)」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『ラベンダー』(2300円)
「前菜」「本日のスープ」「メイン料理(※黒板より1品選択)」
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『ローズマリー』(3675円)
「本日の前菜」「本日のスープ」「本日のお魚料理(※黒板より1品選択)」
「お口直しのシャーベット」
「本日のお肉料理(※黒板より1品選択)」(or 「国産牛フィレ肉」(プラス1575円))
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『特選牛フィレ肉のコース』(3150円)
「前菜」「本日のスープ」
「特選牛フィレのポワレ マデラー酒ソース」
(※トリュフソース(+525円) フォアグラ添え(+1050円) 国産牛フィレ肉(+1575円))
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」
▼ディナー
『ガーベラ』(3150円)
「本日の前菜」「本日のスープ」「本日のお魚料理 or お肉料理」
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『マーガレット』(5250円)
「一口オードブル」「本日の前菜」「本日のスープ」「本日のお魚料理」「お口直しのシャーベット」
「本日のお肉料理」(or 「国産牛フィレ肉」(プラス1575円))
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『特選牛フィレのコース』(3675円)
「一口オードブル」「本日の前菜」「本日のスープ」
「特選牛フィレのポワレ マデラー酒ソース」
(※トリュフソース(+525円) フォアグラ添え(+1050円) 国産牛フィレ肉(+1575円))
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」

『ローズ』(7350円)
「一口オードブル」「本日の前菜」「2品目の前菜」「本日のお魚料理」「お口直しのシャーベット」
「本日のお肉料理」
「デザート(※黒板より1品選択)」(or 「デザート盛り合わせ」(プラス315円))
「食後のお飲み物」
▼『カップル限定コース』(2名で10000円)
※料理を2人で仲良くシェアするコース。食前酒付。

「前菜(※オードブル6種盛り合わせ)」
「本日の鮮魚のポワレと天使のエビ添え シェフスタイル」
「スペイン産イベリコ豚のポワレ フォアグラ添え 熟成バルサミコソース」
「本日のおすすめデザート」「食後のお飲み物」
▼その他
各種アラカルト(880円〜)
※以下は参考までに、7/11来店時の黒板メニュー
▼前菜
「ホタテのかるいマリネ」「仔羊のコンフィ イタリア産ソーセージとクスクス添え」
「パルマ産生ハム 半熟卵添え(プラス315円)」
「高知県産あなごのバルサミコ風味 サフランのリゾット添え(プラス315円)」

▼スープ
「とうもろこしの冷たいスープ」「えびすかぼちゃの冷たいポタージュ」

▼魚料理
「青森県産天然マダイのポワレ 柑橘系のソース」
「長崎県産メダイのポワレ フェンネルソース」
「千葉県産イサキのポワレ バルサミコソース風味(プラス315円)」
「八丈島産石ダイのポワレ ベルベーヌソース(プラス315円)」

▼肉料理
「オーストラリア産牛フィレ肉のポワレ グリーンペッパーソース」
「スペイン産イベリコ豚のポワレ ポリネシアソース」
「オーストラリア産骨付き仔羊の香草パン粉焼き(プラス315円)」
「北海道産仔羊のポワレ オレンジソース(プラス315円)」
「国産牛フィレ肉のポワレ マデールソース(プラス1575円)」

▼デザート
「ラベンダー風味のクレームブリュレ」「山梨県産 モモのコンポート」
「あつあつフルーツグラタン」「マンゴーとココナッツのベリーヌ」


 ランチの予算は1890〜3675円(国産牛フィレなどオプション付きで〜5565円)
 
ディナーの予算は3150〜10000円などとなっている。
 ディナーにはアラカルトも800円から扱っている。



 面白いのは、コースの名前が花の名前である事。
 
そして一番目を引いたのはカップル限定コースがある事だろう。
 カップルで料理をシェアしながら食べるコースというのは、非常に面白い。



 私は『ラベンダー』(2300円)を、先輩は『カモミール』(1890円)を選択した。
 私は本日の前菜に「ホタテのかるいマリネ」を、本日のスープは「とうもろこしの冷たいスープ」。メインには「オーストラリア産牛フィレ肉のポワレ グリーンペッパーソース」を、デザートは「ラベンダー風味のクレームブリュレ」を選択。飲み物は「有機栽培コーヒー」を選んだ。
 先輩は本日のスープに「とうもろこしの冷たいスープ」。メインには「スペイン産イベリコ豚のポワレ ポリネシアソース」を選択。飲み物は「有機栽培コーヒー」を選んだ。
 なお、
飲み物は「有機栽培コーヒー」「紅茶」「ハーブティー」から選択できる。


 注文後、ワイングラスに注がれた水を飲みながら談笑していることしばし、メニューが運ばれてきた。


 私の頼んだ『ラベンダー』に関して、メニュー以外にお通しのようなメニューが付いてきた。練りものは何だったか失念したが、それとブルスケッタが付いてきた。


 やがて、私に「本日の前菜」として「ホタテのかるいマリネ」が。
 
このマリネがとにかく美味い。
 ホタテにズッキーニとプリプリエビををフォークで一緒にして、口へ……。
 ホタテの甘さに、ズッキーニの食感、エビのプリプリした甘みのコラボは最高。
 素材の良さをこれでもかと引き出していた。



 この間、パンとバターが運ばれてきた。
 出された時のパンはアツアツ、外はカリカリ中はもちもち♪
 
このパンはお替りが自由。スタッフがころ合いをみて、お替りが必要か聞いてきてくれた。


 その後、先輩のところへ「サラダと本日のスープ」が。
 私の所へ「とうもろこしの冷たいスープ」がやってきた。

 これも、素材の味わいがしっかり出された1品。



 そしてメイン料理。
 私の「オーストラリア産牛フィレ肉のポワレ グリーンペッパーソース」はこれまた美味。肉のしっかりした食感に噛むほどに出てくるジューシーな肉汁……。

 ソースが素材の味をしっかり引き立てていた。
 
先輩のメインである「スペイン産イベリコ豚のポワレ ポリネシアソース」も絶品。
 これも、豚とは思えない肉質に、甘みとジューシーさ、そしてソースとの相性が素晴らしいの一言。



 メインを食べ終わると、食器を片づけた後に、スタッフがパン屑などを綺麗にして、テーブルの状態を整えてくれた。


 そうして、メインを平らげた後、食後のコーヒーとデザート。
 
私が選択した「ラベンダー風味のクレームブリュレ」は見た目も綺麗だが、味はまた格別。添えられていたマンゴーのシャーベットも食後の爽快感を引き立ててくれる。
 先輩のプチデザートには「マンゴーのシャーベット」が出てきた。



 非常に料理が美味しく、店の雰囲気も素晴らしい。スタッフの対応も終始笑顔で丁寧。
 
料理も質・量の割にはリーズナブル。予算も2000円以下から10000円前後まで、幅広いコースをそろえており、予算に応じて利用しやすくなっていた。


 カップル専用のコースなどもあり、デートコースにも最適。
 
デートや記念日に、何かを演出したいと思った時にも応えてくれる店だろう。


 私達が店を後にした時、ちょうど離れで行われていた結婚式の二次会(?)に参加していたメンバーも駐車場に出ていた。彼らの満足そうな表情を見ても、しっかりした質を誇れるレストランだと思った。
 非常にオススメ。ぜひ訪れてほしい店である。
 久しぶりに、オススメ目安表の味の欄に星5つをつけてみた。



 店のホームページもあるので、メニューなど参考に。
 店のHP『ミルフルール
 URL:http://www.millefleur2006.com/index.html


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。


<学園東大通を利用>

1、つくば市を縦断する「学園東大通」に入る。
2、
「筑波大学」側の「台坪入口交差点」を東へ折れる(南下してきたケースでは左折。北上してきたケースでは右折)。
3、
左手側に注意していると、約200メートル先右手側に「ミルフルール」の看板がある。看板のすぐ脇に店の駐車場と店がある。

大通りから入ってくると、店と看板が視界に入るのですぐにわかる。逆方面から来た場合は、店が森に隠れてしまっているので見逃しやすいから注意する事。