木鉢坊外観 (店名)木鉢坊

(ジャンル)蕎麦屋

(住所)茨城県阿見町若栗3353

地図<木鉢坊>     画像<木鉢坊>
<営業時間>

11:00AM〜8:00PM

定休日
火曜日
第三月曜日


席数
約50席
(テーブルと座敷)


駐車場
20台程度
初回調査記事<2005年7/7>
(特色)創作意欲に溢れる店主のそば料理!

<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆
値段 ☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆

<日記風味調査記事>


 今日は、県南地域から、一軒のそば屋を紹介する。


 名前は「木鉢坊」
 場所は
阿見町の、阿見消防署の真向かいである。
 
県道34号(竜ヶ崎阿見線)沿いなので分かりやすい。


 店内は落ち着いた感じで、画像を見ていただければある程度わかると思うが……「和のテイスト」を漂わせている。店内の壁面にある和風の大きな女性画なども雰囲気によく合っている。また、照明の傘なども日本風であるし、道路側に面した窓は「すだれ」が垂らせるようになっている。


 また、店内に入ると、店主がそばを打つのを見ることもできる。


 また、メニュー表や店にあるその他お品書きも一見である。
 というのも、達筆で見ていて「おお!」と思うものなのだ。
 店主が書かれたものらしい。



 肝心のメニューであるが、「そば屋」というよりは「そば料理店」と言った方が良い。
 そばだけではなく、他にも
様々な趣向を凝らしたメニューがある。
 その
中心的存在は、おそらく「ゆば料理」と思われる。


 例えばゆば系の料理は…………

 
ゆばとキノコの葛餡かけ(480円) ゆばのチーズ蒸し焼き(480円)
ゆば刺し(400円) ゆば天ザル(1100円)

 などなど。
 また、
「そば・ゆばの尽くし膳」は予約が必要なメニューとなっている。
 
「そば料理・そば尽くし膳」は一人3000円から。
 
3日前までに予約が必要である。宴会も、1人1500円からできる。


 他にも、そばは普通のそばだけではなく、歯ごたえを楽しむ「田舎ソバ」もある。


 また価格であるが、そば類はざるそばの550円からある。低予算でも食べられるし、全体的に水準の高い料理の割には、低価格で抑えてある。非常に良心的な店と言えるだろう。


 お酒も、大吟醸あり。

明鏡止水(900円) 黒龍(850円) 渡舟(850円)


 さらに、むらさきうどん(850円)などの変り種もある。


 私が食べたのは、「ゆばのチーズ蒸し焼き(480円)」と「天ざる(1300円)」


 まず最初に「ゆばのチーズ蒸し焼き」を食べた。
 
これが絶品!!
 ゆばの滑らかな触感とほのかな甘みに、それを覆うチーズが味を添える。
 さらに、ゆばとチーズの間には、ゆづ味噌が入っており、これが香りと甘みを増加させる。
 子供が食べても喜びそうである。大人なら、上品な味わいに舌鼓を打つことだろう。



 店の人に聞いたところ、「冬のウチに、貰ったゆづを仕込んでいるんです」とのことだった。
 しかし、ゆばとチーズは組み合わせとして非常に良く合うと感心してしまった。店の人にゆばがおいしかったことを言ったら、「ゆばとチーズって相性良いんですよ」と言われた。



 なお、天ざるも非常においしかった。
 
店の人がよく勉強しているなあ……と、そばも含めて店全体について久しぶりに思わされた。
 そばつゆの味が、強くなく、かつ弱くもなく……そばと絶妙だと思った。
 そばのコシも良しである♪
 また、薬味にうずらの卵が出てきたのは面白かった。これが、ソバに合うのだ。



 全体的に非常に高い評価のできる店だった。
 阿見町の役場や、茨城大学農学部からも近いので、この方面で用のある方は、ぜひ立ち寄っていただきたい。自信を持って薦められる店である。



 とりわけ、ゆば料理はおいしく、クセになりそうであった。
 ぜひご賞味あれ!


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<アクセス方法>

地図を描いたので参考に。


<美浦・江戸崎から来る場合>

@国道125号で、阿見町へ。
A県道34号へ入り、阿見消防署へ。
B消防署真向かいが店。


<つくば市から来る場合>

@学園東大通から、荒川沖の「ジョイフル本田」「トイざらス」方面へ。
A荒川沖阿見線で、陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地を過ぎ、茨城大方面へ。
B県道34号へ接続

<土浦市から来る場合>

@県道48号で、荒川沖の「トイざらス」まで南下。
A荒川沖阿見線に入ってからは、つくば方面から来る場合と同じ。

<竜ヶ崎方面から来る場合>

@県道34号をひたすら北上。
A阿見消防署真向かいに店。


どこから来るにせよ、県道34号に入らざるを得ない。県道34号の阿見消防署真向かいと覚えれば、迷うことはない。