『リストランテ マーノ・マーノ(Mano e Mano)』(in水戸市)外観 (店名)「リストランテ マーノ・マーノ(Mano e Mano)」

(ジャンル)イタリアン

(住所)茨城県水戸市けやき台1-137

地図<マーノ・マーノ>     画像<マーノ・マーノ>
<営業時間>
【ランチタイム】
(平日)
11:00AM〜
2:00PM(L.O.)
(土日)
11:00AM〜
2:30PM(L.O.)
【ディナータイム】
6:00PM〜
9:00PM(L.O.)




定休日
月曜



席数
カウンター:4席
テーブル:12席
※他、個室もあるらしい




駐車場
店の正面2台
店の向かい住宅地内に約30台

初回調査記事<2011年9/8>
(特色)ボリューミーで美味な本格イタリアン! ゆったりと食事を楽しめる♪
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 ※入口まで数段の上り口あり。
予算 ランチ:1200〜3800円(食事平均2000円前後)
ディナー:4000〜6000円(※内容はマスターと相談可能)


<日記風味調査記事>


 この日、明確に行きたい店が1か所あった。
 
水戸市けやき台にある『リストランテ マーノ・マーノ(Mano e Mano)』だ。以前に2度振られた経験があり、今度こそという気持ちだった。(※『リストランテ YOSHIMI』と『spoon cafe』記事参照。これらの店に行った時、実は振られていた(笑))


 アクセス方法は非常に簡単。
 国道6号からのアクセスが確実で迷わない。

 
国道6号「酒門町」交差点(※「カワチ薬局」「ケーズデンキ」「山新グランステージ」がある)を、「水戸南IC」方向へ曲がる(※北上してきた場合、右折。南下してきた場合左折ということ)。
 国道50号の「けやき台中央」交差点に来たら左折し、約200メートル先左手側に『マーノ・マーノ』

 駐車場は、店の前には2台程度しかないが、店の向かいに入りこめる道があり、その先の左手側に店の専用駐車場が約20〜30台分。


 店に着いたのは午後1時10分頃。店の外観は、こじんまりとした可愛い感じ。
 
住宅街の中で、オレンジ色の外壁が鮮やかに目立つ。


 外扉と中扉を開けて店に入ると、左右にホールが分かれていた。
 
対応してくれた女性スタッフが丁寧な口調で、「本日この後、ご予定はございますか?」と聞いてきた。というのも、メニュー提供に時間がかかるため、時間に余裕があるかどうかを確認していた。


 問題ない事を伝えると、席に案内された。
 店内は白を基調にしたシンプルな作り。なお、
店内は全席禁煙となっている。


 私達が店に入った時点では、40代程度と思われる女性グループ(2名)と、30代程度と思われるカップル1組がいた。


 では、以下にメニューを。


▼ランチメニュー(1200,1300,1800,2800,3800円)
  11:00AM〜2:00PM(L.O.)
【メニュープランツォ】(1200円、1300円)
『メニューパスタ』(1200円)
「サラダ」「自家製フォカッチャ(1個)」「本日のパスタ」「ドリンク」

『メニューセコンド』(1300円)
「サラダ」「自家製パン(バスケット) or ライス」「本日の魚料理 or 肉料理」「ドリンク」

【スペシャルプランツォ】(1800円、2800円、3800円)
『メニューピッコロ』(1800円)
「サラダ」「自家製パン(バスケット)」「本日のパスタ(ハーフ)」
「本日の魚料理 or 肉料理」「ドルチェセット」「ドリンク」

『メニューグランデ』(2800円)
「サラダ」「自家製パン(バスケット)」「第一の前菜」「第二の前菜」
「本日のパスタ(ハーフ)」「本日の魚料理 or 肉料理」
「ドルチェセット」「ドリンク」

『メニューおまかせ』(3800円)
※シェフが即興でコースを作る。料理内容について好みなど相談。

※本日のパスタ(2011/09/08のランチタイム時)
「子エビとアスパラ、トマトのぺペロンチーニ」「季節野菜のトマトソース(10種以上野菜たっぷり)」
「小柱貝とたっぷりみつばのトマトソース」
「タコとたくさんバジルのアラビアータ」
「きのこ、カボチャ、アスパラのセージクリーム」「カキとほうれん草のクリーム」

※本日のお魚料理、お肉料理(2011/09/08のランチタイム時)
「シイラのソテー フレッシュバジルとトマトのソース ユズの香り」
「若どりときのこ、ズッキーニの軽い煮込み(トマト)」
※ランチタイムオプション
「大盛りパスタ(50g増)」:200円プラス
「ドルチェセット」:300円プラス →「本日のケーキ」「ジェラート盛り合わせ」「季節のフルーツ」
※ランチタイムメニュードリンク(各セットのドリンクは、こちらから選択)
 →おかわりは、どれでもプラス200円
「コーヒー(ホット、アイス)」「エスプレッソ」「紅茶(ホット、アイス)」「ウーロン茶(ホット、アイス)」
「オレンジジュース」「グレープフルーツジュース」「コーラ」「ジンジャエール」
※ランチタイムアルコール、他
「生ビール」(小:300円、大:600円)、「グラスワイン(白・赤)」(各480円)
「グラスシャンパン」(650円)、「ブラッドオレンジジュース」(500円)
「カプチーノ」(500円)、「アイスカフェ・オ・レ」(500円)、「サンペルグリノ(500ml)」(600円)
▼ディナー
 コースのみ。4000〜6000円程度
 コース内容については、シェフと相談。

 ※事前予約を行った方が良い(提供時間の問題などあるため)
 ※ディナーは大体1日3組程度とのこと
  (提供時間の問題のため、ずらして提供すると、その位が限界とのこと)。
▼お客様とスタッフのキッチン交流会
 ※月1回程度実施。店内掲示など参照。
 ワインなど好きなアルコールを1本持参(何でもOK)し、
 キッチンでシェフがお酒に合わせて作った料理で交流する。
 1人:2500円(夜7:00PM〜、定員10名)
 ↑上記は9/24(土)の例。


 ランチ・ディナーともにコースが基本。
 ランチは1200円のコースから、シェフおまかせの3800円のコースまで。
 平均的に1500円前後の予算を考えれば良い。

 シェフに聞いたところ、
夜はコースはあるものの、メニュー内容はシェフにおまかせ(お客との相談で決める)なので、特定のメニューがあるわけではないそうだ。


 私と嫁は、『メニューピッコロ』(1800円)を注文。
 パスタは「きのこ、カボチャ、アスパラのセージクリーム」と「カキとほうれん草のクリーム」を。そしてそれぞれお肉・お魚料理を頼んだ。



 まず最初に出てきたのは「サラダ」。
 新鮮でコーンの甘みも良かった。ドレッシングの相性も良い。



 次にパン入バスケットが出てきた。
 中には3種類のパンが。「フォカッチャ」「クルミレーズンパン」「ライ麦パン」。
 特に「フォカッチャ」は美味しかった。
塩気が少し効いていて焼き加減もばっちり。添えられたオリーブオイルも良い物をつかっているのか、パンの良さが引き立つ。
 なお、パンはお替りが出来る。



 そして「ハーフパスタ」。
 店の方がここで、パンのお替りはいかがですか?と聞いてきたので、持ってきてもらった。店の方曰く「パスタのソースをつけて食べると美味しいですよ」との事だったので、早速試してみた。いや、これが美味しい。
 私達夫婦は結局、さらにパンのお替りをもらうことにした。2回目のお替りの時には、「少なめでお持ちしますか?」と聞いてきてくれた。確かにこの時点で、結構お腹一杯だったので、少なめで頼んだ。



 そしてここのパスタ、美味しいだけではなく、量も多い。
 ハーフパスタなので60グラム程度の量だが……実際に食べるととにかく多い。
 
多い理由が、具沢山だから。野菜やその他の具材が、本当にたくさん入っている。
 そして、ソースは少し濃い目の味付けで、パンチ力がある。



 この時点で既にお腹一杯だが、まだメインが残されていた。
 
この日の魚料理は「シイラのソテー フレッシュバジルとトマトのソース ユズの香り」。
 スパイスや香草の香りが良い。魚の味わいもしっかり。
 
肉料理は「若どりときのこ、ズッキーニの軽い煮込み(トマト)」。
 肉が本当に柔らかい。口にいれると、ホロホロと溶けるように口に入って行く。
 そして、
どちらにも共通する事だが、具材がやはりふんだんに使われている。ニンジンやサツマイモが丸々お皿に乗っているのは驚いた。


 そして、もう限界というくらいのお腹一杯だが、まだデザートが残っている。
 「頑張ってください。デザートもありますよ」と、店員がニコリ。
 ドリンクは勧められたエスプレッソを頼んだ。



 デザートは「卵とミルクをたっぷり使った、パンナコッタ風のプリン」「ベリーのアイスクリーム」「スパイスを効かせたチョコアイス」「フルーツ」がたっぷり。いや、デザートも食べ応えがある。
 「エスプレッソ」はかなり炒りを深くしていて、非常にコクがある。デザートには良い相性。



 と、コース全部を食べると……男でも食べるのが大変。女性だと食べ切れるのだろうか?
 とにかくスゴイボリュームだ。
 でも、
ボリュームが多いだけではなく、食材にこだわり、味付け・具材の相性などしっかり考えられている、本格派のイタリアン。


 店の方が色々気を利かせてくれたり、こちらの会話からも色々料理内容について話題を振ってくれたりと、気持ちの良い接客も楽しめた。
 ランチタイム終了後で、私達が最後のお客だったのもあって
シェフと少しお話しする機会も。面白いシェフで魅力ある人だった。3度目の正直で来られた店でもあったので、ついつい話し込んでしまった。
 震災当日から営業再開までの事も聞いたのだが(私は震災後に訪れている)、あの大変な状況をユーモアたっぷり冗談を効かせて答えてくれた。例えば当日「グラスに命が入ってですね、ものすごいダンスをしていました。その内に地球に向けて踊って行きましたね」とか、ワインの海が出来ていたとか言っていた。


 シェフはかつて大洗の「古橋亭」(こちらもその内行きたいと思っている老舗レストラン。大洗アクアワールドのすぐ近く坂の途中にある ※2012年5/26に行きました)で働いていた事も有り、また、イタリア各地のレストランで修業をしていたこともあって腕も確か。


 料理の提供に時間がかかる(ディナーは電話予約をオススメ)が、とにかくボリュームいっぱいの本格イタリアンを食べられる。店の雰囲気も良く、気持ちよく食事を楽しめるので、お勧めしたい。


 『リストランテ マーノ・マーノ
 URL:http://www.mano-e-mano.com/index.html
 電話予約は:029-247-9854

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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に


国道6号からのアクセス>
1、国道6号水戸市「酒門町」交差点を海側(西)へ折れる(※「山新グランステージ」「ケーズデンキ」のある方)。ここまで北上してきた場合は、右折。南下してきた場合は左折となる。
2、「けやき台中央」交差点を左折する。
3、約200メートル先左手側に『マーノ・マーノ』
※駐車場は店の真向かいに住宅街に折れる道がある(店まで来たら、右折)。その先左手側に、約30台の開けた駐車場がある。