1/10(土)

出来事→卒論提出直前

特記→行方不明


どうも、光一です。


卒論締め切りまであと3日なんですよ。

信じられないけどあと3日。

寝ても3日。

覚めても3日……。




全国ではすでに

諦めきって留年確定派と、

すでに提出して

余裕ウキウキるんるん派と、

アガサ・クリスティー派

じゃなくて、

あがき・苦しみ派

の3派にわかれているんですよ。



まさに分極構造。

まさに三つ巴。

三国鼎立状態。

魏呉蜀なわけですよ。




争っているんですよ。

中には激しい足の引っ張り合い……

通称「留年巻き込み隊」

の流行の兆しすら見られているんですよ。

見られているはずなんです。

夢で見られたんです。




卒論は孤独な戦いなんですよ。

誰も手伝えませんし、

しかも将来がかかってくるというプレッシャー……

今や時間だって72時間も残されていない……




光一はこの重圧から逃れたい。

逃れたい思いでいっぱい。

逃れたい思い出ぽろぽろ。

失恋思い出ぽろぽろ。




この時期は、すでに卒論執筆者は幻想の虜なんですよ。




10月から一日あたりあと1時間半ずつやってるだけで、

卒論は完璧に仕上がっているのになあ……




もはや悔やんでもしょうがないことを思い浮かべるあたりが、

すでに「末期症状」と言われる、

大学4年生(もしくは相応の人)に見られる共通現象なんですよ。



もはや全国的に認知されているんですよ。

認知されているはずなんですよ。

認知されているとは思うんですよ。

認知されていると思い込んでみるんですよ。




そんな大学生を見かけたら、

温かい目で冷たく扱うか、

冷たい目で生温かく扱うか

脱ぎたての生温かいパンストで縛るか

を選択してほしいんですよ。



弟が苦しんでいたら、

姉が弟を慰めてくれる

と効果は倍増すると、

アドレナリン分泌が倍増すると、

妄想値が360%アップすると、

執筆効率は100%低下すると、

それでも本望だと。

私の脳内では告げられています。




とにかくも、

この現象のために、

12月ごろから

「引きこもり」

というよりも、

音信不通者

が相次ぐんですよ。

「アイツ生きてるの?」

と心配されるくらいに、

幻想と現実のハザマで動いた結果、

行方がわからなくなる人間が多数出てくるんですよ。

いや、ホント。





私?





お姉ちゃんを縛れなかったから、

ヒッキーになれなかったから、

今苦しんでいます……


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