1/11(日)

出来事→パジャマで登校

特記→気づくと


どうも、光一です。




パジャマなんですよ。

とりあえず、なぜかわからないけどパジャマなんですよ。




なんだか、学校の教室にいるんですよ。

周りにはクラスメートがいるんですよ。


全員私服な中で、

私一人パジャマ




痛すぎるんですよ。

のび太君だって、かつお君だってこんなミスはしないハズ。

マンガのキャラよりも現実に痛すぎるんですよ。

しかし……

どう考えても思い出せないんですよ。



何故、学校内でパジャマなのか。

寝坊したためなのか、

それとも今年の流行なのか。



それ以上にわからないのは、

クラスメートの誰もが、

私のパジャマを気にもしないんですよ。

むしろ、普通に話しかけてくるんですよ。



コイツらの目が腐っているのか?

はてまた、パジャマはやはり流行りなのか?



悩まざるを得ないんですよ。

悩める乙女にならざるを得ないんですよ。



女のパジャマ姿でもないのに、

なんでクラスメートは違和感を感じないのだろうと……



女のパジャマ姿ならまだよくわかるんですよ。

これは、流行りというか、

萌えのツボを激しくつくので。

北斗真拳で激しく早くつくがごとく……




しかし、これは男のパジャマ姿なんですよ。

これは萌えの要素なんてミジンコほども含まれてはいないんですよ。



ジャージか?

ジャージで登校したと思われているのか!?


いや、

それでも普通は何か言ってくるでしょう?




聞きましたよ。

小一時間悩んで聞きましたよ。

パジャマ登校なんて恥ずかしすぎですけど、

注目も何もされないで、普通にされていても気になりますもの。




光一「なあ、なんで気にしないんだ」

友人「何が?」

光一「これ、パジャマだぞ」

友人「え? そうなの?」



ちょっと待ってくださいよ。

周りにいる友人数名含めて、

学校の誰もがこれを私服と思っていたのか?







それ以上に問題なのはアレですよ。







私は今大学4年生なんですよ。




で、周囲の友人たちは、

中学時代の同級生ばかりなんですよ。

しかも、校舎は小学校時代のものなんですよ。




あれ?




気づきましたよ。

天才青年であるこの私だからこそ。

知識が漏れ出しているほどの私だからこそ……




光一「見切った!!」




がばっと起き上がったら外は真っ暗でした。


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