1/21(土)

出来事→大学院入試申し込み

特記→万事ギリギリセーフ


どうも、光一です。



風邪なんですよ。

子供はカゼの子。

大人はカゼ。

すなわち風邪を引いているわけですよ。




まいったことにカゼで大学を休みましたよ。

いや、それで家で寝込んでいて気がついたんですよ。

午後の2時ごろに……








そういえば、大学院の願書提出っていつまでだっけ?





慌てて大学から届いた募集要項を見るわけですよ。




入試関係書類=21日の消印まで有効。




危ないですよ。

今日は21日ですよ。

カレンダーを見ちゃったから間違いないです。




しかし、問題はここからですよ。

むしろ問題は始まっていたんですよ。

いや、そもそも21日の消印まで有効の書類を、

21日の午後に開けた時点で問題は山積みされていたわけですよ。






入試手続き=35000円分の郵便為替同封





お財布お財布♪





大丈夫ですよ!!

中身は36000円入っていることが確認されましたよ。

お金持ちー!!





しかし、ここには罠が待ち受けていたのでございまする。





「卒業論文を別の封筒に入れて送ること」







しかも、







「1/21……必着」







光一「ゴホゴホ……今日って何日だっけ?」

カレンダー「21日でございます」

光一「3日戻せよ」

カレンダー「無理でございます」

光一「グダグダ言ってねーで、戻せよ」

カレンダー「無理です」

光一「焼き捨てるぞ」

カレンダー「日付教えてやらねーぞ」






そうして、光一はA大学へ電話を入れたのでした。

そうしたら、

「仕方ないですね。それでは、速達書留で送ってください」





と、どうにかこうにか救済処置が取られたわけですよ。

というか、明らかに電話口であきれているわけですよ。

なんとなく空気を読めましたよ。

むしろ読むべきですよ。





で、入試用の願書を入れた封筒と、卒論を入れた封筒を用意。





問題は……





速達書留って、2通送るといくらかしらってことですよ。

How much?

36000円の財布から、

35000円の郵便為替を引くと……





残金1000円。

急速に貧乏。

成金が一夜にして、

むしろ数分間で貧乏人へと転落した瞬間ですよ。





速達書留……

高いんですよ。

漏れるほどに高いんですよ。

窓口で値段を聞いて失禁しかけるくらいに……。






2通で、2000円近くするわけですよ。

2000円は1000円よりも高いということを、

私は小学校一年生のときに習ったんですよ。

先生は新妻でしたよ。

家に遊びに行ったこともありますよ。





さて、

困りました困りました。

公衆の面前でお漏らしをするよりもまいりました。

満員電車で痴漢と間違えられる並に困惑しました。

放置プレイ並に寒くて痛いです。




現在午後3時……

4時には郵便局が閉まりますよ。

閉まったら、今日の消印で郵便物は出せないわけですよ。

当然大学院の受験ができないわけですよ。





激しく将来にかかわる問題ですよ?





さすがにこれはイカンと思わざるを得ないわけですよ。

現状打開策を打ち出さねばならないわけですよ。

むしろ打ち出せないとイケナイわけですよ。

やや熱を帯びた頭で考えましたよ。

考えて考え抜きましたよ。

考え抜いたけど良策はありませんよ。

存在しようがありませんよ。

だってお金がないんですから……。






解決策がひとつだけ浮かんだんですよ。






郵便局で銀行強盗すればいいんじゃないですかー?

そのお金で、速達書留にして送ってもらう……




グッアイディーア♪





というか、

半ば熱を帯びた頭では、

むしろ私のオツムではその程度しか考えられませんよ。

こんなときのために、

押入れには友達からもらった

全身タイツ

が転がっているんですから。






そこにですよ。

そこに神の意思が働いたわけですよ。

神の意思が私を犯罪に走らせまいとしたわけですよ。

むしろ、そういう電波を受信したわけですよ。























父「ただいま〜


















光一「おかえりパパー!!







お金貸してー!!









いやむしろ出してー!!


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