2/20(金)
出来事→大学院受験
特記→栄養品目30種類?
どうも、光一です。
「キリ番ゲッター」に、
「テトラポットコンティニュー」のnaoki様追加です。
報告番号は「23729」
語呂合わせは、
「兄さん、なー肉!!」
という叫びが心に響いた(同情した)のと、
(2/16)の日記とちょうどマッチしていたので、掲載しました♪
実は今日、
東京都内のとある大学の大学院を受験してきたんですよ。
受験ですよ、奥様。
受験なんて4年ぶりですよ。
そんな私は今日、
着物を着たいかにもな「教育ママ」に付き従う一人の中学生に会ったんですよ。
少年の自信なさげな顔と、
母親の誇らしげな顔、
があまりにも印象深すぎて忘れきれないんですよ。
とりわけ、母親の化粧が……
少年「自信ないよ」
ママ「何いっているの。
あなたは、
ママの息子なんだから
大丈夫です!!」
いやいや、重要なのは彼自身の自信であって、
ママ様の自信は関係ないのではー
というかお父上はどうなのでしょうか?
と、くちばしをはさみたくなるのをこらえながら、
東京方面へ向かう切符を購入したわけですよ。
彼は多分(?)今日「お受験」
見ていた私は今日「受験」
そんな私は、
結局一睡もできないまま、朝のラッシュ山手線でもまれる。
都会には絶対に就職しないと決心した瞬間であった。
こんな、
いつ痴漢と間違われるかわからない満員すし詰め状態など、
全員が無茶苦茶に絡み合っている電車内など……
例え手や体の一部が触れても仕方ないっていうか、
触れないのが無理じゃないか。
精神的に耐えられない。
第一、暑い!!
ましてや、
後ろのおじさんが、
意図してかまたそうでないのか……
なんか押し付けてきた……
……
…………
さて、
今日は筆記試験でしたが、
25日には面接試験があるのです。
筆記……
いやはー、緊張してしまって、
英語……最初の10分は単語が頭に入らず、泣きかけました。
いや、マジで。
まあ、英語はそれでもわかるので、どうにか訳文を提出。
7〜8割はできているかと思います。
ドイツ語が最大の問題……
辞書を使いながらどうにか訳文を作成。
しかし、6割程度しかできなかった状態で終了……
専門知識論述(西洋史)は問題ないと思うんですけど……
そんな感じで茨城県に帰ってきて思ったんですよ。
やっぱ田舎が最高だ。
そう、
私は人ごみが嫌い。
高層建築物も嫌い。
土のない人工空間は落ち着かない、
典型的な田舎育ちの人間です。
あの空間で生活している人はすごいと思ってしまいます。
で!!
気づいてしまったんですよ。
いや、気づかざるを得なかったんですよ。
東京へ行くために2140円。
駐車代が2000円。
しめて4140円なり。
うは、
一回受験に行くだけでこの出費ですか?
来週もあるのに……
そんな感じでアンニュイな私は、
今日も今日とて「ドラッグ寺島」へ。
あまりにもローカルな薬局で、
茨城県民でさえも一部の人にしか通じないわけですよ。
私はいつもここで、チョコを大量に買い込む、
いわば常連。
言い換えて「カモ」
週に3回は来る「スーパー常連」
同義語は「VIP」
でも特典なし。
しかし!!
今日の光一は栄養バランスもきっちり考えた配分でしたよ。
いつもはチョコだけで栄養が偏っているので、
「麦チョコ」の他、
「ポテロング」を購入したわけですよ。
炭水化物と糖分に、多量の「油脂」が加わったわけですよ。
強いて言えば「塩分」も……
しかし、
これだけではあまりにも粗末なお食事。
食事というにはさびしすぎる。
私は……
ジャガイモと小麦だけで生活できるドイツ人ではなかったわけですよ。
ハンバーガーとコーラーだけで生活できるアメリカ人ではなかったわけですよ。
フィッシュアンドチップスと紅茶だけで生活できるのはイギリス人だけですよ。
そんな私はチョコとジャガイモだけでは生活できなかったんですよ。
小学校の家庭科で習ったことをふと思い出したんですよ。
先生「料理は彩が多いほうが、多くの栄養品目を採れるのよ」
先生ありがとう!!
いつも睡眠学習ばかりしていた私だけど、
「そこだけは」覚えていました。
彩を増やせば……
つまり色彩を豊かにすれば、
それだけ多くの栄養をバランスよく獲得できるってことですね。
光一は、手に取っている品物の色を見るわけですよ。
穴のあくまで見るわけですよ。
むしろ見つめすぎて移動中のお客さんを妨害しているけど、
それは気にしてはいけないわけですよ。
これには青年一人の栄養バランスがかかっているんですよ。
約3.77秒で解析結果が表示されたわけ。
内訳は、
麦チョコ=色は黒い。チョコレート色。
ポテロング=色は黄色い。ポテロング色。
確か先生はこうも言っていたんですよ。
先生「緑黄色……(意識の中断)……が大事なんですよ」
そうかっ!!
緑と黄色が大事なんですね。
て、ことはすでに「黄色」は満たしたので、
あとは緑を取ればいいんですね、先生!!
彩を添えるため、
冷凍食品コーナーを物色することにしたんですよ。
さりげなく横目で物色ですよ。
冷凍ポテトあたりが良い色合いですよ。
緑は関係ないけど。
結果、
「麦チョコ」「ポテロング」「えびグラタン」
という高級食材を揃えてレジへいざ向かうわけですよ。
お菓子コーナーを10分ぐらいうろつきながら。
ちなみに、緑はえびグラタンで代用です。
えび=赤色=えび色。
先生はさらにおっしゃっていたんですよ。
先生「……(中断)……(再起動)…で、カロチンは、
このように赤い色の食物に……(意識の喪失)……」
先生!!
エビも赤い色ですよね♪
しかし、
わかってはいるの……
私の購入品目は偏りすぎだって。
栄養品目は30品とらなくちゃうんたらかんたーらだって……。
でも、
この人たちを見たら勇気がわいたの。
だから、こんなバランスの悪い食事を購入したのは、
絶対に私のせいじゃないの……
彼らが悪いの。
むしろ彼らが私の栄養バランスを崩す原因になったの。
彼らは誰がどう見てもバカップル。
ヤクザが脅してみてもバカップル。
組長の娘でもバカップル。
兄さん作業現場服でもバカップル。
そんな彼らが「らぶらぶビィーム」を発しながら、
夜の薬局をぶらついていたんですよ。
BGMを流しながら。
軽快なステップで。
おジョー「今日は何食べようかー?」
作業服「それは……お前さー♪」
光一「……」
光一、
さらに手を伸ばしていたチョコレートを棚に戻しましたよ。
それはガーナチョコ。
しかし、バレンタインの残骸か
「ハートマーク」入り。
かつ、
「チョコの作り方レシピ」
まで付いている……。
いりませんよ。
隣にバカップルがいては男の誇りにかけても買えませんよ。
これは好青年としての矜持というやつですよ。
そんな彼らを横目でにらんでみたんですよ。
うそっ!!
彼らは両手にわんさかてんこもりの、
「カップ麺」と「お菓子」を抱えていました。
作業服「パンも食べようか?」
おジョー「うん♪」
私以上に生活能力ない連中発見の瞬間!!