光一「うわぁぁぁぁぁん！！」
どうも、本当に泣きたい気持ちを知りました。
光一です。
先日、
大学院の授業のため、
私は授業のレジュメ作りをしていました。
あ、レジュメって簡単に言えば報告書です。
私はその作業を、
大学院生に割り当てられた研究室で、
それこそ昼ごはんも食べずにやっていたのです。
後ろでは同じ院生で留学生のＴさんが食べてるのに……
ああ、昼休みも犠牲にするなんて、
なんて学生の鑑らしい私♪
光一「う……Ｔさんのご飯の匂いが……」
Ｔさん「光一君は、ご飯なし？」
光一「うん。
このレジュメを１時までに仕上げないと……」
Ｔさん「あと３０分くらいしかないよ？」
光一「まあ、ギリギリ間に合うよ」
Ｔさん「光一君は、
いつもギリギリで作業するね」
光一「うん。
家でやってこないのかーって
Ｓさんにイジメられる」
（Ｓさんは大学院の同僚）
Ｔさん「うんうん。その通りだね」
光一「だから、
いつも昼休みはお昼抜き」
Ｔさん「自業自得だよね」
光一「いやいや、そんなことは……」
お昼抜いて準備しているほうが、
なんとなく学生っぽいじゃないＹＯ！！
そうして、
カタカタカタと、
パソコンに報告内容を打ち込む私。
Ｔさん「寒いねえ。電気ストーブつけるよ」
光一「うん。ＯＫＯＫ！！」
パヒュンンン！！
光一「あ！？」
Ｔさん「ん？ どしたの？」
光一「ぱ、パソコンの電源が落ちたー！！」
Ｔさん「あ、電気ストーブも消えてる」
光一「のおぉぉぉぉ……
打ち込んだレジュメがぁぁぁ」
ともかく、原因不明。
部屋の照明はついているから、
停電とは思えないし……
でも、パソコンはつかない……
原因がわからなくて、
総務係に聞きに行ったら、
ブレーカーが落ちたのではと言われ、
ブレーカーの位置を聞いてみたら、
あら、案の上落ちていました。
ブレーカーを上げてから研究室に戻ると、
Ｔさん「あ、電気ついたよ」
とのこと。
照明器具とコンセントの電源は別系統らしい。
ともかく、再びパソコンを立ち上げ、
カタカタと打ち始めたら……
パヒュン！！
光一「うわぁぁぁぁ！！」
Ｔさん「なに？ また消えたの？」
光一「うん……
うぉぉぉぉ、これじゃあ間に合わない……」
それでも気を取り直して、
再びブレーカーを上げてきて、
再度パソコンを立ち上げる。
フロッピーの中身はなんとか無事だったので、
急いでレジュメを再作成。
あとちょっとで完成ってところまできて、
ふと思い浮かんだ言葉があった。
三度目の正直。
うん。
縁起でもないわなー……
そう思って気を取り直して、
完成直前の原稿に再び向き直ると……
プヒュン！！
光一「ぎゃあぁぁぁぁ！！
また消えた！！」
Ｔさん「え？ また消えたの？」
光一「うん。
もう授業に間に合わないよー。
これで３度目だよー……
というか、怖くて、
ここでパソコン打てないよー……」
あまりに怖くなったので、
別の部屋でパソコンを借りました。
ええ、むろん授業には遅刻ですとも。 |