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光一
「ついに…………
ついに迎えました!!」 |
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鳴島
「今日はアノ日」 |
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光一
「そう……今日は記念すべき……」 |
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鳴島
「ひな祭り!!」 |
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清香
「世間一般的には女の子の祭りですね。
よって、私達のお祭りですから、
マスター、何かください♪」 |
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光一
「違げーよ!!
そんなの一般的じゃないですよ!?」 |
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鳴島
「いや…………」 |
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清香
「世間一般的にはそうですよ?」 |
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光一
「君達……ウチの従業員という、
自覚が足りなくないかね?」 |
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鳴島
「3月3日?」 |
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光一
「そうだよ」 |
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清香
「私もお姉ちゃんもマスターも……
誕生日じゃないし…………
それも一般的なことでもないし。
あ! 「耳の日」でしたね」 |
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光一
「なんで、そんなニッチな日が出るの?
このサイト『失変カフェ』の、13周年記念。
開設して13年経ったの!!」 |
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鳴島
「あ、あー…………」 |
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清香
「まあ、そうですね」 |
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光一
「清香君はともかく…………
綾香君は忘れていただろ?」 |
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鳴島
「いやいや、覚えていましたよ。
昨年あたりまでは?」 |
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光一
「結果、覚えてないじゃん!」 |
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鳴島
「昨年……1年半も開店休業だったしぃ」 |
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清香
「13周年と言っても…………
1年4ヶ月運営を放置したことを考えると、
実質的には11年弱?」 |
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光一
「それだって十分すごいでしょ!?」 |
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清香
「まあ、確かに。
13年間も継続しているサイトって、
そうは無いですからね」 |
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鳴島
「一番多い時期には、
このサイトも相互リンク80件ありましたねぇ。
一ヶ月で10件近く相互リンクが増えたり」 |
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光一
「そう考えると……さびしくなったなあ。
お客さんも激減したけど…………
一緒にサイト運営していた人が閉鎖したり、
以前来ていた人が来なくなったり」 |
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清香
「長く続けた分、
お別れも多かったですね」 |
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鳴島
「開設サイトの大半が、
1年で閉鎖・放置になるそうですからねぇ」 |
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光一
「ある意味、ウチはよく続いているなあ」 |
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清香
「2003年の開設年から、
来てくれている方も、まだいますしね」 |
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光一
「ホント、変わらず来てくれる方には感謝。
あと、数年ぶりに来る方とかも、
たまにいるんだよねえ。嬉しいよねえ」 |
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鳴島
「まあ……ようやく最近、
本カフェの更新も、
復帰軌道に乗りましたがぁ」 |
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清香
「2014年に貰ったイラストとか……
まだサイト上にアップ出来ていませんね」 |
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光一
「こ、今回の13周年に合わせるつもりが……
頂き物のアップは次回以降に」 |
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鳴島
「頂き物……といえばぁ」 |
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清香
「今年も勝てませんでしたね?
彦根の「ひこにゃん」に。
バレンタインで貰った数」 |
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光一
「わわ、わ、私は可愛い女の子から、
十分に沢山貰ったもんね、今年は!」 |
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鳴島
「二次元の女の子からじゃないですかぁ」 |
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清香
「またも…………
現実の奥さんには忘れられてましたね」 |
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光一
「2日遅れで貰ったからね!」 |
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鳴島
「ヒゲそり用クリームを?」 |
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清香
「単なる日用品の買い出しですよね?」 |
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鳴島
「8年連続の敗北でしたね。
というか、あんな世界的な人気者と、
張り合って勝てるはずもないのに」 |
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光一
「やってみなければわからないだろ!?」 |
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鳴島
「いや……今年で8年連続敗退ですよね?」 |
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清香
「そろそろ現実を見つめた方が?」 |
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光一
「いいや、来年こそは勝つ!!」 |
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鳴島
「またそれでぇ、
来年も泣きを見るのはマスターですよぉ」 |