3/9(水)
人斬り楽屋裏
光一
「なんつーかね……」鳴島
「はい?」光一
「表の日記を君に占領された。
これは目をつぶるとしよう」鳴島
「ふむふむ?」光一
「サイト企画として、
他サイト様を斬った……
これもまあ良しとしよう」鳴島
「ヒョッシーさんを斬った件ですね」光一
「それだよ、それ!!」鳴島
「???」光一
「『他サイト様を斬っちゃいます』
って企画は、
君が私に強制してきたじゃない」鳴島
「まだ納得いかないんですかぁ?」光一
「おまけに、
今回初めて『斬った』わけだが、
君…………」鳴島
「何か?」光一
「全体的には、
斬られているヒョッシーさんを
かばってたけど……
言葉の端端では、
君が一番イタク斬っていないか?」鳴島
「別にぃ〜♪」光一
「だってさあ……
『ビョーキだと思いますけどぉ』
『気持ち悪くてイヤですぅ』
『あんまりお近づきになりたくないですぅ』
ってさり気に言ってるだろ?」鳴島
「……………………」光一
「挙句、彼を斬った後には、
『次の
ド変態さんを、
さっさと斬ってくださいねぇ♪』
なんて言ってるしな……」鳴島
「……………………」光一
「君って、
単なる天然ボケのウェイトレス……
そう思っていたが、
実は
腹黒くないかね?」鳴島
「そんなことないですぅ♪」光一
「…………
それとも、
天然だから、
無自覚で他サイト様を攻撃?」鳴島
「〜♪」光一
「……………………
綾香君って実は
良い性格していない?
……あんま良くない意味で」鳴島
「違いますよぉ。
マスターがいっつも私をいじめるから、
ついつい……」光一
「???」鳴島
「人様のサイトを、
合法的に攻撃できると思ったらぁ、
何かがこみ上げてきちゃったんですぅ」光一
「…………
私は君をいじめた事などないが?」鳴島
「……………………」光一
「……………………
いつも胸をいじめてごめんなさい」鳴島
「わかればよろしいですぅ」光一
「なるほどねぇ……
つまり綾香君は、
他サイト様を攻撃することで、
自分のうっぷんを晴らしていたわけね?」鳴島
「ま、まあ……そうですねぇ……」光一
「じゃあ、
次に『斬るサイト』は、
君が一人で斬ればいいじゃない。
私がイヤイヤやる必要ないのでは?」鳴島
「だ、だめですよぉ!!
そしたら、
攻撃した私が、
皆さんに嫌われますもん!!」光一
「…………
じゃあ、
私は皆さんに嫌われても良いのか?」鳴島
「もちろんですぅ♪」光一
「…………
やっぱ良い性格してるねえ、君」鳴島
「わ、私だけが
マスター好きならいいんですぅ」光一
「何か言ったかね?」鳴島
「べ、別にぃ♪」光一
「気になるだろう」鳴島
「だから、
何でもないですぅ!!」光一
「言えってば!!」鳴島
「イヤですぅ……
恥ずかしい……」光一
「言いたまえ」鳴島
「うるさーい!!
マスターの鈍感!!」光一
「ひ!?
まな板を振り回すな……」
ヒュ!!
ドゴォ!!
……どさ……
鳴島
「マスターのバカァァ!!
鈍感バカぁ!!」光一
「ぐ……言うじゃ……ない?
……ぐふッ!!」
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