10/22
告白体験?(受動)
どうも、光一です。
私は大学で文芸部というサークルに入っています。
ただ、大学院に入ってからは忙しくてあまり行ってないです。
その文芸部の後輩から、
後輩M君「○○さんが夏休みから
光一さんに会いたがっていましたよ
なんか、話したいことがあるとか」
ということを聞いたのです。
他に会ったサークルメンバーからもそう聞かされました。
○○さんは当然女子なワケです。
後輩の娘なワケですね。
そんなワケで木曜日。
いつもなら授業後に即座に帰宅ですが、
その日は部室に二ヶ月ぶりに行ってみたのです。
そりゃあ、
夏休みから私に会いたがっている女子がいる。
しかも話したがっている!!
この情報だけ取れば、
まさか恋!?
そして新しい生活のスタート!?
と考えても決して不自然ではないと思うのです。
まあ、期待などはよく外れるもの……
大学入学後にそういう目にも遭った私ですから
(痛笑過去No.37「告白体験」参照)
期待しないで部室で待機していたのです。
光一「ドキドキドキ
は、早く誰か来ないかなー」
すいません。
期待して待っていました。
てゆーか、
期待しないで待てというのが不可能!!
その情報聞いた日から、
ちょっぴりドキドキしていましたもん。
そうしてしばらくして、
数人の後輩たちがやってきました。
彼らと話をしていると、
その件の○○さんが来ました。
○○さん「あー、光一さんだー!!」
光一「あ、ちょうど今帰ろうかと思ってたとこだよ。
なんか話があるんだって?」
○○さん「はい。来てよかった♪」
ものすごい嬉しそうな○○さん。
これは期待してもよいのでは!?
光一「で、話って?」
(どきどきどき)
○○さん「はい……えっとですね……」
(スプリング・カムズ!!)
春が来た!!
○○さん「実は……
(心の中の私「さあ、言うんだ!!」)
メイド喫茶に行ったんですよぉ!!
ご主人様お帰りなさいませー!!
って言うんですよぉ!!
光一さん、
カノンってメイド喫茶知ってますか?」
光一「…………」
そのまま机に突っ伏していく私。
いや、マジで……
○○さん「あれ? 光一さんどうしたんですか?」
後輩M君「おいおい、
夏休みからずっと会いたいって言ってきて、
それでメイド喫茶の話かよ?
告るとかじゃねーの!?」
(そうだ、まさにそれだ!!)
○○さん「へ? だってM君とかに言っても
『はぁ?』
とか言われるもん。
光一さんなら、
私の喜びを理解できると思って♪」
光一「あ、はは、な、なるほど?」
○○さん「光一さん、
どうかしたんですか?」
光一「いや、なんでもないなんでも……」
大学院入学後、
6月に新車を盗られたときも凹んだけど。
なんつーか、これは……
精神的に一番凹んだ事件でした……
帰りの車の中でつぶやいていた私の言葉。
光一「夏休みからずっと会いたがっていた……
私に話があるらしいですよという情報……
普通告白じゃねえのか?
というか、私が間違っているのか?
あれ……おっかしーな……
目が汗をかいてやがるぜ……
なんか、期待しちゃいけないと思いつつ、
でも凹むなあ……
あれ、なんですっげー落ち込んでるの私?」
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