イタリアの家庭料理『ベンベヌート』外観 (店名)イタリアの家庭料理『ベンベヌート』

(ジャンル)イタリアン

(住所)茨城県つくばみらい市谷井田1416-1

地図<ベンベヌート>     画像<ベンベヌート>
<営業時間>
【ランチタイム】
11:00AM〜
3:00PM
(L.O.2:30PM)
【ディナータイム】
5:00PM〜
9:30PM
(L.O.8:45PM)



定休日
火曜、第3月曜
(※祝日は営業、翌日休み)



席数
32席



駐車場
13台


初回調査記事<2010年1/10>
(特色)パスタとピッツァ、リゾット中心のイタリアン。田園地帯の隠れ家的名店!!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆ ☆☆☆☆
値段 ☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 ※入口はスロープ状。店内は特に段差なし。


<日記風味調査記事>



 この日、2003年の当サイト開設以来、ずっと行きたいと思いながら行かずじまいだった店へ行ってきた。ここはぜひ行かなければとサイト開設前から実は思っていた店だ。
 
旧伊奈町にあるイタリア料理店『ベンベヌート』だ。
 現在はつくばみらい市になっている。

 このお店も不思議とネット上での情報が非常に少ない店である。



 アクセス方法は大きく分けて2通りある。
 
1つはつくば市役所方面(常磐自動車道なら、谷田部インター)から、県道19号をひたすら伊奈町へ向かう方向だ。
 
初めて行く人には、国道6号からのアクセスをお勧めしたい。
 
国道6号を、土浦・牛久方面からひたすら南下する。旧藤代町の「日清工場」(巨大なカップ麺容器がトレードマーク)を過ぎて最初の信号機付きの「酒詰」交差点を右折(※歩道橋が設置してある分かりやすい交差点)。
 
県道19号に入って、またひたすら道なりに進む。「しまむら」を過ぎて、2つ目の信号を右折(信号の先に「つくば関東銀行」があるので目印に)。
 
右折してすぐの左手側にあるのが『ベンベヌート』。中通川という小さな川を渡る小さな橋の手前に店がある。


 店の外観は、クリーム色の建物に、高くそびえ立った石レンガ造りの入口周辺が特徴的。
 周囲に住宅が少しある以外は、どこを見渡しても田んぼしかなく、何もないところにある珍しいイタリア料理店。



 店に着いたのは昼の12時15分。
 入口を開けると、左手側にホールとカウンター、厨房がある。
店内はほぼ満席状態であった。
 私たちはスタッフに、奥の半個室の部屋へ通された。



 内装は、若干赤みがかったクリーム色のしっくい壁にレンガをはめこみ、絵皿も埋め込んである。板張りの床や、同じくクリーム色のテーブルクロスと合わせてオシャレな感じ。
 窓には白いレースカーテンを付けてあり、暖色系の明かりと相まって温かい雰囲気。



 客層は20〜40代の女性が主流。50代〜60代と思われる夫婦も。
 男性は女性とともに来ているケースが多いようだった。
 中には小さな幼児を連れてきている家族も見受けられた。



 特定の制服は無いようで、スタッフはカジュアルな格好で案内をしていた。
 落ち着くイタリアンBGMが流れる店内だが、アットホームな空気も流れており、居心地はよかった。
 昔から地域に根付いているレストランといった感じがしていた。



 では、以下にメニューを記す。参考までに。


▼セット(735〜1764円)
『お子様セット』(735円)※小学生以下
「ミートソース」「アイスクリーム」「オレンジジュース」

『サラダセット』(1260円)
「サラダ」「スープ」「お好みパスタ」「ドリンク」

『デザートセット』(1470円)
「サラダ」「スープ」「お好みパスタ」「デザート」「ドリンク」

『前菜セット』(1764円)
「サラダ」「前菜2点盛り」「スープ」「お好みパスタ」「デザート2点盛り」「ドリンク」

※リゾットとピッツァに組み込む場合は210円プラス
▼サラダ(735〜1050円)
「ベンベヌートサラダ」(735円)、「生ハムサラダ」(840円)
「ファミリーサラダ(※3〜4名分)」(1050円)
▼リゾット(1180円)
「パルメジャーノリゾット(※イタリア米使用)」(1180円)
▼パン(210〜315円)
「バケット」(210円)、「ガーリックトースト」(315円)
▼パスタ(820〜1008円)
(820円)「ペペロンチーニ」
(950円)「ボンゴレビアンコ」「三種きのこのアラビアータ」「ベーコンとナスのトマトソース」
      「ミートソース」
(970円)「カルボナーラ」「鮭とブロッコリーのクリーム」
(980円)「フレッシュトマトのアラビアータ」
(1008円)「鶏肉とキャベツのカレークリーム」「明太子」
▼ピッツァ(1130円)
(1130円)「ミックス」「マルゲリータ」「四種チーズ」
▼黒板メニュー
本日のパスタや肉・魚料理、前菜やデザートを掲示
▼おすすめワイン(580〜7900円)
【グラスワイン】(赤 or 白)(580円)

【赤】(2600〜7900円)
「アマローネ・クラシコ D.O.C.. チェサーリ」(7900円)
「アカーテ・ネロ・ダーヴォラ・バリカート I.G.T.」(3700円)
「ロッソ・ビチェーノ D.O.C.. ボルドレーゼ」(2600円)

【白】(2600〜5900円)
「シャルドネ・コッリ・ユーガネイ D.O.C..」(5900円)
「ソアーヴェ・クラシコ D.O.C.. "ニバイ"」(3800円)、「インソーリア I.G.T.」(2600円)

【テーブルワイン 赤 or 白】(1470〜1680円)
「ディキャンタ(375cc)」(1470円)、「ディキャンタ(500cc)」(1680円)
▼その他アルコール(480〜550円)
【発泡酒】(680円)
「オペラ(200ml)」(680円)

【カクテル】(525円)
「カシス(オレンジ or ソーダ)」「カンパリ(オレンジ or ソーダ)」(525円)

【ノンアルコールビール】(480円)
「バクラー(330ml)」(480円)

【ビール】(480〜550円)
「生ビール」(480円)、「ハートランドビール(瓶ビール500ml)」(550円)
▼ソフトドリンク(310〜475円)
(310円)「ウーロン茶」
(420円)「コーヒー」「紅茶」「オレンジジュース」「グレープフルーツジュース」「ジンジャエール」
      「コーラ」「エスプレッソ」
(475円)「カプチーノ」
▼各種パーティーメニュー(3150〜5250円)
『3150円コース』
「サラダ」「前菜2点盛り」「パスタ」「お肉料理 or お魚料理」「デザート2点盛り」
「コーヒー or 紅茶」

『4200円コース』
「サラダ」「前菜3点盛り」「パスタ」「パルメジャーノリゾット」「お肉料理 or お魚料理」
「デザート3点盛り」「コーヒー or 紅茶」

『5250円コース』
「サラダ」「前菜3点盛り」「パスタ」「お肉料理」「お魚料理」「デザート3点盛り」「コーヒー or 紅茶」

※その他、予算に応じてコースメニュー可


 セットメニューの値段は1260〜1764円。
 大体そこが平均的な予算ライン
と考えていいだろう。


 私たちは『デザートセット』(1470円)を注文。
 
彼女は黒板にあった本日のパスタから「牛肉とタマネギのアラビアータ」を選択。
 私は210円をプラスして、「パルメジャーノリゾット」を選択した。

 このリゾットが目的で実はこの店を訪れた私である。



 まず出てきたのは「サラダ」。
 ドレッシングの酸味と甘みのバランスがよく取れており、レタスのシャキシャキ感もちょうど良い。



 次に「スープ」。
 この日のスープはミネストローネ。酸味がまろやかで美味なスープだった。



 さて、その間にスタッフがカートに運んできたのが巨大な業務用の円形チーズ
 
「パルメジャーノリゾット」だ。これが、この店の名物といっても良い。
 そう。よくチーズ工房で見るような、
巨大な業務用の円形チーズ。あれを半分に切断したものの上部を溶かして、そこにイタリア米が入っていた。
 それを
スタッフが目の前でかき混ぜて、チーズと米をなじませていく作業を見せてくれた。
 巨大なチーズ……小さい頃からの憧れで、日本ではなかなか目にする機会も食する機会もないので、これに非常に感動。
 そうした
演出を魅せてくれた上で、改めて厨房に戻り皿に盛り付けて持ってきてくれた。


 これが絶品。イタリア米は口に入れるとプチプチした歯ごたえのある食感。チーズのコクと香りが見た目と異なり自然な感じで、くどくない。
 すっきり食べられて、とても美味しい。



 彼女が食べたメインは「牛肉とタマネギのアラビアータ」。
 
この店のパスタは細麺。良い食感を保ったパスタでこれも美味しい。
 辛味のあるソースとよく絡んでおり、これもまた絶品!!



 さて、そうして食後のデザートである。ドリンクも食後に持ってきてくれるよう頼んだため、このタイミングで。デザートは黒板よりその日のメニューを選ぶこととなる。
 
私は「ガトーショコラ」を選択。これがまた、最近の中でも秀逸なガトーショコラだった。
 
チョコの味が濃く出ており、なおかつしっとり上品に仕上がっている。添えられた生クリームのマイルドな甘みも非常に合う。
 それを、「ホットコーヒー」といただいた。



 彼女は「リンゴの赤ワイン煮とバニラアイスクリームの盛り合せ」。このリンゴの赤ワイン煮、しっかりと赤ワインの香りと味わいが活きており、リンゴの食感も損なわない絶妙な煮込み具合。これを、「ミルクティー」でいただいた。


 私達が店を後にしたのは午後1時半頃。その時点でも、まだ店にはお客が6割以上の席を占めている状態で、非常に賑わっていた。
 中には、70〜80代に見えるおばあちゃんを連れてきている家族も見受けられた。子・孫・祖母という組み合わせで訪れる事が気兼ねなくできる店だと思う。



 なお、帰りは県道19号をつくば市役所・谷田部インター方面へ走った。こちらは国道6号と違い、信号も少なく渋滞もしないためか早く移動ができる。
 
学園都市から店まで約20分で着くことがその結果判明。
 なお、
土浦駅周辺からだと国道6号→県道19号の移動方法で、店まで約40分。意外と近い。


 旧伊奈町は田園地帯で特に飲食店が出てこないように思われる地域であるが、これは隠れた名店。
 国道6号からも簡単にアクセスができるので、ぜひとも利用をしていただきたい。



 特に「パルメジャーノリゾット」は、見た目の演出も驚きだし、味も美味しい。
 頼んだとき、周囲のお客も「おおーっ」という感じで見ていた。


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。

<土浦・牛久方面より>
1、国道6号をひたすら南下する。
2、旧藤代町の「日清食品工場」(※巨大なカップ容器が目立つアレ)を過ぎて、最初の信号機付交差点
「酒詰」(※歩道橋設置)を右折。県道19号に入る。
3、道なりに県道19号を進む。
4、
「しまむら」を過ぎて、2つ目の信号機付T字路を右折(※コーナーに「つくば関東銀行)」。
5、
右折してすぐの左手側、川に架かる橋の手前に『ベンベヌート』


<つくば市・谷田部IC方面より>
1、つくば中心地からの場合、国道354号から、「上横場」交差点を南下して、県道19号に入る。都内あるいは他地域より来る場合は、「常磐自動車道:谷田部インター」より降りると、県道19号に降りる。そして南下し続ける事。
2、
ひたすら県道19号を南下するが、「板橋小学校」のある交差点で県道46号と交わる際に、間違えて県道46号に乗って行ってしまう可能性があるので注意する事。
3、ひたすら県道19号で田園地帯を通過して行く。
4、
伊奈町の福原T字路の信号機が見えると、田んぼのところに『ベンベヌート』の看板が見える(唯一の看板)。これを右折
5、
右折後すぐの橋を渡った、右手側に『ベンベヌート』。


※店は県道19号沿いにある。