光一「ただいまー。見てくれ見てくれ！」
嫁「お帰り。何、どうしたの？」
どうも、おそらく３０歳最後の更新です。とうとう見間違える事無き３０代の世界に……
１０月３０日は、３０歳のボクの命日です。３１歳の私の誕生日です(´；ω；｀)
光一「ふ〜ん、こんなのがあるのか…………」
嫁「なになに？ どうしたの？」
先日、珍しく私にしては真剣にＰＣモニターとにらめっこしていました。
光一「いや、今後の人生にも関わるから、
よく調べて勉強しておかないとね」
嫁「ふ〜ん、何の勉強してるの？」
人生日々勉強です。生きていくためには賢くなければだまされる。
ボクは今後の人生に重要な影響を与えると考え、勉強してました。
光一「ん？ 金融商品の勉強だよ。
いかに手持ちのお金を増やせるか」
そう。ボクが熱心に見ていたのは銀行の金融プランでした。
嫁「ふーん、まあ勉強するのは良いんじゃない」
と、嫁もそれなりに賛同している様子。
光一「なんせ、これを買ったからね。必要なんだ」
と、私が鞄から取り出して嫁に見せたのは……
この中の１枚が、１億５０００万円の引換券です(｀・ω・´)
光一「みずほ銀行でしか引き換えできないから、
みずほ銀行のプランを見ているんだ。
行員に騙されないようにしないとね！！」
そう。宝くじの当選金。みずほ銀行でしか引き換えできないのです。
よって、宝くじに当選した私が銀行に行くと…………
悪い事は言わないので、当行を信じて預けて下さい。
こんなお金、持っているだけで危ないですよ？
変な部屋に閉じ込められて、矢継ぎ早に提案されるプラン。
奴ら、当選金を食い物にしてきます！！
だから連中に対抗するためには、金融の知識が必要なのです！！
嫁「…………当たってるの？」
嫁が一気にトーンダウンした感じで問いかけてきましたよ？
光一「当たり前だろ！！ まだ抽選日来てないけど。
当たらないと思ったら、当たるはずがない！！」
ボクは１０枚の宝くじを、グッと握りしめましたよ。
３０００円が１億５０００万円に…………ボクの人生がばら色に♪
そして翌日……………………
光一「ただいまー。見てくれ見てくれ！」
嫁「お帰り。何、どうしたの？」
翌日仕事から帰った私は…………
１億５０００万円の引換券を増やしてきました(｀・ω・´)
光一「さらに２０枚買ってきた！！
これでまあそうだね。１億５０００万円が２枚、
５０００万円も、多分２枚は入ってるかな？」
お金は多いに越したことがありません。
これでボクの老後は安泰。金利で食べていけるんじゃないですか？
嫁「……………………」
光一「何なの、その微妙な表情は！？」
合計４億円ですよ？ これで今後の生活は安泰なのに！？
嫁「いや……まあ、当たると良いよね！！」
何で夫婦なのに、そんなに他人事！？
これは人生の勝ち組切符なんですよ？
４億円……3％の金融商品にかけて、１年に１２００万円？
もう、これだけで一生食べていくのに困りませんよ♪
そうか……だから金持ち連中は平日の昼間でも遊び歩けるのか？
さてそんな事を思っていたら…………
光一「…………………眠れない」
抽選日前日、興奮の余りに一睡も出来ませんでした。
まさに修学旅行前日のドキドキ感が……胸の動悸が止まりませんでしたよ♪
というか、一晩布団の中で人生プラン立て続けてました(・・。)ゞ
そして…………抽選日仕事から帰宅した私は…………
見事に当選番号を引き当てました！！
３枚……３００円ずつ……９００円を…………
▼受信(yukiさん)：（受信メール内容全文への返信もあります）
▼でも全国のどこかには……１３人の１億５０００万円を手にした人が……
▼今日の一言▼
宝くじ……是買夢商品也（これゆめをかうしょうひんなり）
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