嫁「しつこいデスヨー…………」
光一「ギブ……ギブギブギブッ!!」
どうも、もう11月……あまりにも早いですね。31歳好青年、光一です。
さて皆さん……秋と言えば……やはり食欲の秋!
旬な食材がスーパーでも所狭しかと思います。
そんな秋の王様と言えば……………………
マツタケですよ! まさに秋キングです!!
これは昨年の秋の事でした……………………
嫁「今日はね、豪華な晩御飯だよ♪」
光一「え? 何々?」
そう言った嫁が取りだしたのが…………
嫁「今日の晩御飯は松茸様です!!」
この時の嫁には後光が差しているようでした。
嫁「今から料理するから楽しみにしててね♪」
と、台所で作業を始める嫁。
キング・オブ・秋のマツタケ……これが晩御飯なんて♪
嫁「はい、出来たよー!!」
と、嫁が出来た料理を出してきます。
そして……そのメインキャストである松茸様を口にすれば……
うまい!!!!
…………というのが庶民的なアクションかと思います。
私の示したアクションといえば。
光一「ムオッ!!」
光一「これを作ったのは誰だっ!!」
嫁しかいません。
光一「女将を呼べッ!!」
というより、目の前の嫁さんに詰め寄りました。
嫁「何?」
いや……もう、何とかそういう問題じゃなくて…………
目の前に出された松茸様は…………
炭の食感と焦げた醤油の香りしかねえよ!
光一「どういう……調理をしたの……」
口の中には炭のガサガサ感のみ……しかも塩っぽい。
こんなの松茸様じゃない…………
嫁「あー、ホント。これだと単なる炭だよね」
いや……もはや食べ物じゃないです……………
嫁「松茸なんて調理したことないからさー」
と、嫁が松茸の調理過程を語ってくれました。
松茸様を…………
↓
↓
↓
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↓
醤油でたっぷり味付けして
↓
↓
↓
↓
↓
そしたら松茸を焼いて
↓
↓
↓
↓
↓
嫁「そしたらこうなった♪」
光一「お、……おま…………」
完全な炭素化合物になってるじゃねえか!!
光一「まず香りを楽しむ松茸様を、
醤油たっぷり塗ってどうするの!?」
これ、炭化してなくても醤油の香りしかしないよ!?
嫁「しょうがないよ、
松茸料理の作り方知らなかったし」
いやいやいやいやいやいやいや!!
そして自分で自分を許す言い訳を認めませんよ、私は!!
光一「松茸様ですよ? アナタ、調べなさいよ!
何で感覚で作っちゃったわけ?!」
料理はレシピ通りに作れば失敗しない。
知らないレシピを感覚で作っては……いけない(高級食材時のダメージ大)
光一「まず、松茸様をファイヤー!!
無いよね? あり得ないよね? どういう事?」
嫁の後ろに差していたのは後光ではなく、地獄の業火だったようです。
松茸様を返せ。在りし日の松茸様を返せ―!!!!
嫁「しつこいデスヨー…………」
光一「ギブ……ギブギブギブッ!!」
▼受信(yukiさん):(受信メール内容全文への返信もあります)
▼単価数百円の韓国産でなければ、殴り合いのケンカだったのは間違いありません。
▼今日の一言▼
料理……是従手順最善也(これてじゅんにしたがうがさいぜんなり)
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