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 光一「そんなわけがあるか!!」
 
 
 
 
 
 どうも。とうとう梅雨が明けましたね、光一です。
 
 
 
 
 
 さて、現在は高校での夏季課外のため、
 授業を継続して行っているわけです。
 
 
 
 
 
 これは、1年生のクラスで授業をしているときでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 光一「おはよう!
 
 今日も朝から世界史を頑張ろう!!」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「おう!!」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「さて出欠を取るが…………
 
 ん? Hは休みか?」
 
 
 
 
 
 女生徒Hさんが休むのは珍しい。
 思わず口にして出欠簿にチェックしたときでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「きっと先生のせいだ〜」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「え!? どういう意味だ?」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「先生に会いたくないから、
 
 Hのヤツ、休んじゃったんだよ〜♪」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「そんなわけがあるか!!」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「きっと風邪かなんかだろう。
 
 私の世界史を、Hは心待ちにしていたに……」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「え〜!! 絶対違うよ!!
 
 先生に会いたくないからだと思う」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「い〜や、絶対私に会いたがってたね!」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「い〜や、そんなことないね!!」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「い〜や、絶対絶対
 
 私に会いたかったハズだ!!」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「私の考えの方が絶対合ってるよ〜♪」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「いや! 私の方が正しい!!」
 
 
 
 
 
 もう!
 なんてAの聞き分けの悪いこと!
 
 
 
 
 
 Hは私に会いたがっていたに決まってるじゃない!
 欠席の理由は病気か何かに決まってるじゃない!
 少なくとも、私の世界史の授業が原因のわけないじゃない!
 
 
 
 
 
 
  
 光一「あれ? そういえばNも休みだな?」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「あ〜!!
 
 それもきっと先生が悪い!!」
 
 
 
 
 
 
  
 光一「そんなわけあるかッ!!
 
 というかお前、
 
 何でも私のせいにしてるだけだろ?」
 
 
 
 
 
 
  
 女生徒A「うん♪
 
 この世の事は何でも全て、
 
 光一先生が悪いんだよ♪」
 
 
 
 
 
 お前ってヤツはぁ…………
 
 
 
 
 
 ▼でも、Aはすでに与えた宿題の3分の1を終えたという娘なんです。
 ▼優秀で勉強家だけど、何故か変に絡んでくるのです。
 
 
 ▼今日の一言▼原因……是求他人間違也(これたにんにもとめるはまちがいなり)
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