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教育実習に関して

 このコンテンツは「教育実習体験記」と称して、実はお笑いテキストを提供していただけでした。
 私は2003年5/26から6/13までを「教育実習生」として高校で体験学習をさせてもらったわけです。
 では、そのお笑いコンテンツであった「教育実習体験記」にどうしてこのような真面目なテキストを付加したのかということを、ちょっと書いておこうと思います。

 「教育実習体験記」は高等学校での教育実習を体験した私が、「教育実習は非常に面白い」「ネタになる」という考えから書き起こしたテキストコンテンツです。
 このサイトのTOPページに飛んでみてください。
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 見てきていただければおわかりでしょうが、このサイトは「テキストサイト」として更新しており、体験記はそのコンテンツの一つに過ぎないわけです。
 そのために、原則として「ネット上でテキストサイトをサーフィングしている人」を惹きつけるためにどのコンテンツも構成しています。
 つまり、私の「教育実習体験記」は「テキストとして笑えるコンテンツ」を最初から狙って作りました。

 すでに「教育実習」から約一年が経過しています。このテキストを書いているのは、2004年3月末です。
 すでに「お笑いネタ」としての「体験記」はアップし尽くしたと私は思っていました。最後のテキストアップは2003年11月でしたから。
 そうして年度も変わり、私は大学を卒業することになりました。すでに教育実習は私にとって「思い出」に変わっていることに気づいたのです。
 しかし、「教育実習」というものは単に笑うためのネタとしてだけ提供していればいいものでしょうか?
 私は当初からこのことが気になって仕方ありませんでした。
 実際に「教育実習」はネタとしての反響もありました。それでも何かが釈然としませんでした。
 その理由の一つには、検索エンジンでこのコンテンツを見ていかれる方が非常に多かったということです。
 幸か不幸か、このコンテンツは「教育実習」という単語でGoogle検索のTOPから2ページ目辺りにかかります。
 それは、学校機関のHPに並んで掲載されているということです。
 そのため、多くの方が「実習とはどういうものだろう?」「レポートの書き方は?」などといった不安から検索したどり着いたのだと思います。「教育実習」というキーワードで「お笑いネタ」を探しにきた人は少数派でしょうから。
 そうして、検索上位に来る学校機関のHPは教育実習生にとって「ありきたりの文句」で語られるような、いわば「遠足のしおり」となんら変わらない程度の内容であることにも気づきました。
 私が学校機関と違う内容で実習のテキストをお送りできるとすれば、「お笑いネタ」もしくは「体験を活かした実習の手引き」であると考えたわけです。
 専門機関と違って、私は実習を経験した一人の人間です。実習前の不安なども、実習中の失敗・成功も一通りに経験してきました。その私であれば、もっと違う内容のテキストをお送りできる。
 と、これが私が今回「真面目な教育実習のテキスト」を作成した理由です。


 多分、実習をこれからされる方は、「このテキストが実習に役立つか?」ということを一番に考えるかもしれません。
 その疑問にはこう答えます。「役立つとは思っていません」
 では、このようなテキストを上げる意味はないのではないかと思われるでしょう。
 私はあくまで「私の経験に基づいた体験の心構え」をアップしただけです。
 その内容をどう受け止めて活かすのかは、実習を行う個々人次第です。
 人それぞれ、担当する教科も、受け持つ学年も、高校の気風も、先生との関係、実習生同士の関係も全く違うわけです。場合によっては、文化祭の直前、修学旅行の直後などといった学校行事との関連もでてきます。例えば、私は「文化祭(100周年記念祭)」が実習期間と被った上、実習の前週まで中間テスト期間という学校側の忙しい時期に実習に入ったわけです。しかも、現場では同じ状況は二度と発生しません。発生したと思うのは単なる「類似経験」に他なりません。
 それゆえに、「実習で役立つマニュアル」などという万能書は存在しないわけです。
 仕事に「万能マニュアル」が存在しますか? それは「存在しない」わけです。その場その場で対応していくのですから。
 ただ、「準備を入念にする」などのような「前提条件」は存在します。
 私は、私の実習経験を踏まえた上で、そのような「前提条件」を確認していただければと思っているわけです。

コンテンツ
●教育実習に関して
1、実習時心得
2、前準備
3、授業
4、授業外活動
5、後片付け
6、放課後
7、その他

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