インドア
大学三年生時
題名が『インドア』だからって、
インドア派VS.アウトドア派
ではないんですよ。
確かにこの文章書いているの夏真っ盛りの時期ですからね……
言い換えて……
引き篭もり派VS.外出派
でもないのです。
インドアとは、
車の運転手が恐れる現象の一つです。
つまり……
こーいうこと……
(車の中にカギが入っているでしょ? これ……ドア閉まっているの……)
車のキーを車内に忘れたまま、
ドアを施錠してしまうことです……
カギが車の中ですから、
当然ドアが開けれません……。
つまり、
カギを取り出せません。
もちろん、車の運転もできません……
おおよそ考えられる最悪の事態です。
ちなみに、
光一の過去のインドア事件は下記リンク参照。
(2003年10/11の日記参照)
幸い10月の事件では、
予備のキーを別に持っていたので助かりましたけど……
ところで、
私が一番最初に買ったトゥデイという車は、
ミニバン
といわれるタイプの車でした。
2ドアで後ろにカーゴスペースがあるわけです。
当然、
何かを買うとその後ろ側のカーゴスペースに乗せるわけです。
私がまだ初心者マークをつけて運転していた時期でした。
そう、あれは大学3年生の1月……
親孝行ものな私は、
父の誕生日プレゼントを買いに出かけて、
買ったものを持って自分の車に歩み寄りました。
荷物を車に入れるべく、
後ろのカーゴスペースをカギで開けます。
で、ドサドサっと荷物を降ろし、
カーゴスペースを閉めました。
さて、
次は運転席側のドアを開けようと、
カギの入っているジーンズのポケットを手で探ります。
光一「か、カギがない……」
光一、
めっさ焦りました。
カギがどこにもないのです……
駐車場中探しても見つからず、
店に戻ってみても見つからず……
光一「あ!!」
と気がつきました。
さっき、
カーゴスペースを開けたではないですか。
ってことは、その時点でカギを持っていたワケです。
何で気づかないの、お茶目さん♪
で、
私が恐る恐るカーゴスペースを覗き込むと……
父へのプレゼント
の隣にある車のカギ……
光一「どどどど、どうどうどうしよう!!」
めっさ焦りました。
カギが無ければカーゴスペースは開けれない。
車が動かせないのはもちろん!!
だってカギが開けれないんですから……
つまり……
『カギを取り出すために』カギが必要なワケです。
って、バカ!!
そのカギが取り出せないんですって!!
とりあえず困りまくって、
近くに落ちていた針金を拾い……
光一「…………」
カチャカチャ
キーピックの要領で車のカギを開けてみました。
駐車場にいる他の客たちの視線が……
『警察に知らせたほうがええんちゃう?』
って感じで痛かったです……
10分後 |
光一「くそっ、この車開かねーぞ!!」
他の客たち『…………(ヒソヒソ)』
光一「!?」
周囲から一斉に見られてしまいました……
さらには木の枝を拾ってきて、
窓を無理やりこじ開けようとしたり、
カーゴスペースを開ける方法を模索していました……
その間、
駐車場に来る客たちの
突き刺さるような視線に耐えながら……
ホント……
よく警備員や警察が呼ばれなかったと思います……
最終的には、
友達を携帯で呼んで、
自宅まで車の合鍵を取りに戻りました……
結局友人が車での約1時間以上を寒い駐車場で待っていたのでした……
その間も、突き刺さるような……
冬の突き刺さるような寒風以上に痛い客たちの視線に耐えながら……