それでもプールへ

中学1年生時


さて、今回は前々回からのつながりで、


「光一のプール体験」


で行きましょう。






これは全3回のシリーズになります。

ちなみに、前回の記事を参照した上で今回のを見たほうが良いです。

(前回:痛笑No.33「夏の風物詩」)










さて、

私は中学1年生だったころ、

地元の友人たちと3人でよくプールへ行きました。









それは、

学校のプールなどではなく、

自宅から10キロ離れたプール……










そこに行っては大人の女性の胸やお尻を視姦し、


水着の女性という夏の風物詩を満喫していたのです。











さて、

この日もプールへ行くということになりました。










しかし……




















光一「なんか、今日の空模様怪しくないか?」


友人M「結構曇ってんな」












そうなのです。

その日は何故かすさまじく曇り。

お空が暗いです。

風もなんか強いです。


いつもよりも肌寒いです……










私とMがためらっていると、


リーダー格の友人Hが言いました。




























友人H「何を言っているんだ!!


こんな天気なら人は来ない……


つまりは我々の貸切同然になるんだぞ!!


当然、女性の水着もいつもにまして見やすい……


障害物たる男や子供があんまり来ないんだから!!」





















すいません……


友人Hが「言いました」は間違いです。





























友人Hが、


心から叫びました。



















そして、

彼のシャウトを聞いていた私と友人Mは……


光一「そ、そうだよな。

あまり人が来なければ貸切みたいになる」


友人M「当然、女の尻追いかけやすいべ!!」


友人H「わかってくれたか!!」





















我々3人は、

改めて互いの友情を確認し合い、

一路プールへと向かったのです。




















さて、


曇天で風があり、肌寒い日……








































本当に泳ぎに来ている客がいません!!











いや……


本当に人っ子一人いない……





















しかも……



















ガクガクブルブル


光一「な、なな、なあ」


ガクガクガクガク


友人H「な、なな、なんだ?」


ブルブルブルブル


光一「めっさ寒くないか?」




















あまりの寒さに


ガクガクブルブル


と震える我々3人。

プールが休業になっていないのが不思議なくらいです。

水温がギリギリクリアーだったんでしょうか?










しかし……


いくら休業にならなかったとはいえ、











状況はまさに「開店休業」でした。





















そして、


そこにさらに鋭い言葉が……






















友人M「なあ……

ほんとに……


オレたちしかいないな?」


光一「まったくだ」


友人M「障害物の男も子供もいねえが……































それ以前に、女も一人もおらんべ!!











我々は、

友人Hを「じっ」と見ました。

しばらく前に手をがっちりと握って確認した友情が……


なんか音を立てている気がします(不協和音)











友人Hはこう言いました。


友人H「ま、まあ……貸切なのは間違ってねえ

せっかくだし、泳ごうぜ」






















スイマセン……


友人Hが「言いました」は間違いです。










友人Hが、


つぶやく様にボソッと漏らしました。




















我々3人は、しかし友情を確認し合うために……













































ドボーン!!










友人Hを寒空の下……


プールへ投げ捨てました。











光一「まあ、ヤツの言うように貸切には違いない」


友人M「んだな。まあ、せっかくだし泳ぐべ」











そうして泳ぎだしました。




















しかし、

一時間もしないうちに……




















ガクガクガクガクガクガクガク


光一「がががががががあ」


ブルブルブルブルブルブルブル


友人M「お前、唇すっげー紫だべ」


光一「お前もな……」










我々3人……


あまりの寒さに震えていました。











むしろ外が風強くて、気温も低くて……


プールの中の方が暖かく感じるって何よ!?











あまりの寒さに売店でコーヒーを買いました。





















8月のプールで


ホットコーヒーって異様な光景……


しかも、震えながら飲んでいる……



















あんまり震えて手元が定まらないので……




















光一「うぎゃああぁぁぁ!!」


コーヒーカップを自分めがけてこぼして熱い思いをしました……











みなさん……


いくら貸切状態になるからといって、


曇天で風が吹く寒い日にはプールに行かないほうが吉です。


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