根性で進んだ過去

中学一年生時


さて、今回はプールネタ三姉妹の最終回です。

三回目だから三姉妹。

男三人で女性を視姦しに行った少年時代の日々……

その最終回です。










テーマは、


「女性の胸と尻が見れるなら、何が何でも根性で!!」


で行きましょう。










ここまで、2回の話を掲載しました。

そちらを読まれていない方は、読んでくるのをお勧めします。
(痛笑No.33「夏の風物詩」、の。35「それでもプールへ」)










さて、

私は中学一年生の夏休みのとき

リーダー格の親友H、

それに私と親友Mの三人で、

10キロ離れたプールへ15回も泳ぎに行っていました。










近くの学校のプールではなく、

きっちりしたプールへ毎日のように……


なぜか?





















友人H「今日もイイ女がいるぜ!!」


友人M「いい……尻だっぺ」


光一「谷間谷間♪ むむ、あれはFカップか!!」


我々三人は、


プールに来ている大人の女性を視るために……


その様々な水着と、


胸とお尻を焼付けに……


毎日のようにプールへ通ったのです。


この目的が、三人の友情をゆるぎないものにしたワケです。











そんな我々は、

曇天で寒くてどうしようもない日でも(参照「それでもプールへ」)、

どんなに暑くて片道10キロも動きたくないような日でも……













『女性の胸とお尻を見たい!!』


その究極的な至高なる目的のために……


ひたすら連日通ったのです。




























さて、いくらか話が遠回りになりますが、

私は当時、


「罠作り」


に熱中していました。










たとえば……


『落とし穴』


のような典型的なものから、


『ふすまを開けると、天井から鋭いペン先が降ってくる』


ようなものまで……


つまりは、

屋外屋内問わず、罠作りをしていました。










さて、

この日も昼間からプールです。


私は朝のうちに罠作りをしていました。










ターゲットは、

夕方に帰宅する母に対してです。











別に母に恨みがあるとかではなく、


私はひたすら罠に人をはめたいだけでした。
(そんな私の心情の参照:痛笑No.14「偽煎餅の作り方」)











この日の罠は単純なもので、

廊下に置いてある雑巾……




















この雑巾の下に、


画鋲を10個程度


敷設し、




















さらには、


廊下と居間の段差部分に、


細くて見えにくい


シャーペンの芯を5本程度


居間へつながる敷居の隙間に差し込んで固定。


その手前には、

先ほど画鋲を埋設した雑巾を……




















その場所を人が通れば、

足の裏には間違いなく……


画鋲とシャーペンの芯が刺さります。


最低でもそのどちらかが刺さります。











光一「よし、罠完成♪」


私は、罠を作り終わったことに満足し、

次はプールへ行く準備を始めました。










当時は携帯電話が一般に普及していないころです。

家にあった黒電話が鳴り出しました。

プールへ行く準備はできたかという、友達からの電話だと思いました。




















私は、居間から廊下の電話のところへ行こうとし……












































ザクザクザク!!


光一「ッ!!!!!」



















まずは、手前のシャーペンの芯が刺さり、



















光一「痛ってー!!」


と叫んでもう片方の足を廊下へ……


























ざくざくざく!!


光一「ひぎっ!!!!」


今度は雑巾の上に足を乗せてしまいました。


ただの雑巾ではありません。





















先ほど自分で、


その下に画鋲を多数隠した雑巾です……




















あまりの激痛に、思わず両足を引き釣りながらも電話へ……











光一「はい。もしもし陽ノ下です」(手には脂汗)


友人H『おう。Hだけど、プールの準備できた?』


光一「OKOK!!」(足が震えています)


友人H『じゃあ、これからMとそっちに行く』


光一「わかった」(涙目です)


で電話を切りました。











しかし、












しかし!!














あんまりに痛い。


痛すぎる……




















足の裏から出てくる血を、

とりあえず絆創膏でふさぎ、テープを巻く。











さすがにこんな罠はマズイと思い、


即座に撤去。
(自分で作り、自分でかかったのみの罠)


















ほどなくして、HとMの二人がやってきました。




















二人とも、玄関で私の足を見て、


友人H「どうしたんだ?」


友人M「足をテープで巻いているようだけども?」






































光一「罠を作ったんだ

それも、シャーペンの芯と画鋲という二段構え

かならずどちらかを踏んで怪我するってやつさ……


それを……










自分で踏んだのさ♪」

































などという、


あまりに恥ずかしい事を……


正直に言える訳がありません!!
(成人した後も、未だに二人には秘密にしています)


















傷はジンジンと痛むし、


それ以上に、


















自分で作った罠を、

見事に忘れて自分で引っかかって怪我をしたなんて……


さらに痛すぎる!!

















光一「ああ、ちょっと怪我してね」(ちょっとクールに♪)


友人H「んー、その足で泳げるのか?」


















今でも……












今でも彼らが、


「どうして怪我したの?」


追求してこなかったことを神に感謝しています。











というか、


プールで女性の胸やお尻を視てくる


という大目的の前では、


そのような些事に心奪われはしなかったのでしょう。






















確かに、

Hの言うように、


足は痛くて仕方ありません。

歩くのすら涙が出そうでした。

しかも、

足の裏側が怪我だらけ……

プールで雑菌が入らないとも限りません。

それでいて、

往復20キロを移動するのですから、

常識的には念のために自宅待機でしょう。






















しかし!!














しかし、


我々三人の究極目的


『女性の胸を尻を視姦する夏の謳歌!!』


を果たさないわけには行かない……











我々は、


当時はまっていた

『三国志』

の、劉備、関羽、張飛三人が義兄弟の契りを結んだ……


『桃園の誓い』


ならぬ、


『プールサイドの誓い』


をした仲ではないか!!
















光一「いや。行く

行ってみせる!!

こんな怪我の一つや二つで……


俺たちの夏が奪われていいのか?


そんなハズはないだろう!!」


友人H「……

光一……」


友人M「お前は男だっぺ!!


真の漢だっぺ!!」


友人H「そのとおりだ……


『その足で泳げるのか』……


こんな野暮なこと聞いちまってスマネエ!!」


光一「いいんだよ。

俺のことを心配してくれたんだろ?」


友人H「しかし、ほんとにスマン!!」


光一「何を言うんだ……

さあ、行こうぜ!!

俺たちの舞台へ」


友人M「ああ、そうだっぺ!!

今日もプールで女の水着姿を堪能するんだっぺ!!」


友人H「ああ、俺たちの夏と友情のためにも!!」






















光一・友人H・M『いざ、行かん!!

我らの天国(エデン)へ!!』



















こうして、

私の怪我という不測の事態にもかかわらず……


我々三人の友情はますます深まったのでした。


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