11/27(土)

これも仕事ですかぁ?


光一

「はぁ……あまりにもアンニュイだよ」
鳴島

「あの〜」
光一

せっかく学園祭行ったのに

翌日の報告書書いていたんだよ。ずっと……」
鳴島

「もしもしぃ〜? マスター?」
光一

「おかげで、

最大の目的である

弓道部のポニテ娘とのツーショットが撮れなかった……
鳴島

「マスター……それはそれとしてぇ……」
光一

「袴姿にポニテ……毎年あれだけが楽しみなのに……」
鳴島

「どうしてぇ……」





さわさわ





鳴島

「どうしてさっきから、

私の髪の毛触ってるんですかぁ?」
光一

「ん? はっ!?

これはいかん……

無意識に隣にいる綾香君の髪を……
鳴島

「無意識って……」
光一

「いや、すまないね。

学園祭で、

一年間に
必要なポニテ分を補給できなかったのだ。


綾香君ってポニテじゃないかね。

多分潜在意識の私が君の髪を触ることで……」
鳴島

「そんなフロイトみたいな解釈はいいですがぁ……」
光一

「なんだね?」
鳴島

「気づいたなら髪から手を離してください」
光一

「む、これは失敬」
鳴島

「まあ、髪触るくらいでしたらいいですけどねぇ」
光一

「おお、綾香君……

君を住み込みで雇って本当に良かった!!

もはや、

君がいないこの店など考えられん!!」
鳴島

「そういえば前から聞きたかったんですがぁ」
光一

「なんだね?」
鳴島

「私が、髪を下ろしたらどうするんですか?」
光一

「ん?

いつも風呂上りは下ろしているではないか?」
鳴島

「そうでなくて、普段からですよぉ」
光一

「それはそれで♪

でも、とりあえず仕事の時はその髪型ね」
鳴島

「ほえ?

なんでですかぁ?」
光一

私がポニテ好きだからだ!!

そんな自分を私は好きだ!!」
鳴島

「じゃあ、

ポニテの私とぉ、

ポニテを下ろした私とぉ、

どっちが好きですかぁ?
鳴島

「どっちも好きだが。

むろん、巨乳という要素は外せないがね
鳴島

「敢えて選ぶなら?」
光一

ポニテは義務

仕事と考えなさい。

あ、巨乳で美乳の維持もだよ♪
鳴島

「仕事ですかぁ?」
光一

「長い髪では、

喫茶店で働かせるワケにいかないでしょ。

だから仕事」
鳴島

「あ、なるほど♪

マスターって、

ちゃんと
仕事のことも考えているんですね」
光一

「当たり前だ。

君は私をなんだと思っていたのかね?」
鳴島

ポニテ好きの、巨乳フェチ♪
光一

「それは否定しないが、

しかし、仕事とプライベートは区別するぞ、私は」
鳴島

「へぇ〜。

マスターのこと見直しました♪」
光一

「そして、巨乳の維持も立派な仕事だ!!
鳴島

「それはまたどうしてですかぁ?」
光一

「仕事で疲れた私を癒す……

その魔力を君の胸は秘めているのだよ……
鳴島

「ほ、ほえ?」
光一

「喫茶店のマスターが、

ストレスによって、

淹れるコーヒーの味を変えてしまったら?


それでは商売にならない。

そのストレスを解消するのも、

立派な仕事ではないか!!」
鳴島

「理解できるような……

できないような……

……理解しちゃいけないような……
光一

「深く考えることはない!!

ハードスケジュールで疲れ果てている今の私。

この私を癒してくれればいいわけだ。

休養により、仕事効率を回復させるのも、

また仕事と言えるのだからね」
鳴島

「それはどういう?」
光一

「こうゆうこと♪」





もみゅもみゅ





もみゅ〜もみゅ





鳴島

キャァー!!

な・に・を……

するんですかー!!





ボグゥ!!





光一

「ぐぅ……この胸の感触を覚えつつ倒れるなら、

それもまた良しとしようじゃない……か……」





ドサッ





鳴島

「も、もう!!

た、ただ私の胸を揉みたいだけじゃないですか!!」
光一

「ふ、ふふ……

『揉みたい』……じゃないぞ……

『揉むだけ』で『我慢』しているのだ
鳴島

「ふみゃっ!?」
光一

「ほ、ほ……

本来なら吸い付きたい……

そのことで私の活力は復活する。

まさに『仕事』だと思わないか…グボァラァ!!
鳴島

「はあはあ……

偶然手元に『広辞苑』がなければ、

お、押し倒されるところでしたぁ……」

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