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光一
「……………………」 |
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鳴島
「らんたった〜♪ らんたった〜♪」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「ふふふふふ〜ん♪」 |
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光一
「綾香君?」 |
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鳴島
「おわぁぁぁ!?
マスター、何時の間に後ろにいたんですかぁ!?」 |
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光一
「つい先日と同じような展開なのだが……」 |
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鳴島
「いや、まぁ…………」 |
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光一
「今回は5年ぶりに…………
前回更新から3日以内で更新してみせたのだが」 |
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鳴島
「お、スゴイじゃないですかぁ♪」 |
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光一
「この5年間、週1回しか更新してきてなかったから、
週1〜2回で、更新頻度をアップさせようと思ってね」 |
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鳴島
「身体が壊れない程度にやれれば、
いいんじゃないんですかねぇ♪
週1回だと、やっぱりさびしい感じですしねぇ」 |
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光一
「そうして店に出てくれば…………」 |
『ネコミミ28歳ウェイトレスってどうでしょう?』
慶徳さん作
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光一
「君は何をしているのかね?」 |
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鳴島
「だってぇー!!
ほらほらぁ♪
ネコミミの私、可愛いじゃないですかぁ♪」 |
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光一
「カフェのホールに出てみれば、
ネコミミ。猫グローブに、猫又尻尾装備のウェイトレス……
ここはどこの風俗店なのかね?」 |
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鳴島
「ふ〜ぞくぅ〜!?」 |
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光一
「私は普通のカフェを経営しているつもりが……
ウェイトレスがスキップしているわ……
挙句ネコミミかね?
君はどこに向かおうとしているの?」 |
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鳴島
「可愛く在ろうとしているだけですよぉ」 |
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光一
「……………………
28歳でこの格好は……犯罪では?」 |
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鳴島
「はんざい〜!?」 |
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光一
「私の後輩などは…………
綾香君と同世代の腐女子に囲まれて、
とってもボーイズラブスキスキ空間で仕事しているが……
20代後半〜30代女性って、そんな感じなの?
あまり触れちゃいけない、微妙な時期かねえ?」 |
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鳴島
「なんですかぁ、その例の出し方はぁ!?
別に男性同士の性行為なんて興味ないですよぉ!」 |
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光一
「しかし……28歳なのに…………
どう見ても女子高生にしか見えないような……」 |
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鳴島
「それは私が若いからですよぉ♪
今でも女子高の制服着て、忍び込む自信ありますよぉ♪」 |
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光一
「女子高生がネコミミ付けて、
カフェのホールをスキップしているなんて……
絶対あり得ないと思うんだ」 |
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鳴島
「なあっ!?」 |
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光一
「君、絶対若さの在り方……間違えてるよ」 |
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鳴島
「私はマスターと違って若いもん!!」 |
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光一
「そういう反論を持とうとする事自体、
君が若くないという事かと思うんだけど……」 |
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鳴島
「なんですかぁ…………せっかく人がぁ、
若く可愛くいてあげようとしているのにぃ」 |
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光一
「いやぁー……可愛くあるのは良いけど……
大丈夫、ご年齢の方は?」 |
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鳴島
「清香がこういう格好したら、
マスター何も言わないでしょ、絶対!」 |
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光一
「だろうねえ。
だって、現役女子高生だよ、清香君は?」 |
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鳴島
「ズル〜イ、不公平ですよぉ」 |
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光一
「君のそれはアレではないのかね?
妙に最近、清香君を意識するけど…………」 |
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鳴島
「ほぇ、何ですかぁ?」 |
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光一
「多分、それら一連の行動は…………
若さへの嫉妬だよ」 |
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鳴島
「……………………」 |
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清香
「お疲れ様で〜す。
何で、店の入口にCLOSEの札が……」 |
A.N
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清香
「うあ!?
何で床一面赤く染まってるの!?」 |
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鳴島
「あ、清香おつかれさま〜♪
学校もう終わったのぉ?」 |
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清香
「なんだか…………
先日同じような展開を見たんだけど……
お姉ちゃん、また何かやらかしたの?」 |
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鳴島
「それはいいからいいから♪
さあ、このモップで床を綺麗に拭き取ろうね♪」 |
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清香
「床の匂いが生臭いんだけど……
というか、何『A.N』ってダイイングメッセージは!?」 |
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鳴島
「人生気にしたら負けだよぉ〜♪
お姉ちゃんを信じなさいなぁ♪」 |
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清香
「……………………
これは気にしないと、
人生が終わるレベルな気がするんだけど。
マスターはどこに行ったわけ?」 |
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鳴島
「……………………さ〜ぁ?」 |
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清香
「そういえば、お姉ちゃん…………」 |
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鳴島
「なに〜?」 |
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清香
「28歳でネコミミ? 猫グローブに猫又尻尾?
またスゴイ格好しているけど…………
大丈夫なの、年齢的に?」 |
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鳴島
「……………………」 |