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光一
「うう〜…………寒いねえ。
わずかの時間とはいえ、昨日は初雪だったし」 |
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鳴島
「ホントに寒くなりましたねぇ…………」 |
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光一
「女子高生つまりはJKっていう生き物は、
どうしてこの寒空の中を、スカートでいられるんだい?」 |
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鳴島
「さ〜あ?」 |
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光一
「君だってかつて……10年くらい前まではスカートだっただろ?
その気持ちはどこに行ったのかね?」 |
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鳴島
「あんな寒い格好、冬にしていたら場違いでしょうよぉ」 |
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光一
「…………歳取った証拠じゃないの?」 |
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鳴島
「なんですってぇー!?」 |
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光一
「清香君は現役女子高生だから、
登下校はスカートだろ?
寒くないのかね?」 |
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清香
「スカートの下にジャージ着てますから、
寒くないですよ♪」 |
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光一
「……………………
うわー……スカートの下にジャージかねえ……
もはやスカートは何のために存在しているのかね?」 |
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鳴島
「マスター……発想がオッサンになってますよぉ?」 |
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光一
「だって女子高生っていったらさ、
肉体のみずみずしさで、全盛期だよ?
生足とか水着姿をさらさないでどうするの!?
今だよ!! 今しかないんだよ!! さらすべき!」 |
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鳴島
「全国の女子高生に謝ってください!!
生足は置いておいても…………
水着姿をさらせとはなんですかぁ!?」 |
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光一
「でも、昆酢さんから貰った君たちは……」 |
『3D鳴島姉妹』
夢遥昆酢さん作♪
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光一
「スカート姿なのにねえ…………
よくよく考えると、10代半ばの清香君と、
30手前の綾香君では……同じ姉妹でも、
生足をさらすことへの抵抗感は異なるでしょ?」 |
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鳴島
「ど〜いう意味ですかぁ?」 |
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清香
「この時期に水着姿の女子高生とか女子大生に会いたければ、
レジャー系のプールに行った方が良いかと?」 |
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鳴島
「健康のために週末奥様とプールに行って……
そのはりきり目的の1つが…………
どれだけ不純なんですかぁ?」 |
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光一
「プールといえば、水着!!
女性のほぼ裸に近い状態が見放題!!
そういう空間で人は得てして開放的になるものでしょ!」 |
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鳴島
「『「女子大生(20)巨乳☆出会い希望♪」待ってます!』
って何ですかぁ…………」 |
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光一
「どうせプールでナンパして、あるいは逆ナンされるなら
20歳の女子大生だろ、しかも巨乳の!!」 |
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鳴島
「仮にも奥様とプールに行ってるんでしょう?」 |
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光一
「それは、それ。これは、これ!」 |
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鳴島
「まあ、プールに行ったら行ったで……
オバサン・オジサンばかりだったんですよねぇ♪」 |
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光一
「ほんと、何でだよって気分ですよ!!
プールですよ?
若い女性がワイワイウフフな空間でしょ?
若い女性が男性との出会いを求めに来る場所でしょ?
こういう開放的空間でのナンパ成功率は高いでしょ?」 |
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鳴島
「それは夏のプールとか海でしょうよぉ」 |
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光一
「いや、人間って年中発情期じゃん!!
いつでも出会い待ってるじゃん!!
プールに行って、それが無いなんて……
先生納得しておりませんよ!!」 |
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鳴島
「年中発情期って!?」 |
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清香
「女子高生とか女子大生は、
レジャー施設のプールに行きますよ。
マスターが行った場所って…………」 |
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光一
「土日だけ開放している市民プールだが?
小学校のプールが室内用になったようなものですよ?」 |
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鳴島
「それじゃあ若い女の子は来ませんよぉ……」 |
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清香
「やっぱり遊んで楽しむようなプールでないと、
単純に泳ぐだけのプールでは、来るのは……
オジサン・オバサンのオンパレードですよ?」 |
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光一
「しかしそういうプールは高いではないかね!!
市民プールなら500円前後なんだよ!!」 |
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清香
「女の子ナンパに行くなら、
少しはお金を使わないと〜」 |
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鳴島
「そうじゃなければ、冬の海水浴場の駐車場!!
夜中は車がたまっていて、引っかけ場所になってますよねぇ♪」 |
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光一
「君はそういうナンパスポット情報は知っているのに、
どうして28歳を過ぎても彼氏いない歴28年なの?」 |
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鳴島
「そんなのは今はどうでもいいでしょうよぉ!!
それよりですねえ、マスター!!」 |
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光一
「何かね?」 |
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鳴島
「出会い系サイトとかに引っかからないでくださいよぉ?」 |
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光一
「出会い系サイトなんて、
もう10年近く前に卒業済ですよ?」 |
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鳴島
「ふえっ!?」 |
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光一
「いや、単純に携帯手に入れた初期に、友人に教えてもらった。
でも、東京とかでは登録数多いのに、茨城では1桁しかいなくて、
いやー、笑った笑った!!」 |
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清香
「……………………
マスターはプールに女子大生を求めて行きましたけど、
オバサン・オジサンばかりでしたよねえ?」 |
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光一
「あれはまさに期待外れだったねえ…………
ここ数年で私が珍しくアクティブになっているのに。
出会う相手がいないとは…………」 |
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鳴島
「だから奥様いるでしょ、マスターは」 |
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清香
「プールと同じ事で…………
出会い系サイトの先に待っているのは、
『巨乳女子大生(20)アユミ』じゃなくて…………」 |
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清香
「こわ〜い、オジサンの方かもしれませんからねえ♪」 |
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鳴島
「マスター♪
サイト更新のネタに、手を出してみたらどうです?
出会い系サイト?」 |
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光一
「出会い系サイトなんて、相手の顔が見えないからヤだ!
やっぱり出会うならプールか海だろ!!
最初から相手の全てを見れるんだぞ!!」 |
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鳴島
「奥様で満足しておきなさいよぉ…………」 |
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光一
「そもそもこの更新風景も、更新内容も、
ぜ〜んぶ交際期間から現在を通して、
何もかも今の嫁さんに読まれているんだけどね。
このサイトは、恐ろしい検閲をクリアしてアップしてるんですよ?」 |
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鳴島
「よく奥様離婚しようって言いださないなぁ……
というかぁ、よく結婚してくれましたねぇ…………」 |