4/7(木)
帰国おめでとうですぅ♪
鳴島
「何はともあれ、
無事の帰国
おめでとうございますぅ♪」光一
「うむ、ありがとう。
まあ、帰国早々に
刺される
とは思ってもみなかったがね」鳴島
「何もおみやげ買ってこなかった
マスターがいけないんですぅ」光一
「まだ言うかね……」鳴島
「だってぇ……
ホワイトデーだって、
何も貰えなかったんですもん」光一
「あれは、
出国前で忙しかったんだ。
仕方ないではないか」鳴島
「しかも、
ドイツ土産を買ってくる
って言いながら、
何も買ってこなかったですもんね」光一
「う…………
そういえば言ってたね。
今思い出した……」鳴島
「楽しみにしてたのにぃ……
ですぅ」光一
「あー…………
それは済まなかったね」鳴島
「何か埋め合わせが必要ですねぇ♪」光一
「それって、
普通は私が言うセリフじゃあ……」鳴島
「買ってこなかったマスターが悪い。
埋め合わせするんですよねぇ?」光一
「えー…………
このクソ忙しい中でか……」鳴島
「む?」光一
「わわわ、わかった!!
わかったから、
そのナイフをしまいたまえ!!」鳴島
「わかればよろしい!!
ですぅ」光一
「本当に恐ろしい娘になったね、
君は…………」鳴島
「そんなことないですよぉ♪
普通の女の子ですよ」光一
「普通の女の子が、
ナイフで人を脅したり、
挙句刺したりはしないと思う」鳴島
「そんな事もないですよぉ♪」光一
「…………いや、
そこは私に同意すべきだぞ?」鳴島
「だって、
女の子が怒るなんて、
普通にあることじゃないですかぁ」光一
「怒ったときに、
人を刺す女の子は
ごく少数
しかいないと断言できるが……」鳴島
「怒らせる人が悪いんですよぉ♪」光一
「いや……
絶対に刺すほうが悪いと思う……
というか、犯罪だぞ」鳴島
「じゃあ、
質問しますけどねぇ」光一
「ん?
なんだね?」鳴島
「マスターが、
私の
胸とかお尻を
触ったり揉んだり
するのは犯罪じゃないんですかぁ?」光一
「あれは犯罪じゃない!!
経営者を癒すのも、
立派な仕事!!」鳴島
「一般には、
セクハラ
で逮捕されますよぉ?」光一
「う…………
あ、綾香君の巨乳が、
私を誘ってるからいけないんだ」鳴島
「それも十分セクハラですよぉ」光一
「だって、だって……」鳴島
「まあ、別に……
マスターに触られる分には、
私は良いですけどねぇ」光一
「だろだろ!!」鳴島
「でもぉ、
私以外の女性にやったら、
犯罪になりますからねぇ」光一
「うー……
そこがメンドイ……
同意が必要だからなあ……」鳴島
「え?」光一
「今、
自由に触らせてくれる相手いないし」鳴島
「はぁ?」光一
「あ、そうか!!」鳴島
「???」光一
「自由にさせてくれる相手を、
作ればいいじゃん!!
なんでこんな事に気づかなかったんだ」鳴島
「え!?」光一
「よし!!
じゃあちょっと街に出てきて、
出会いを求めてき…………」
ドス!!
……ドサッ……
鳴島
「浮気も立派な犯罪ですぅ!!
何でこりないんですかぁ!!」光一
「ぐ、ぐぅ…………
浮気も……な、何も……
き、君と……付き合って…
る、わけ……じゃな………」
ドスドス!!
鳴島
「うー!!
そんな事を言うのは、
どの口ですかぁ!!」
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