5/13(金)
10万御礼♪
光一
「先日、
5月10日の昼ごろですが……」鳴島
「当カフェの来店者数が、
10万人を超えました♪」光一
「当店開店から、
2年と2ヶ月……」鳴島
「これほど多くのお客様に
ご来店いただき……」光一
「誠にありがとうございました!!」鳴島
「以後も、
当カフェハウス。
『失変カフェ』
をよろしくお願いいたします!」光一
「ふぅ〜……
まさか10万を超える日が
来るとはねえ」鳴島
「そうですねぇ♪
開店799日目で
10万人ですから……」光一
「1日平均来店者数は、
約125人かな?
まあ、最初の1年目とかは、
その半分くらいしか来てないけど」鳴島
「いやぁ〜……
私が言うのもなんですけどぉ、
こんなトコによく
10万人も来ましたよねぇ」光一
「む!?
そう言われるとそうだが……
なんかムカツクなあ」鳴島
「私だったらぁ、
こんな
セクハラマスター
の運営するカフェに、
二度と来ないですけどねぇ」光一
「せ、セクハラとは何だね?
セクハラとは!!」鳴島
「毎日毎日
私の胸とかお尻を、
揉んだり触ったりしてるくせにぃ」光一
「それくらい良いだろ!!」鳴島
「何開き直ってるんですかぁ!!」光一
「触ったり揉んだり、
フロ覗きはしょっちゅうしても、
君の貞操は奪ってないだろうが!」鳴島
「そういう問題じゃないでしょうよぉ……
ん!?」光一
「何かね?」鳴島
「今…………
フロ覗きを
しょっちゅうしてるって
言いましたね!?」光一
「あ!?」鳴島
「い、い、い……
いつの間にしてたんですかぁ!!」光一
「い、いつの間にって……
君がフロに入ってる時に
決まってるだろ!!」鳴島
「開き直らないでくださいよぉ!!
うう〜……
嫁入り前なのに、
裸見られたぁ……」光一
「見られたって……
何度も見てるのに……
今更言われてもなぁ……」鳴島
「合意で見せてる時と、
密かに見られてるのじゃ、
意味が違いますぅ!!」光一
「し、しかしだな……
私は経営者として
ストレスがたまっていて……
そんな中で、
君が住み込みバイトしてるんだから」鳴島
「そういうのは
セクハラで逮捕されますよぉ?」光一
「あ、甘いね。
セクハラで逮捕されるのは、
被害者が訴えた時だけだよ」鳴島
「私が訴えないとでも
お思いですかぁ?」光一
「う……うむ」鳴島
「まあ、別に良いですけどぉ。
相手がマスターじゃなかったら、
今頃警察に
突き出してますからねぇ」光一
「そ、そうなのか!?」鳴島
「ちょっとは感謝してくださいよぉ」光一
「む……むぅ……
感謝ぐらいはしておるわ。
毎日毎日、
綾香君の巨乳にはお世話に……」鳴島
「ふう……まあ、いっかぁ。
で…………
当店来店数10万人達成
何かやらないんですか?」光一
「ん?
来店10万人記念かね?」鳴島
「そうですよ♪」光一
「ん〜…………」鳴島
「ワクワク♪」光一
「…………むぅ〜」鳴島
「わくわく♪」光一
「そうだねぇ……
メンドイからやらん!」鳴島
「がぁぁぁ〜〜ん!!
そんなぁ……」光一
「だって、
私自身の余裕がないもの」鳴島
「でもぉ……
せっかくですしぃ、
何かやった方が……」光一
「うーん……
時間がかからず、
お客様を満足させられる
……そんな企画……
あー!!
一つあるねえ♪」鳴島
「お!?
なんですかぁ?」光一
「聞いて驚け!!
『綾香君の入浴写真公開』
これは大ウケ間違いない!!
って、どうしたね綾香君?
ひ、ま、待って!!」鳴島
「誰がそんな企画を
許しますかぁ!!」光一
「落ち着いて……
落ち着くんだ。
まずは……
そのハンマーを床に置こう。
な、な?」鳴島
「一回地獄に落ちて、
考えを改めてきなさいぃ!!
……ですぅ」光一
「ヒ…………」
ビュン!!
ゴシュゥゥ……
ずしゃぁぁ
鳴島
「まったくぅ……
ロクな事考えないんですからぁ」
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