鳴島
「それはまた……
ものすごい施設に
泊まったものですねぇ」光一
「うん。
なんというか、
すごかった！！」鳴島
「施設の外は、
雑草と廃棄物だらけで、
中は壊れてて……」光一
「おまけに、
自販機のうち１つはダミーだった」鳴島
「うむぅ？
どういうことで？」光一
「ウチの助教授が、
お金を入れたら……
吸い込まれて出てこなかった」鳴島
「うぇ！？」光一
「それに、
自販機のビールは
賞味期限切れだし……」鳴島
「すごい宿でしたねえ……」光一
「一泊５８００円だけど、
それでも頷けないくらいに……
ドイツは、
４０００円台で、
もっと良い宿いくらでもあった！」鳴島
「しかも、
それが
大学生協で
お勧めされてたんですかぁ？」光一
「私はそう聞いた。
先生が、
後で抗議しておくってさ」鳴島
「しかし、
それで良く潰れませんねぇ」光一
「まあ、
2chでは話題になってるらしい。
私にとっても、
これは黒歴史だな」鳴島
「それって、
どう騙しているんですかね？」光一
「あれだろ。
生協とかで薦められてるから。
泊まりに行った年次が卒業したら、
『そこに行かないほうが良い』
という情報は消えるじゃない」鳴島
「あ〜…………
それで情報の無い学生が、
また行くと……」光一
「あれに５８００円なら、
ユースホステルの方が、
遥かにマシなのだが……」鳴島
「そこまで…………」光一
「ひどかった。
宿の名前出すのは、
営業妨害だからしない。
でも、
今日の日記見て、
『あー、あそこねえ』
って気づいた人
結構多いんじゃないか？」鳴島
「パンフレットの情報とか
当てにならないものですねぇ」光一
「うむ。
あの施設見たとき……
『幽霊屋敷』
かと思ったぞ……」鳴島
「ふえ！？」光一
「だって……
あちこち崩れてて……
普通に見たら、
潰れているようにしか見えん」鳴島
「まあ、
『良い体験』
をしたということで♪」光一
「うむ。
ただし、
『二度とはゴメン』
な『良い体験』だな」鳴島
「ははは……
そうですねぇ」
※今日は暴走なしでしたぁ。
→マスターが相当疲れ切っていたのでぇ（汗）
→原因は５／１７のマスターの日記にて。
