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光一
「うーん……どうにも疲れが……」 |
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鳴島
「マスター、おはようございますぅ」 |
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光一
「うむ。おはよう」 |
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鳴島
「あれ?
マスターに会うのが
ものすっごい久しぶりな気がしますがぁ……」 |
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光一
「そりゃぁ……3週間ぶりの更新だからねえ」 |
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鳴島
「サイト管理人が、
3週間も更新サボりとは
まったくダメダメですねぇ」 |
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光一
「サボリたくてサボっていたわけではない!」 |
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鳴島
「3週間の間、
ここへ来るたびに更新されていなくて
肩すかしを受けた方がどれだけいると……
サイト管理人失格ですねぇ」 |
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光一
「しょうがないではないか!
PCが壊れてしまったわけだし、
PC購入して色々あって……」 |
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鳴島
「1年前の5〜7月みたいに、
1ヵ月1回更新にならないよう、
今度は気をつけるですよぉ」 |
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光一
「言われなくても分かっている。
というか、
何で君に注意されなくてはならないのか」 |
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鳴島
「…………ところでマスター」 |
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光一
「何かね?」 |
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鳴島
「プレゼントくださいな!」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「早く早く!!」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「マスター?」 |
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光一
「さっき何か言ったかね?」 |
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鳴島
「プレゼントくださいなぁ♪」 |
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光一
「…………は?」 |
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鳴島
「もう…………
何度も言わせないでくださいよぉ。
プレゼント!!」 |
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光一
「何のプレゼント?」 |
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鳴島
「何って……5月10日の?」 |
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光一
「5月10日って君の誕生日?」 |
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鳴島
「はぁ? 何言ってるんですかぁ?
違いますよぉ…………」 |
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光一
「じゃあ何かね?」 |
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鳴島
「いやですねぇ…………
5月10日といえば、
女性にプレゼントする日でしょう!」 |
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光一
「は!?
母の日だろ?
どうしてそんな日になるんだ!」 |
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鳴島
「母の日って
女性にプレゼントする日ですよねぇ?」 |
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光一
「完全に間違っているわけではないが、
それはおかしいだろ…………
“母”の日だぞ…………
君、誰のお母さんなの?」 |
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鳴島
「あー…………そうっか。
結婚してないとダメですかぁ。
面倒くさいなぁ…………」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「じゃあこうしましょう!
マスター…………
母の日だけ結婚してください。
終わったらすぐ別れますから♪」 |
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光一
「君は母の日をなんだと……」 |
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鳴島
「えー…………
プレゼントがもらえる日!!」 |
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光一
「何でそんな事のために、
母の日限定で結婚しないといけないんだ。
まったく………………
第一、プレゼントをもらう日ってわけではないぞ。
母の日は、母親への感謝を表す日であって」 |
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鳴島
「でもぉ、マスターのお母さんだって
『母の日はお金くれればいい』とかぁ、
『今年は免除してやろう』とかぁ……
何かプレゼントしろって強〜く
主張されているじゃないですかぁ?」 |
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光一
「いや…………
あれはどう考えても一般的じゃないだろ……」 |