6/2(木)
酔いどれがぁ……
光一
「ウィ〜。
今帰ったぞーい」鳴島
「あなた!
こんな時間まで
どこ行ってたのよ!!」光一
「あー、
うるせえ!
亭主のやることに、
いちいち口出しすんな!」鳴島
「なによ!
この宿六!
甲斐性なし!!
リコンよリコン!!」光一
「だまれだまれ!
誰のおかげで
メシが食えると
思ってるんだ!?」鳴島
「いやぁ〜!
誰かぁ〜
誰かぁ〜!!」
光一
「…俺が悪かった。
今後は早く帰るようにするよ…
心配かけてごめんな…」鳴島
「いいえ。
私も言いすぎたわ…
ごめんね…」光一
「というわけで、
仲なおりのしるしに、
今夜はヒサビサに…
どうだい?」鳴島
「キャッ
あなたったら♪」光一
「アバンギャルドでいこうぜ
ベイビー」鳴島
「ああんダメよ。
子供が起きちゃうわ!」
光一
「…………うん。
結論として言えるのだが……」鳴島
「私たち2人でやると、
違和感バリバリですね……」光一
「私の好きな
『まほらば』
の3巻から
ネタを持ってきたのだが……
ちょうど私の日記が、
酔っ払いのネタだったし……」鳴島
「なんと言いますかぁ……」光一
「言葉が間延びしない上、
敬語使わない綾香君が、
違和感ありすぎて耐えられない」鳴島
「まあ、
いつもと違った新鮮味があって
面白かったですけどね♪」光一
「まあ、
あんな感じの綾香君……
というか君との会話は
気持ち悪いので、
雇用・被雇用者
の関係以上にはなりたくないね」鳴島
「なんですってぇ!?」光一
「君だって違和感感じたろ?
こんな気持ち悪い会話
毎日できるわけがない」鳴島
「むむむぅ〜!」光一
「はぁ〜。
酔いどれ夫と、
出迎える奥さんの寸劇
やって良かった♪
綾香君との間に
間違い起こそうなんて
絶対に思わなくなったよ♪」鳴島
「……………………」光一
「どうしたね?
綾香君?」鳴島
「この宿六!
甲斐性なし!!
死んじゃえ〜!」光一
「ま、待て!!
宿六とは、
妻が夫に言う言葉であって、
君と私は夫婦でないから、
その表現は間違って……」鳴島
「またそういう事を!!」光一
「だって事実……」
ザスゥ!!
どさっ……
鳴島
「いい加減に、
ちゃんと関係を認めてください!!」光一
「だ、だか……ら……
雇用者……と、
被雇用者の……
関係…いじょ……う…
は何も……な……」鳴島
「!?」
ドスゥ!!
鳴島
「まったくぅ……
余計な自己主張は
激しいんですからぁ」
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