6/5(日)
まったく懲りてないようですねぇ?
鳴島
「マ〜ス〜タ〜!!」光一
「うわぁぁぁ!!
な、なんだね!?」鳴島
「先日の一件……
まったく懲りてなかったんですねぇ?」光一
「な、何のことだね!?」鳴島
「とぼけないでください!
浮気してらっしゃった件ですぅ!」光一
「色々言いたいことはあるが、
まずはその……
手にしている包丁を置きたまえ!」鳴島
「浮気はぁ、
刺さなきゃ治らない……」光一
「いや、
浮気じゃな…………」鳴島
「……………………」光一
「うあぁぁ……
う、浮気でもいい!!
ともかく話を……」鳴島
「マスターが、
浮気していること……
認めるんですねぇ?」光一
「みみみ、認める!!
認めるから、
まずは包丁を置いてくれ」鳴島
「ふみゅ……
まずは一歩前進……」光一
「何か言ったかね?」鳴島
「別にぃ…………」光一
「で、一体…………
人が来るなり、
包丁もって何なのかね?」鳴島
「前回の浮気に懲りずに、
まだあの喫茶店……
通ってたんですかぁ?」光一
「あ、あの……
休憩にいいかな〜……
なんて?」鳴島
「ウチも喫茶店なんですからぁ、
帰ってきて休んだら
いいじゃないですかぁ」光一
「いや、ほら……
職場で休むのは気が引けるから」鳴島
「で!
きみ子さん(仮名)
に会いに行っていたと……」光一
「いや違う!!
今回きみ子さん(仮名)
いなかったしさ♪」鳴島
「で…………
きみ子さん(仮名)以外の女の子
に会いに行ってたんですね?」光一
「あ…………
いや、その…………」鳴島
「……………………」光一
「ひ!?
包丁は置きなさい!!」鳴島
「会いに行ったんですねぇ?」光一
「あ、あぃ…………
は、はい。そうです……」鳴島
「私以外に、
外で2人も女を…………
私だって
身体提供してるのに……」光一
「いやだから…………」鳴島
「浮気ですねぇ?」光一
「う………あ……
はい…………」鳴島
「じゃあ……
恋人の私に、
謝ってください!!」光一
「ええっ!?」鳴島
「……………………」光一
「……………………ッ!!」
ガシャァァァ!!
鳴島
「な、何するんですかぁ!?
は、離して…………」光一
「こ、こんな脅迫で、
人生変えられてたまるか!
包丁さえ奪えば……」鳴島
「くにょー!!
離せー!!
離してぇ!!
痛いですぅ!!」光一
「くそ!!
おとなしくしたまえ!!
その刃物を……」鳴島
「イヤァァァー!!
誰かぁ!!」光一
「私は君の恋人ではない!
だから、浮気でもない!!
ああ、声を上げるな!!」鳴島
「イヤァァァァ!!!!!」
ドス!!
光一
「お…………あ?
あれ?
…………え!?」鳴島
「はあはあはあ…………」光一
「う…………
あれ?
はら……から……血が?」鳴島
「はあはあはあ……
あ、あ…………れ?」
ガシャァァン!!
どさっ……
カランカラン……ゴロゴロ…
鳴島
「あ!?
ま、マスター?
イヤァァァァ!!!!」光一
「……………………」
→続く(かないかも……)
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