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光一
「うーん…………
肩が凝って仕方がないなあ……」 |
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鳴島
「マスターマスター♪
肩お揉みしましょうかぁ?」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「どうしましたかぁ?」 |
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光一
「いや……どういう風の吹きまわしかと……」 |
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鳴島
「え〜?
特に他意はないですよぉ♪」 |
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光一
「その割には目線を逸らしているような……」 |
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鳴島
「気のせい気のせい」 |
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光一
「で、何が狙いかね?」 |
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鳴島
「やですねぇ……何もないですってばぁ」 |
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光一
「本当かねぇ?」 |
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鳴島
「あ、そういえばぁ……
こーんな贈り物がありましたよぉ?」 |
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光一
「…………滅茶苦茶狙いあるではないかね?」 |
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鳴島
「まぁ……賃金上げて欲しいなぁ……
とか思わなくはないですよぉ?」 |
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光一
「前回も言っていたではないか……
しつこいねえ、君も…………」 |
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鳴島
「賃金アップしてくれたっていいのにぃー!」 |
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光一
「まったく……こう何度も騒がれてもうるさいねえ。
賃金アップはしないが…………」 |
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鳴島
「しないが?」 |
チャリーン♪
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光一
「これは僅かだが心ばかりのお礼だ。
とっておきたまえ」 |
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鳴島
「たった5円玉3枚じゃないですかぁ!!」 |
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光一
「よかったね、ボーナスだボーナス!」 |
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鳴島
「むきゅぅぅぅぅ!!
鬼、悪魔!!
このロリコンマスター!」 |
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光一
「ロ……だから私はロリコンじゃない!!」 |
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鳴島
「火の無いところに煙は立たない……ですよぉ。
実際取引先とかで言われているんだから、
そういう気配があるんですよぉ。
彼女さんだって年下ですしねぇ」 |
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光一
「そんな気配ないわ!!
どこをどう考えても冤罪ではないか!!
それに彼女はとっくに成人だ!!」 |
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鳴島
「小学生の女の子にも反応するんでしたっけ?」 |
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光一
「するわけないではないか!!
なーんで子供なんかに欲情せなならんのだ!」 |
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鳴島
「欲情って…………」 |
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光一
「私のストライクゾーンはもっと上だ。
全然ロリコンなんかじゃない。
そもそも、エッチできない年齢の人間に、
欲情しようもないではないかね」 |
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鳴島
「え!?
マスターのストライクゾーンの基準って
エッチできるかどうか!?」 |
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光一
「当たり前ではないか!!
エッチができる歳の女の子=対象。
男として至極当然ではないかね」 |
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鳴島
「威張って言う事かなぁ……」 |
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光一
「まあ、そういう事を考えると……
エッチできる身体になっている娘=対象。
なので、私のストライクゾーンは
16〜25歳でした!!
全然ロリコンじゃない!!」 |
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鳴島
「全然胸を張って言う事じゃないですぅ!」 |
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光一
「というわけで、ロリコンじゃないです。
小中学生は全然対象外!!」 |
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鳴島
「…………マスター、28歳10カ月……
16歳の娘さんは……ロリコンじゃ……」 |
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光一
「『でした』と言っただろう。
私も年齢を重ねたからね……
ストライクゾーンは結構変ったよ」 |
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鳴島
「ふーん…………」 |
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光一
「現在の私のストライクゾーン……
ニャンニャンしても良いねって範囲。
16〜35歳です!!」 |
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鳴島
「上限値が上がっただけじゃないですかぁ!!
下限は完全ロリコンですよぉ!!」 |
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光一
「ロリコン? どこがだね?
16歳といえば、結婚できるんだよ、女の子。
結婚できる歳の娘が対象ならば、
どこがロリコンと言うのかね?
結婚できる歳の娘とナニかする事がロリコン?
そうとでも言うのかね?
そうしたら何かね?
16〜18歳の娘と結婚した男はロリコンかね?」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「江戸時代とかだったら、
15歳どころか……
それ以下の年齢で結婚しているではないか!!
ちなみに私的には15歳以下はロリコンです」 |
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鳴島
「そういう思考しているから、
ロリコンと思われちゃうんですよぉ……」 |
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光一
「だからロリコンじゃないって言ってるだろ!」 |
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鳴島
「やっぱり火の無いところには何とやら……
マスターは立派なロリコンですよぉ」 |
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光一
「私は35歳までストライクゾーンだぞ!
ロリコンだったら幼女にしか手を出さんだろ!」 |
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鳴島
「そもそもがぁ…………
女性を性欲の対象ばかりに見ている時点で……
本当に犯罪起こさないでくださいよぉ?」 |
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光一
「起こしません!!
合意が無ければ私は何もしません!
基本的に紳士なんだ、私は!」 |
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鳴島
「紳士だったら…………
こんな会話成立しないと思いますけどねぇ」 |