9/13(月)

私が立候補!!


どうもぉ、ウェイトレスの鳴島ですぅ♪










今日ですねえ、

マスターの隙を見計らって、

日記をこっそりと見たんですよぉ。

そうしたら……











私のハジメテを捧げてきます!!











ま、マスターのハジメテ!?










さらにですよぉ……











可愛い女の子「きゃ、

光一さんハジメテなんだ♪

純情なんて可愛い♪

むしろ私を奪って(はあと)


なんて考えた人は?
(ただちにメールをください♪ 奪いに参上仕ります)











こ、これって多分……



















私への告白ですよねぇ!!










私を誘ってるんだ♪










キャッ♪

マスターったら、はっきり言えばいいのにぃ♪




















鳴島「ますたぁ〜♪」


光一「なんだ、綾香君。

猫なで声なんて気味の悪い……


って、わぁぁぁぁ!!」


鳴島「立候補しにきましたぁ〜♪」


光一「ちょ、ちょっと待て!!

何の話かわからん!!」


鳴島「ふぇ?

だからぁ……もう、これ以上言わせないでくださいよぉ♪


ア・ナ・タ


光一「うぉぉぉ……


さ、寒気が……



















いいから早く……


服を着たまえ!!


年頃の娘が

裸でうろつくんじゃない!!


鳴島「だぁかぁらぁ、

立候補♪

マスターのハジメテ貰いにきましたぁ♪

あ、私もですよぉ♪ うふぅ♪」


光一「綾香君、勘違いしてない?」


鳴島「ふえ?」


光一「私はね、


















ネットのオフ会が初めてなの!!


















大体、私は初物じゃないぞ?」


鳴島「ううう……










裏切り者ぉ!!

なんで、私だけハジメテなんですかぁ?

マスターもハジメテになれぇ!!


光一「は?

はぁ?

な、何か混乱してないか、綾香君?

ちょっと目が血走っている……」


鳴島「裏切り者には……



をもって償っていただきますぅ……」


光一「いや、別に裏切ってないし。










どうでもいいが……










いつまで私に、

君の裸を見せているつもりかね?


















鳴島「いやぁぁぁぁぁ!!


変態!!


見るなぁぁぁぁ!!」


光一「いや、君が勝手に見せ……


へぶらばぁ!?










ゴスッ!!

……どさっ……


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