9/6(月)
いやあぁぁぁ!!
どうもぉ、ウェイトレスの鳴島ですぅ♪
聞いてくださいよぉ!!
ウチのマスターったらひどいんですよぉ!!
マスターが昔話をするときがありまして、
昔自分の母親に、
を持って帰って怒られた経験があるらしいんですよぉ……
当たり前だと思うんですけどぉ……
鳴島「くすくす、マスターお馬鹿ですぅ♪」
光一「な、なんだって!?」
鳴島「そんなの突きつけられてぇ、
怒らない親なんていませんよぉ」
光一「子供心に誉められると思ったの!!」
鳴島「ぷぷぷ♪」
私がそうして笑っていたらですねぇ、
マスターが店の裏に私を連れ込んで……
鳴島「にゃあああぁぁ!!
へ、へび……」
光一「そうだ、ヘビだ」
鳴島「うにゃあああぁぁ!!」
光一「綾香君。
雇用主の命令だ!!
このヘビを捨ててきなさい!!」
鳴島「い、いやですぅうう!!」
光一「綾香君……
このヘビにお客様が噛まれたらどうするの?」
鳴島「そ、それはぁ……」
光一「ね。
このヘビは駆除しなくてはならない。
私は
雇用主として、
綾香君にコレの駆除を命令します!!」
鳴島「いやですぅうう!!」
光一「黙りなさい!!
ほら、このハンマーでアイツの頭を……
ぐしゃあぁぁ
ぐちゃぐちゃあ!!
って叩きなさい!!
ほら、ハンマー握りなさい……
握れ!!」
鳴島「いやあぁぁぁ!!
もしかして、さっきの根に持ってるんですかぁ?」
光一「口ごたえはいい!!
ほらほら♪」
鳴島「いやあぁぁぁぁ!!」
光一「ぬ、抵抗するのか?
あ、あれ?」
ヒュ!!
ゴスゥゥゥ!!
……ドサッ!!
鳴島「ううううう、ヒグヒグッ……グスッ……
マスター……ひどいですぅ……
あ、あれ?
ま、マスター!?」
光一「……」
鳴島「は、はわあああああ……
ど、どうしましょう……
とりあえず救急車を……」
ヘビ「シュルルルル」
鳴島「きゃああぁぁあ!!」(逃走)
光一「ぐ……救急……車を……
ぐふ!!」